菊池 月曜日の京都ではシンザン記念が行われました、今回はオクノさんと回顧していきます!

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シンザン記念回顧


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<天候・馬場について>

菊池 予報よりも早い時間から雨が降って、早々と稍重発表になりましたが、そこからの降りは弱く発表は稍重のままでした。とは言え、限りなく重馬場に近い稍重発表という感じだったと振り返っていいですかね?

オクノ うん、それで合っていると思います。ずっと雨が降っていて、気持ちが悪い一日でした。馬場発表を見て、稍重?って思いましたし。ゴール後の戸崎騎手に顔は泥んこだったよ(笑)


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<レース展開について>

菊池 バラついたスタートになりました。中でも3番アーモンドアイが2馬身強の出遅れ。2番ファストアプローチも1馬身以上の出遅れと、波乱のスタートになりましたね。

オクノ アーモンドアイはもともとスタートが下手で、過去2戦がすべて出遅れてました。今回は特に悪かったですね。頭を下げたタイミングでゲートが切られてしまいましたので。ファストアプローチもそう上手なほうではないし、そういう馬が隣同士だとこんなスタートになってしまいますよね。

菊池 好スタートを決めたのは11番カシアス、7番ツヅミモンと1番スターリーステージ。その中で、7番ツヅミモンと外から11番カシアスが先頭に立とうというところ、1200mデビューで二の脚が速い4番ベルガドも内から並んで行きました。

菊池 2列目に外から6番ブランモンストル、間に5番マイネルエメ、最内が1番スターリーステージの3頭。

オクノ 経験が少ない馬たちで、また、少頭数だったのでどういう展開になるか分からなかったけど、概ね、理想の位置で競馬ができていたように思います。

菊池 2馬身離れて8番プリュス、9番カフジバンガード。内から徐々に盛り返して2番ファストアプローチ。これらを見ながら後方2番手に3番アーモンドアイ。最後方が10番ヒシコスマー。

オクノ 前走が1200・1400mだったプリュスとベルガドが少し掛かっていた感じでした。それらが抑えたのでテンは結構楽に入りましたね。

菊池 前は2F目から11番カシアスが先頭に立ち、2番手が7番ツヅミモン。前半600m通過は35.7秒。昨年は短距離馬が飛ばしてかなりハイペースになりましたが、今年はゆったりとした流れでしたね。

オクノ ゆったり進んだ割には縦長でしたよね。馬場とレースレベルを考えると、平均ペースより少しだけ遅い流れだったかな。

菊池 この後の4ハロン目が13.3、5ハロン目が12.8と、馬場が渋ったにしてもマイル戦では見られない水準の遅い中盤でした。結果として1000m通過が61.8秒。

オクノ 中盤はまだ一つラップが落ちて、4ハロン目が13.3秒でした。ここで逃げたハナのカシアスと番手のツヅミモンはだいぶ楽をできましたよね。

菊池 前がかなり息を入れたので、4コーナーで馬群は凝縮して直線へ。2番ファストアプローチのデムーロ騎手はラチ沿いにこだわって徐々に前との差を詰めました。3番アーモンドアイは前との差を詰めながらも後方2番手のまま外に出して直線へ。

オクノ 前が止まってないのに、アーモンドアイは4コーナーから直線に向いたあたりで凄い脚で前に取りつきました。一方のファストアプローチは、馬場と位置取りを考えたら、インのまま進めるしかなかったですよね、結果として。

菊池 4コーナーから仕掛けて前の2頭が後続とのリードを広げます。流れ的にも完全に前残り決着で然るべきところ。そんな中、唯一大外から伸びてきたのが3番アーモンドアイでした。

オクノ アーモンドアイの残り400→200Mのラップを測ってみたいね。凄かったんじゃないですか。

菊池 一旦、前に出た7番ツヅミモンを差し返すように11番カシアスが抵抗。その2頭を離れた外から一気に差し切った3番アーモンドアイ。結局2着争いは7番ツヅミモンが制して、牝馬のワン・ツーでした。


<結果を受けて…>

0108シンザン記念結果

菊池 勝ち時計は1分37秒1。アーモンドアイがダントツで最速の34.4秒で差し切りましたが、流れとしてはスローの前残り決着でしたね。

オクノ この馬場ですからね。アーモンドアイ自身のラストは11.3ぐらい? 34.4秒とはなってるけど、残り2ハロンから1ハロンのラップは相当速かったでしょうね。

菊池 では、上位馬を振り返りましょう。

アーモンドアイ

菊池 フェアリーSには登録せず、こちらに一本勝負でした。3か月ぶりで輸送を挟んでのマイナス2キロ。仕上がりは良好だったと見ていいでしょうか。

オクノ もう一つデキを上げてきていました。数字上は2kgだけど、体幹がよりしっかりしていて、歩様に安定感がでてましたよね。

菊池 賞金加算はもちろん、輸送を経験したことも大きかったですね。国枝厩舎なので、桜花賞前は栗東滞在という可能性も?

オクノ 最近は栗東留学も見られないですよね。外厩があるので。次はどこを使うか…。外厩から桜花賞の流れを考えると、クイーンCが一番良さそうですけどね。

菊池 レースそのものは凡戦でしたが、この馬だけは非凡な才能を発揮した、そんなレース内容として振り返っていいでしょうか。ただし、出遅れ癖は気になる材料ですね。

オクノ 癖があるほうが可愛げがあっていいですよね(笑)。スタミナもあって切れる脚もある。ラッキーライラックもいい馬ですけど、今のところはこの馬が最も高いパフォーマンスを披露したと言えるでしょう。

ツヅミモン

菊池 中山で新馬を勝って2走目。牝馬ながら540キロの巨漢馬です。

オクノ お母さんがカタマチボタンなんですよね。ダイワスカーレットやウォッカと戦ってきた。シンボリクリスエス→ストロングリターンと、ダンスインザダーク→カタマチボタンの仔って考えると、大きくなりそうだなぁとはおもうけど、まさか540kgまで成長するとは(笑)

菊池 好スタートから2番手でスンナリ。レースセンスの良い馬ですね。

オクノ 体は大きいけど、ピシっとしていて、運動神経はかなり良いですね。腹袋もしっかりとあるから、使い詰めできそうで、脚元さえ丈夫なら、今後は相当稼いでくれそう。

菊池 この馬も賞金加算に成功して、トライアルには余裕を持って出走できますね。母系の早熟性が良い方に出ていて、トライアルまではチャンスのある1頭と考えたいです。

カシアス

菊池 朝日杯FSから+2キロ。寒い時期ですが、引き続き良い状態をキープしていると見ていいでしょうか。

オクノ 緩さはなかったですね。距離適性がなかったというだけで。

菊池 じわっと外から先頭に立って超スローの逃げ。函館2歳Sの勝ち馬ですが、マイル戦でここまでの競馬ができるのは立派ですね。57キロですが、浜中騎手も上手く克服したという印象。

オクノ ちゃんと力を発揮できる形でレースに出してきて、無駄のない競馬で3着を確保。立派でしょう。

菊池 ただし、今回の競馬に再現性があるかというと微妙な印象です。今回、マイルへの距離延長に対応したことから阪神のアーリントンCや中山のNZTあたりが目標となりそうですが、次もこう上手くいくかというと?

その他

菊池 4着はファストアプローチ。道悪になったのは良かったと思うのですが、スピードで劣る印象があっただけに出遅れては厳しいですね。内枠だったのでリカバリーできましたが、デムーロ騎手が出遅れてしまったという面もあり…。

オクノ ファストアプローチは何というか、現代競馬っぽいつくりをしてないのが気になりますよね。日本の競馬にあってないというか。父ドーンアプローチがガリレオの系統で、速い馬場よりも、時計が掛かる欧州競馬のほうがあっているのでしょう。日本なら、ダートに回ったほうが活躍するかもしれませんね。

菊池 カフジバンガードは5着。この馬も道悪になって少し誤魔化しが利いたと思いますが、本質は中距離の方が良さそうな…。

オクノ バランスの問題ですよね。中距離が良いとも思わないし、マイルがベストとも思わない。1400っぽくもないしなぁ。難しタイプですね。

菊池 アーモンドアイは強い競馬を見せましたが、その他は次に繋がるかと言うと?

<次走巻き返し警戒馬>

<オクノ> 
・なし

<菊池> 
・ファストアプローチ
…やはりマイルは忙しい印象。距離延長でスムースに先行できそうな組合せなら。

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菊池 では、今回の回顧はここまでです。今週は京成杯と日経新春杯を京介さんと、愛知杯はオクノさんと展望していきます。よろしくお願いします。