金子京介・菊池グリグリの重賞回顧トーク・東京新聞杯編

菊池 日曜は東京新聞杯が行われました。こちらの回顧をしていきましょう。








東京新聞杯2020回顧



展望トークはコチラ
https://regimag.jp/blog/kyo_guri/view/detail/entry/317424

<当日の馬場状態について>

200209東京新聞杯馬場

菊池 1回東京の2週目でした。お天気は良く土日ともに良馬場。引き続き良いコンディションでしたね。

京介 それでも先週と比べて明らかに寒いな、とは実感していたよ。なかなか強い横風が吹くし、地面が凍っているのかと思うほど。立ってて本当に靴底が冷たかった
・。建物の馬場側は、返し馬を見る時にいつも日が照り付けて日光がまぶしいなと思っているんだけど、先週は暖かさを感じられたのに、今週は同じ日なたでもずっと寒かったからなあ。だいぶ乾燥しやすい状況だったと思うよ。

菊池 芝は展開次第で馬場の半ばからの差しも届いており、フラットだったと見て良いでしょうか。内を通れるに越したことはないですが、弱い馬が残れるほどの内有利でもない、という印象で。

京介 これまで雨の開催もないし、馬場の内の綻びもあまり見られない。ただ、パトロールビデオで見ると、向正面から3コーナーは馬群が通ると土煙が上がるようだね。土日ともに含水率は15%以上あると馬場情報では出ているけれど、定期的に水撒きしていないとすぐ乾燥してしまうようだね。そういう気候でもあったし。

京介 そして直線は、結構全面的に荒れてきている。時計もそこまで強烈に速いというほどじゃなかった。見た目は確かに少し剥げていて、馬場の変わり目っぽいよね。でも、騎手も馬場の悪い内を避けて大外を狙おうとする動きは出てきているんだけど、まだ外回しロスよりも内を突いた方が上位に来れている。メインレースで外目の枠から内に潜り込んで好走した、シャドウディーヴァとクリノガウディーはその成功例だったと思う。


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<根岸ステークス・パドックについて>

菊池 フルゲート16頭立てでした。パドック全体の印象としてはいかがでしたか?

京介 可もなく不可もなく、というタイプが多かったかな。微妙に冬毛が残っている馬も多かったし、近走スランプの馬が巻き返しそうな雰囲気は全く感じなかった。勢いある馬は、どれも素直に良いと思ったよ。

菊池 1・2番人気は実績で見劣る2頭でしたが、この2頭はデキの良さが目立った印象で。

京介 レッドヴェイロンもヴァンドギャルドも、後肢の捌きがしっかりしていて背中のラインも十分に緊張感があった。この2頭が両方コケるメンバーだとは到底思えなかったよ。

200209-09

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菊池 レイエンダは蹄の補正がありましたが、パドックが日陰になると見えにくいグレーの新エクイロックスでしたね。

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京介 レイエンダはずっと蹄の状態が良くならないね…。この特殊な補正はずっとしているもので、前脚を突っ張って歩く歩様も変わらず。皮膚が薄くて馬体だけはずっと良く見せているんだけど…。この馬は何とも言えない。

<レース展開について>

京介 東京芝1600mのスタートは、スタンドから遠い2コーナー奥。赤旗が振られてすぐに奇数枠がゲートに入り始めて、全体でもほとんど待ってない。最後までスムーズな入りで、30秒ほどで残り1頭。最後ドーヴァーが入って開くまでで48秒ぐらい。

スタート

菊池 概ね揃ったスタートの中、2番ヴァンドギャルドが伸び上がるようなスタートで出遅れました。対照的に絶好のスタートは13番クリノガウディー。

200209東京新聞杯01

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京介 珍しく全体ではキレイに揃ったよね。スタートで煽ってしまったヴァンドギャルド1頭だけが2馬身遅れという、致命的な出遅れになってしまった。「1頭だけ」というのが本当に不利。挽回して割って入っていける馬群の隙間もすぐなくなるしね。

菊池 まずは内から3番モルフェオルフェですが、お隣の4番クルーガーも好スタートから勢いを付けて一旦は前に出るほど。そして3枠2頭もダッシュが良く並んで行きます。

200209東京新聞杯03

京介 レイエンダが丸山騎手でポンと行けるなんて思っていなかったから、この時は正直やられたと思ったなあ。比較的折り合いもすぐについたし。

2F目~4コーナー

菊池 2F目あたりから3番モルフェオルフェが前に出て、2番手に4番クルーガー。そして6番レイエンダ。

京介 クルーガーにこんな良い行き脚があるとは思っていなかった。別に掛かってもいなかったし、フットワークのリズムも問題なかったね。レイエンダも納得ずくの3番手に見えた。

菊池 5番サトノアーサーと続いた後、絶好のスタートから内の馬たちをやり過ごして13番クリノガウディーがいつの間にかラチ沿いをゲットしていました。

200209東京新聞杯04

京介 この捌きは見事だったし、横山典弘騎手の目線では「かなり内側が有利」と考えていないと、ここまで強引な運びはしない。先ほども触れたけど、見事な立ち回りだったよ。

京介 サトノアーサーはちょっと折り合い重点だったか。少し行きたがる様子はあった。

菊池 6番手内に1番プリモシーンがいて、7番ケイデンスコールがその外。2馬身ほど開いて外から11番キャンベルジュニアと8番スウィングビート。2番ヴァンドギャルドは空いていた内を浮上して3コーナー手前で中団付近まで追い上げて来ていました。

200209東京新聞杯05

京介 プリモシーンもケイデンスコールも、出遅れ不安なタイプだったけれど、内枠を引いたうえで好スタートを決めてこの位置。相対的に、内枠の馬が前目をだいぶ埋めているから、外枠各馬はだいぶポジション争いで後手を踏んでいることになるね。

菊池 中団より後ろの位置に9番レッドヴェイロンがいて、この後ろの内に12番シャドウディーヴァ。

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京介 レッドヴェイロンは折り合いをつけてスンナリ運んでいるうちに、内枠の馬があれよあれよと隊列を埋めてしまった、という感じに見えた。促すのをサボっていたわけではないんだけど、この馬の中枠からの追走性能はこの程度なのかな。

菊池 そして後方4頭が10番ロワアブソリュー・14番ゴールドサーベラス・16番ドーヴァー・15番ケイアイノーテック。

京介 ケイアイノーテックは全然工夫がなかったけど、そもそもの行き脚もこんなものなのかな。馬場の外に出して良いタイプだし、追走はだいぶ慎重だった。

菊池 600m通過は34秒7、800mが46秒3ですが、3番モルフェオルフェが一頭だけ飛ばしている流れで、離れた2番手は1秒以上後ろ。モルフェオルフェ以外はスローペースで流れたと見ていいでしょうね。

200209東京新聞杯07

京介 そうだね。モルフェオルフェは3コーナー通過きっかけにしてスパートを開始。急激にペースを上げたわけではなく、ラップを見ての通り「ペースダウンしなかった」という流れだった。自分も、モルフェオルフェが逃げ粘るならこのパターンだと思っていたから納得している。2番手以下の組は、おそらく中間ラップ通過が12秒0かちょっと掛かったか、ぐらいでしょう。

直線入り口~ゴール

菊池 馬群は縦長のまま直線へ。直線に向くと一気に差が詰まってきて、残り400mあたりでは2番手にいた4番クルーガーと6番レイエンダが並びかけてきます。そして、内を狙っていたのが13番クリノガウディーと横山典騎手。

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京介 モルフェオルフェは結局最下位。4コーナーでちょっと外へ張っていたかな?最後のカーブを通過したとたんに、フットワークが小さくなってパタッと止まってしまった。そんなに左回りだと勝手が違うの?とびっくりしたよ。

菊池 坂を待たずに失速したモルフェオルフェをよそに、4番クルーガーと6番レイエンダが先頭へ。直後から13番クリノガウディー。馬場中央からは5番サトノアーサーと1番プリモシーン。さらにその外に7番ケイデンスコール。

京介 隊列もちょっと縦に伸びていたし、坂下で早くも先団の馬が内か外かの選択をして、坂を上る前に馬群が開いたんだよね。そして東京新聞杯は、過去のレースを見返しても早いタイミングでこういうバラけ方をしやすい。そのうえで、内枠の馬でも馬群に詰まりにくいところがある。

京介 先団が早くも馬場の外に持ち出せたりしているのなら、外を回る馬は最内を突くか、さらに大外へ行かなければならない。2桁枠番の大半は大外を回って伸びあぐねていた。逆にプリモシーンは、ちょっとモタつきはあったけれども上手いこと馬群を捌いていたね。ケイデンスコールは、ここまでうまく運べているし坂上からは地力勝負なんだけれども…。

200209東京新聞杯09

菊池 残り200mでは5~6頭が横一線になりましたが、その中からは最内を突いた13番クリノガウディーが先頭に立つ勢い。そして、外から1番プリモシーン。直後まで迫って来ていた12番シャドウディーヴァの脚色が良くて、外からは2番ヴァンドギャルドも追い込んで来ますが、ちょっと前が遠い。

京介 クリノガウディーは思った以上に脚色がいい。一瞬はやられたと思ったほど。ヴァンドギャルドは真横を通っているシャドウディーヴァに脚色で見劣りしているし、坂上ではプリモシーンの後ろからもっと外へ行こうとしているんだよね。その判断その捌きは遅いよ…。

200209東京新聞杯10

菊池 最後は横一戦の中から1番プリモシーンがグイッと出て、地力を示すような差し切り。迫った12番シャドウディーヴァは惜しい2着。13番クリノガウディーが3着でした。

京介 プリモシーンは牝馬で56kgだよ?斤量不利なのが明らかな場面で、ここでもう一歩出られる脚力があるのが凄いと思ったね。明確に復活したと言い切れる内容だった。

200209東京新聞杯11


<結果を受けて…>

200209東京新聞杯結果

菊池 勝ち時計は1分33秒0。過去10年では5番目のタイムでした。前日の節分S(3勝クラス)が1分33秒5だったので、32秒台決着かと思いきや、そこまで速くならず。人気薄の逃げ馬を放置して、実質はスローの上がり勝負だったというまとめでいいでしょうか。

京介 そうだね。逃げ馬が速いラップを刻んではいたものの、あんなに簡単に止まってしまうとは。あれは追いかけていた2番手の馬も迷惑だよね。事実上のレース上がりはクルーガーのラスト3F34秒3からちょい速いぐらい、と考えたい。

京介 先行しているクルーガーとサトノアーサーを、決め手勝負で間に合わせた馬が何頭いたのか、という決着に置き換えてもいい。結果的に馬群の外を回った馬は、スローの上がり勝負での差しそびれだね。レッドヴェイロンはほんと何してたんだ…。複数の凡ミスがあったんじゃないかと思ってしまう。

菊池 大混戦で上位は僅差のレースとなりましたが、56キロ(牡馬換算58キロ)のプリモシーンが地力を示す結果でしたね。

京介 それは間違いないね。上位馬は鞍上のファインプレイ、速すぎはしない馬場など、いくつか好材料があったと思う。だけどプリモシーンが勝つのは、内枠引いたからと片付けられない部分がある。

菊池 では、上位馬を振り返りましょう。


プリモシーン

菊池 8キロ増で504キロでした。二人引きでちょっとチャカチャカしてはいましたが、気合い乗りの範疇でしたね。パドックの印象としてはいかがでしたか?

200209-01-03g

京介 ここ2走も良い造りで出てきての大敗だったから、何とも信用しにくい所があったよね。そして今回、現場で見ても映像で見返しても、キレキレの部分が戻ったというほど強烈な印象は感じなかったよ。まずまず良いな、というぐらい。ピークに合わせるべきレースは、もちろんずっと先だけれどもね。

京介 この馬はどんなローテーションでもある程度の仕上がりに持ち込めるのが強みではある。しかし正直、条件もやや悪いしベストのデキでもないし、勝ちきれるとは思わなかったなあ。

菊池 レースはラチ沿いの好位を確保して、直線で外に出して差し切り。M.デムーロ騎手も冷静できれいなレースでしたね。

京介 確かに、道中揉まれに揉まれて、いち早く良いルートを取りに行かなきゃ、と急ぐような展開でなかったのは幸いだよね。プリモシーンは本来、左回りの直線長いコースが得意で、エンジンを暖めつつ急がない仕掛けができた時に走れる馬。モルフェオルフェが無駄に頑張ったことは、プラスに働いたと言えると思う。

菊池 昨秋のスランプからあっさり復活。2月の東京開催が始まって、ノーザンF天栄も調子が出て来たでしょうか。

京介 そうなんだよなあ。中山開催は有力どころの放牧帰りがイマイチだった印象が強いけれど、東京開催になって他のレースでも下級条件戦でも、天栄帰りの馬が激走するシーンが増えてきたように思う。

シャドウディーヴァ

菊池 4キロ減で470キロでした。冬の牝馬らしく少し冬毛がかっていて、ジャッジが難しいですね。

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京介 腹構えも寂しいタイプで、明らかな斜尻だし、筋肉量も少ない。のちのち、こういうかなり細いタイプが走りやすい状況だったと知ったけれども、飛びつくほどいい出来には見えなかったね。

菊池 道中は中団よりも後ろからでしたが、岩田騎手らしいコーナー区間で上手く内を通ってポジションを上げていくところがありましたね。

京介 岩田騎手はディープインパクトの牝馬の成績がいい方だけれども、こういったひ弱で華奢な馬の扱いがずいぶん上手だとは思う。序盤ゆっくり入って、コーナー周りもロスなし。直線の立ち上がりの反応も、かなりビビッドだった。

菊池 マイルが良いタイプでもないように思いますが、中距離馬が力を出しやすいスローの流れになったこと。そして、やはり東京でこそのタイプと見るべきでしょうか。

京介 オークス6着秋華賞4着の馬だし、単純に基礎的な地力があると考えるべきなんだろうね。G3あたりのレースでは、コントラチェックの方が単勝では売られやすいけれど、「G3レベルでも地味に走る」というタイプの評価を下げ過ぎないようにしたいかな。

京介 あとは、この開催の芝質が結構細身の馬に有利だったことも大きいよね。

菊池 マイルで好走したのは良いけれど、ヴィクトリアマイルがこういう流れになるかどうかは逃げ先行馬の揃い加減によりますね。府中牝馬Sではまず買わないといけないな、という印象は強くなりましたが。

京介 あ~確かに。かなりスロー質になりやすいレースで、こういうタイプがふと巻き返すパターンには注意したいよね。

クリノガウディー

菊池 8キロ増で496キロでした。状態面は良さそうでしたね。

200209-13

京介 肌艶はいつも悪いので、それは気にしなくてもいいんだけれど、脚腫れが変わらなかった割に歩様の勢いはあったね。腰ブレもマシになっていたかな。

菊池 スタートは抜群で、先行馬をやり過ごしたあとにスッと内へ。横山典騎手らしいさすがのコース取りだったと思います。

京介 外枠のままだとこのスタートを生かせず、工夫もなく中団追走をして、直線まぎれて…ぐらいの競馬しか考えられない。この馬だけが抜群のスタートを決められたというのと、斜行ギリギリのルートで迷いなく内を取りに行ったのが、大ファインプレイだったね。

京介 逆に言えば、東京新聞杯の内枠の馬は、普通のスタートでこれぐらいのアドバンテージをもらえるものと考えた方がいい。

菊池 差されたのはキレ負けといったところでしたね。この馬にとっては、もう少し流れるか馬場が悪ければ…という感じでしょうね。追い切りはいつも一生懸命走って状態は安定しているので、とにかく時計と上がりタイム次第という印象です。

京介 今回のような、1分33秒台決着でもキレのなさを感じるぐらいだものね。確かに、もうちょっと時計が掛かる馬場、少なくてもプリモシーンが好走しにくくなるぐらい悪化した方がいい。

その他

菊池 4着はサトノアーサー。田辺騎手は「もう少し絞って欲しかった」とまで言及したようで。10キロ増が少し重かったようです。

200209-05

京介 気配は確かにそこまで良くはなかったな…。レイエンダを交わすところまでの競馬ぶりは完璧なんだけれども、追い比べで負けたのはその差が出たかな。

菊池 5着クルーガーは見せ場たっぷりでした。人気はなかったですが、フォーリー騎手、見せてくれましたね。やはり重賞でマークが薄れると怖い。

京介 フォーリー騎手はこんな馬で前に行けないだろ、と感じるような鈍足馬でも、フッと先行させているのが凄い。直線も一旦レイエンダに交わされそうな態勢になってから、坂上でグイグイ盛り返している。東京コースの力の入れ所がわかっている追い方。これで僅差だからねえ。

菊池 ヴァンドギャルドは6着でした。福永騎手は「両隣が牝馬でソワソワして…」というのを出遅れの原因に挙げたそうです。

京介 いやそんな…。あれだけスタートの自信がある福永騎手がねえ。そんなものが敗因なわけがないと思うよ。ただ、他の馬がスタートで全く問題なかったし、1頭だけ出遅れたので、内枠のアドバンテージが一瞬で消滅したのが大きな敗因ではある。地力足らずではないと思うので、改めて。

菊池 レッドヴェイロンは9着。良いところがなかったですね。

京介 これは本当におかしい。追走から推進力をそもそも感じなかったし、4コーナーを出る所であんなに後ろにいるのもどうなっているのかと思う。2走前も頭数的には一応後方だから、このメンバーだと1桁通過順で行けるわけがないと見抜くべきだったか。

京介 でも馬体的にはかなり良く見せる馬だから、「これぐらいの相手でまるで通用しない」というのが正直驚きだったんだよ。そもそも既に重賞で、G1で足りている馬だからね。

菊池 結果的には牝馬のワンツーとなりました。

京介 この開催が、というのもあるけど乾燥し過ぎで馬場がだいぶ硬くなっていたんじゃないか。それでパワー要らず、筋肉量が邪魔になる馬場状況だったのは大きいよね。

京介 それでも56kgを背負う牝馬が勝つのは、20年に1度ぐらいのイレギュラーだと思っていたからびっくりだよ。

菊池 流れが緩むと速い上がりを使える中距離馬が好走する、という点は今後も注意したいところです。

<教訓まとめ>

・時期的な問題もあって、だいぶ乾燥しやすい。そして結局位置取り寄りも瞬発力性能を問われやすい。なんだかんだで、ディープインパクト産駒やハーツクライ産駒が有利になりやすいシーズンなのかもしれない。今週も条件戦から細身の馬の活躍が目立っていた。

・今年は外枠の馬が連対したものの、細かくレースを見直すと一切コースロスをしないで騎乗した内容が目を惹いたし、毎年道中ラチ沿いを進む馬の後半有利が目立つ。他のレースと比べても、内枠の有利が顕著と言えるレースで、この傾向は雨でも降らないと変わりにくい。

・内枠もかなり大事な要素だが、実は牝馬の連対率もそこそこ高いレース。牡馬の場合は乗り込んでも仕上げのピークがなかなか上がらない、逆に牝馬は間に合うという差もあると思う。


<次走巻き返し警戒馬>

<京介>
・レッドヴェイロン
…今週の東京馬場が特殊過ぎたのか?東京コース得意な血統とはいえ、結構馬体の幅があって筋肉質なタイプ。標準的な馬場になればあっさり巻き返すと思うが。

<菊池>
・ケイアイノーテック
…馬の状態は良いけれど、今回は道中最後方でどうやっても出番のない展開。次走はダービー卿CTとのことなので、今の東京より状況は向くはず。ハンデ57.5キロ以下なら狙ってみたい一頭です。

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菊池 では、今回の回顧はここまでです。次の週末はクイーンCと共同通信杯を京介さんと、京都記念はオクノさんと展望します。よろしくお願いします。