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京介

京介&菊池グリグリの「マイルCS回顧!」

菊池:今週は仕事の都合で日曜日は競馬に行けず!さらに、京介先生も競馬終了後に別のお仕事!ということで、日曜日の夜に連絡をとりあっての回顧です!

~~マイルCS~~

京介:「当日の馬場状態を読んで、それに乗っかれる馬を選ぶべき。前日段階で悩んでも限界がある」みたいなことを週中に菊池くんが言ってたけど、その通りだったと思う。

菊池:あざっす!それでも結果を出すのは難しいっちゃ難しかったですが(笑)

京介:府中のパドックに掛かりきりだと、とても京都の状況を調べる時間なんてない。今日は新潟の福島記念もケアしていたし…これからも、こういった全馬の能力が拮抗してるG1は多くなるので、現場派は、他の人と連携を取って情報もらうやり方も考えるべきかなぁと。

菊池:それは面白いやり方ですねぇ。何かこう、電話やメールよりも簡単に、連絡を取り合うツールが出来たら可能かもしれませんね!今で言うと、スカイプがそれに近いのかな??とはいえ、今日はガッツリ在宅で競馬をしてみて思ったのですが、ガチンコ予想は改めてありがたいですね!

京介:そう、こっちからは発信してるから、ソチラからも情報を下さいってことよ!

菊池:あ、そうか!もらうばっかりでスミマセン!既に情報発信としてはやっているんですが、何かもっとこう、新しい方法で、各地の競馬をお互いに情報を共有してやりくりするってのは面白いですね!

京介:悩んだ要因としては、やっぱり当日の馬場状態だよね。

菊池:どうやったか分からないけど、悪天候・荒れ馬場にも関わらず、日曜日の芝戦は内を通った馬の好走が目立ちました。しが利かない状況で、内枠の先行馬同士の決着も。終日、パワータイプの好走が目立った様に、力の要る馬場状況が続いたことは確か。

京介:日曜日は、ダート戦が続き、馬場状態を参考に出来るレースがなかなかなくてやきもきしたねぇ。直前の10R、芝1400mの準オープン戦が、1分23秒4で決着。しかも掲示板上位4頭が1~5番枠。普段の良馬場の京都は、1分21秒半ばなので、これはかなり遅い。おまけに、相当内枠が有利な状況。

菊池:縦の流れで見ていないと、この状況って掴めませんもんね。もっと言えば、内枠は来てたけど、『思いの外、内が伸びてる』ことの理由は見ていても説明付けまでは出来ませんもん。
   
京介:内有利は当日しっかり見れていないと対応出来ないね。フィフスペトルを拾えた人たちは、在宅観戦の人が多かったんじゃないかな。
   
菊池:そうですね。ちなみに、当日の馬場以外の話をすると…例年通り、複数の路線から馬が集まったが、スワンS組が極端に結果出ず。
 
京介:近年、スワンS好走馬が不調ということもあるけど、スワンS時と今日とでは、馬場状況が違い過ぎたこともあるからね。

菊池:それから、予想にも書いたんですけど、マイル路線はやる度に勝ち馬・人気馬がコロコロ変わっている状況。1・2人気馬は安田記念時に9・12人気だった馬たち。近走結果云々に左右され過ぎず、毎回その瞬間での状況が向いている馬が勝っているので、そういう馬を拾おうと…それで、馬場+池添でエイシンアポロンに◎を打ちました。

京介:でも、フィフスペトルは拾えなかったと…

菊池:そのあたりも含め、上位馬から個々で振り返りましょう(泪)

【 エイシンアポロン 】
菊池:何と言っても馬場が向きましたね!ジャイアンツコーズウェイ産駒全般、重巧いイメージもありますが。

京介:1分33秒9の決着時計は、マイルCSとしてはかなり遅い方。これはこの馬にとって、非常に大きかった。また、とにかく枠順が当たった。毎日王冠は完敗という見立てだったが、あれは良馬場の瞬発力勝負。確かに、この馬にそれを求めても仕方ない。ちゃんとした重馬場なら、この馬に分があると考えることは事前に可能だったなぁ。

菊池:休み明けで転厩初戦の毎日王冠でも、天皇賞2着ダークシャドウ、安田記念勝ちリアルインパクトに僅差とポテンシャルを見せていましたもんね。

京介:前日時点でフラットに並べてみた場合、やや人気し過ぎの印象が大きかった。それだけ直前の追い切り内容が評価されていたのか、あるいは京都をキチンと見ている人には内有利が知れ渡っていたのか。

菊池:オッズに振り回され過ぎるのは良くないですね。最近は、上手い人がドンドン増えていますから、ある種ではオッズに乗るっていう柔軟性も必要だと思います。

菊池:その他では、このタイミングで、今年大舞台で乗れている池添騎手に乗り替わり!もちろん、田辺騎手がダメという意味ではなくて、ですけど、人馬共に運が向いていた感があったかなと。

【 フィフスペトル 】
京介:さすがにトラックバイアスの恩恵が大きいでしょう。前日にいろいろ分かってない時点で、この馬を拾うのは難しい。

菊池:デキが良いのは分かっていたけど、フルゲートでのマイルCSの1枠は3着までの印象で、連までは考えにくかったです…僕は在宅でしたが、内枠来てるな~と思ったけど、この馬ではなく、京都&重巧者のダノンヨーヨーに目が行って、当日2-5のワイドは買いましたが…

京介:調教はまとめていたとしても、前日に拾うのなら、京成杯AHよりもさらにグンと上向いている、と感じ取れる情報が欲しかった。

菊池:週中の展望トークでオクノさんがこの馬の中間の過程を褒めてましたね! 最終結論でも○評価で、調教内容の変化等熱く語ってくれてました! 展望トークでその話題を振っておきながら押さえていない自分を責める、です(汗)。

京介:そうだね、うっかり忘れてたわ…。ただ俺的にはこの馬は京成杯AHのときのほうが良かったという見立てだったからねぇ。直前の追い切りは他にもいい馬が複数いただけに、前日の状況でこの馬を掴むのは難しかったなぁ。

菊池:僕は、デキが良いのと、今回穴っぽいのは感じていたんだけど、拾う馬が多すぎて印が回らなかったというのが、正直な感想。この馬に打つあたりの印はミッキードリームやダノンヨーヨーに回してしまい…。
   
京介:他場現場派の俺は完敗で、拾えた人がエライ!ってことだなぁ。

菊池:まぁ、それについては今後のやり方を考えましょう!(笑) にしても、忘れた頃のノリさん2着。あっ!これもオクノさんが予想コラム内で言ってたなぁ(汗)。 当日は、芝レースに全く乗っていなかったのに、馬場を完璧に読み切っていた乗り方だったのには改めて驚きました。

【 サプレザ 】
菊池:3年連続で、3・4・3着とコンスタントに好走しましたね!

京介:今回もそれなりに強さを見せた…やはり日本の馬場への適性は高いね。

菊池:内有利状況で、唯一外枠から好走した様に、地力は上位。この馬に複数回負けた馬は、今後もマイルG1路線で馬券にならないのかも??とも思いましたが…

京介:まぁ、それはともかくとして…円高の影響もあって、厩舎がかなり本気。一度日本のレースに適性を見せた、海外馬のリピーターはかなり仕上げがまとも。海外の結果の序列で、イモータルヴァースの方が人気したが、日本のレースを過去に好走した方を上に考えるべきとは思ったね。

菊池:2週連続で海外馬が馬券になったので、JCの人気にも影響がありそうですね!

【 ダノンヨーヨー 】
菊池:重巧者・京都巧者で一応印をまわして、狙ってみました。北村友一騎手は10Rを内枠の馬で勝っており、馬場が見えていて、この馬でも好位につけていましたね。

京介:追い出す前後でモタれる馬だが、北村友一騎手が相当上手く導いた。馬場の外へ持ち出すよりも、ラチの方がいいのかも。

菊池:今後もこの条件だけ買ってれば良いキャラかも。典型的な、得意範囲の狭いダンスインザダーク産駒??っていう感じ。絶好調だった去年の富士Sは勝ったが、状態抜きで買えるのはやっぱり京都かなと。

【 リアルインパクト 】
京介:スタート後からの推移を見ていると、枠の内外格差がかなり大きく影響した印象。

菊池:いつもより一列後ろの位置取りでしたね。多少は馬場を気にしたんでしょうか?

京介:京都にしては珍しく、日曜日はサンデー系が不調だったからねぇ。この馬がそこまで気にしたかは乗り手のコメントをチェックするとして、重得意のタイプにかなり傾いた状況だったことは確か。

菊池:母系・兄を思えば馬場は気にしないかと思いましたが…

京介:オークス・ダービーの時に話した気がするけど、ディープ産駒は重がダメだよね…

菊池:そう言えば…そうでしたね。直線も脚を使ってはいるが、元々そんなに決め手があるキャラじゃない。結果、ジリジリ伸びて流れ込んだ様な格好。週中に、初の京都以外にはマイナスポイント少ないと事前に言っていたが、やっぱり、東京でしか勝ってない馬で、そもそもまだ2勝馬です。

京介:安田記念は恵まれた結果だとは思わないけど、ピッタリ状況がハマらないと勝てない馬だということは、確かにもう一度考え直すべきかもね。

菊池:あとは、G1なのにテン乗りだったことでしょうか?京都ということで、ベリー騎手から福永騎手に乗り替わりにしたと思いますが、結果的にその采配がハマらずということではないかと。

【 マルセリ―ナ 】
菊池:後方から直線だけの競馬で、広く開いた内に突っ込んだが…。展開待ちの競馬をして、それなりの結果ということですよね。今後も京都・マイルあたりが適性の中心として見ていけば良さそう。

【 イモータルヴァース 】
菊池:ゲート悪く後手後手の競馬でしたね。

京介:スミヨン騎手が馬場見用の、馬を回してもらえて無かったのもきつかったかも。

菊池:馬場状況が向いてこの結果なら、来年以降来たとしても、”日本の競馬に適性が無い”で片付けて良いのでは?スノーフェアリーが勝った後だったから、人気面でも盛り上がったが、結局欧州馬はどんなに強くても、日本の競馬に適性が無い馬の方が多いわけで…。

京介:サプレザのところで言ったけど、適性見せてる馬を上に取った方が確かかなと。この馬の方が人気したのは、可能性に賭けての馬券だからね。この馬に◎でハズれた人は、その回顧でいいだろうし。

菊池:自分の反省としては…無視する予定だったのが、雨が降ったからと印を回したのは浅はかだったかなと…。中途半端をしました。

【 リディル 】
菊池:珍しく出負けし、それに慌てた小牧騎手が手綱を押したら馬が掛かってしまった。これでほぼ終了だった感じ。外枠からあれだけチグハグな競馬では勝てない…。

京介:高速スピード決着(内枠)で強い競馬→今回はタフな重馬場で大外枠。舞台に立たせてもらえなかった、と言うぐらい不利だったのでは。  

菊池:ちなみにマイルCSは、1枠と8枠が不振なレース。枠・天気と、運が向いたエイシンアポロンとは対照的に、この馬はどちらも不運な方に向いてしまいましたね。

あと、ちょっと気になったんですが、ボルトが入った馬で、G1勝つのはやっぱり厳しいんですかね?

京介:個人的にはボルト云々は関係ない、と言いたいんだけれども…。『順調維持』程度ではG1は勝てないということもあるかも。メンバー中一番の絶好調でないと。

菊池:個人的には好きな馬なので、また違う状況で応援したいです。昔で言う、スギノハヤカゼみたいにならなきゃいいけど…。(G1勝てるかも的なタイミングでいつも苦手な雨に祟られていた)

【 グランプリボス 】
菊池:道中最後方から、直線に賭ける競馬も、大して伸びず…でしたね。展望で京介さんが言った様に、精神面が途切れた可能性が高いか。復調には時間掛かるパターンでしょう。

~~~~

菊池:とまぁ、こんな感じです。
エイシンアポロン→フィフスペトルという結果からも、この路線は今後もまだ混戦が続きそうですね。

京介:その都度、条件が向いた馬を探すという気持ちを軸に予想していけば、結果が出るっていうことかな。あと、重ね重ね、他場の競馬は仲間と連携を取りながら…。クラブケイバだよね!

菊池:おぉ~!上手くまとまりました!
ただネガティブコメント出してるだけじゃなかったか!(笑)

~~さーて、来週は?~~

菊池:いよいよJCですね…外国馬の取捨、日本馬の状態…
   
京介:ここ2週は赤木さんの舞台でしたが、今週は俺の番だと。

菊池:ガチンコ予想でお願いしますよ!

京介:いや、いつもガチンコなんだけど。

菊池:そうでした!!いつも以上にガチンコでお願いします!!展望トークも熱く厚く行きましょう!!


おもろ競馬人(けいばびと)「菊池グリグリ」のプロフィール
シンボリルドルフ三冠の年に生まれる(メリーナイス世代)。20歳で芸人デビューするが、2年後に相方が失踪しドロップアウト。現在は、放送作家業も修行中。

JBC特別企画 JCBレディスクラシック-スプリント-クラシックの展望

※11月1日(火)の会話です。 jbc
オクノ>
JBCの展望ですね。どのような方向でやりますか…
京介>
天気→ディスタフ→スプリント→クラシックかな
オクノ>
そうねw
京介>
一応今週の真ん中の天気は晴れるようです。
京介>
ただ、凄い寒そう。。
オクノ>
あー寒いの?
京介>
夜8時は10度切るねえ、これは
オクノ>
本当に?そんな寒いの?
オクノ>
ダートの具合はどんな感じだった?
京介>
今日のメインがA3のダート1200mだったんだけども、1分12秒前半。勝ち馬が中団から差してきて、上がりが37秒2。
オクノ>
そのクラスでこのタイムなら平均レベルってとこかな。
京介>
1番人気2番人気馬と接戦だったっていうのが、いい例ですね。その標準的なところかな
オクノ>
OKです。レディスクラシックの有力どころから見ていきましょう。
京介>
レディスプレリュード上位馬がそっくりそのまま出ていますね。それで斤量ルールが少し変わる。
オクノ>
定量になるのか。
京介>
けど今回は、G1扱いでラヴェリータとミラクルレジェンドが軽くなる。
オクノ>
これはかなり有利。ラヴェリータの2kg減るのって大きすぎるね。
京介>
レディス組で負けてて、当時軽かった馬はもう無理ですね。着差的に完敗なのに。エーシンクールディは完敗ではないです、少し抵抗してたけども…。
京介>
ミラクルレジェンドとラヴェリータは、過去にも大井で接戦してて、コース実績十分+能力上位。同路線馬は無理と決めつけちゃってイイと思います。
オクノ>
そうねるよねぇ。
京介>
別路線を探すと、ウェディングフジコ、一度南部杯使ったブラボーデイジー、あとパールシャドウですかね。
オクノ>
それら中央勢をどう処理するか、か。
京介>
パールシャドウは、前回はよろけて出負け→2100mを向こう正面大捲り大成功。だけども52kg。出遅れする馬が距離短縮になるし、あんま捲れるコースでもないのでねえ。
オクノ>
パールシャドウは馬体的には通用しそう?
京介>
馬体はオープンの牡馬ダート馬と比べるとハッキリ劣るけど、牝馬だとまだわからん…というぐらい。けど厳しいかなー。
オクノ>
そうかぁ。ってことはもう上位3頭+1頭だけ見ておけばいいって感じかな。ミラクル、ラヴェリータ、エーシン+ブラボー。
京介>
個人的には、ブラボーデイジーかウェディングフジコの復活っぽいものに期待したいけど。
京介>
ミラクルレジェンドとラヴェリータは外せないなあ…。IDMっぽいのを出したら2頭ダントツだろうから。
オクノ>
吉田豊騎手はテン乗りだね。
京介>
吉田豊騎手は…ウェディングフジコね。
オクノ>
ダートではいいところまで来るけど、勝ってない。良くて3着という見方かな。乗り方次第?
京介>
吉田豊騎手の大井とか…確かに過去に乗ってないなあそもそも。騎手の事冷静に考えると、やっぱり馬だけでもそもそもやや劣るのに…ってなっちゃいますね
オクノ>
ブラボーデイジーは前走(南部杯)で少し気にした馬。買い目にも入れたと思う。前走のパドックではどうだった?
京介>
明らかに太い…6歳牝馬だからなかなか変わらないんですよね。特にローテが短いとね。
オクノ>
なるほど。たしかにもう一絞りほしいねぇ。
京介>
でも、考えようによっちゃ、レディスプレリュードがブラボーデイジーは休み明けで560kg台。そこから短い期間で叩いて、厳しい競馬も経験して、距離延長で向かえる。これホント、型通り良くなればって所ですね。
オクノ>
前走が実質連闘。そこから休ませずに乗り込んでるから、力をだせる形に作りこんでくるとはおもうよ。当日の馬体重が540k台だったら。
京介>
あとは、カラフルデイズが斤量2㎏減だけども…これは力不足かなと片付けていいかも。この時期の成長は考えといてもいいけど確率低いかな。
オクノ>
いや、もうミラクルレジェンド、ラヴェリータ、ブラボーデイジーでいいんじゃないかな。
京介>
奥野さんは、前予想的に可能性高いのはブラボーデイジーでしょっていう派なんですね
オクノ>
勝つまでは?だけど、2,3着ならって感じ。ラヴェリータがイマイチ頼りないときがあるから。
京介>
じゃあここまでで一旦終わりますか、
京介>
スプリントに行きましょう。
オクノ>
オーロマイスターがこっちにまわってくるとは。向こうは出られなかったのかぁ。スプリントのほうが可能性は高くなるとの判断かな
京介>
得意じゃない1800で3着奪えないのなら、こっちが可能性あると踏んだんでしょう
京介>
大井でやるJBCスプリントは、当然その前哨戦の東京盃の価値が高まります。ただし、今年は別路線馬が全て豪華に見えるのがポイントですね。昨年のJBCスプリント覇者のサマーウインドがいるし、芝からダートに初めて回ってきたダッシャーゴーゴー、あとセレスハントとオーロマイスター…。
京介>
さすがにスーニも誰かに負けちゃうでしょーと事前の考えでは思っちゃいますね。
オクノ>
ここはちょっと難しそう。
京介>
地方馬が中央勢とやる時には、1分10秒台を出されるっていう非常に高いハードルがあるんですよね。大井出自の馬がどうしても敵わないのは、その単純スピード能力です。1分10秒5を出せた馬が勝ちます、けど1分10秒8や9だと4~5頭は出せる。大井所属馬はさらにその下なんですね。
オクノ>
サマーウインドは、実績はあるけど、非社台で庄野厩舎なら、初戦から仕上がっているとは思えない。入厩してからの乗り込み量は結構すごいけどね。11月1日もそこそこ速いところをやっているので、まだ太めが残っているのかも。
京介>
あと、東京盃は先行勢総崩れでもおかしくないペースでした。1番手のブリーズフレイバーが、総タイム-上がりタイムで計算するとテン34.2。2番手のラブミーチャンは同じく計算して34.3。
オクノ>
セイクリムズンが56Kしんどくなる流れ、プラス1200のスピードが必要だったってことで、ラブミーチャンは相当レベルが高かったってことになるんだけど。。。54Kだったとはいえ。
京介>
だけど、昨年のサマーウインドが制した2010年の東京盃は、サマーウインドのテン3Fは33.5秒なんですよ。
オクノ>
テンの絶対速度が違いすぎるわ。全体時計も速いね。
京介>
そうそう、あの力を素直に出せるデキであればね。
オクノ>
スーニは昨年よりも良くなっているのは間違いないでしょ?
京介>
スーニは多分4走前ぐらいから行きなり変わったんじゃないかなと思います。ぎくしゃく歩いてた時期があったんですけど、それが取れて柔らかくなってきたのがパドック的な変化かな。
オクノ>
なるほど。57Kで走れるのも昨年ぶりかぁ。昨年は船橋で1000m。今年は大井で1200m。
京介>
まあ、いい材料ではあります。ま、1分10秒台半ばで走れる武器があるかどうかですよ
オクノ>
そこだけだね。
京介>
テン3Fは33秒台で行けるとか、後半の上がりが35秒台出るとか、どっちかが絶対必要ですね。
オクノ>
うん。あとは、サマーウインドが仕上がっていないにしろ、行き脚ついてその流れでテンは速くなるだろうから、流れ的にはスーニに向くんじゃない?セレスも流れがあうとおもうけど。
京介>
それは考えてます、ラブミーチャンがいつも行ってどこまでの競馬しかしないんでそう言うキャラが内枠に密集してますからね。なので、やっぱりセレスハントが穴かな。前回の59㎏背負って上がり36.0っていうのが指数換算すれば相当優秀でしょ。
オクノ>
セレスは流れが速くなっても終いがしっかり出る。持続性能が特にしっかりしてるね。
京介>
あとは、揉まれないダッシャーゴーゴーが意外にいいかも…とケア必要って思ってます。オーロマイスターは短距離走るにはガッチリし過ぎ、と今は判断してますね。
オクノ>
マイル前後がやはりベストか。
京介>
筋肉付け過ぎててスピードが出ない。飛節の折りも深い馬ですし。
オクノ>
ま、そんなところかな。セレス頭ありきの予想で。スーニ、ラブミー、ダッシャーが相手。サマーは仕上がり次第。仕上げ次第でセイクもいれる。※セイクリムズンは10/30で坂路1番時計(5F49.7秒)を出していました
京介>
個人的にはラブミーチャンの前走からの上がり目はないと思ってるんですよ。サマーウインドが混じるのが何よりキツイし、1分10秒台の壁が分厚いと。斤量も増える。
オクノ>
1着候補としてスーニ、セレス。2着候補にダッシャー、セイク、サマーウインド。
オクノ>
OK。じゃあメイン。
京介>
エスポワールシチーがいなくなってしまったのが寂しいですねー
オクノ>
もうここは、馬連1倍台でしょ。予想する気にもなれないな(笑
京介>
予想するならどっちが勝つか、、、ですかねえ
オクノ>
フィールドは酒井騎手では勝負気配を感じないなぁ。
京介>
3着で十分ですけどね。あと3着可能なのは…ボンネビルレコードとテラザクラウドか。テラザクラウドはかなり強くなってます。この馬南関クラシックに乗り損ねたぐらい成長遅れてたんですけど、ここ4戦の記録が全部いいんですよね。前回も強かった。スローがあるとしても、2400m走って上がり37秒フラット近い脚を出せるのは南関じゃあなかなか出ない。もちろん、前走のままだと中央馬との高速記録勝負になる以上、まだまだキツイですけど。
オクノ>
ということは、トランセンドとスマートファルコン、どっちが勝つか?ってことと、3着候補として、シビル、フィールド、テラザのこの3頭?
京介>
ボンネビルは腰が甘くなってて、かつ、絞れないんですよ。さらに左前脚の球節の腫れ方が結構深刻な状態。
オクノ>
トランセンドとスマートファルコン、どっちが勝つか。
オクノ>
ここを決めてしまいましょう。
京介>
自分はトランセンドを推したいな~。スマートファルコンの帝王賞とか東京大賞典とか、確かに強過ぎなんだけど、相手はフリオーソですからねえ。
京介>
トランセンドだったらスマートファルコンに並べてもいいはず。あとは、フェブラリー辺りが凡戦でも、今年になってのドバイ→南部杯でパフォーマンスをアップさせた安田隆行厩舎の手腕ですね
オクノ>
うん。ただ、このままだとスマートファルコンの流れをつくられるのは間違いないでしょ。
京介>
スマートファルコンの内の枠にトランセンドが入ったのが大きい。スタート芝が下手なだけで、トランセンドはダートのダッシュ力ピカイチですからね。
オクノ>
トランセンド、行くかもね。ハナを主張すればかなり面白い。そうしないと、2000mで相手のペースなれば苦しむよ。
京介>
相手の強みを少しでも殺ぐために、ここは主張するべきでしょう。スマートファルコンと路線分けせずここに出て来たのは勝つためですからね。その気になればジャパンカップダート連覇目指して、おとなしく済み分けしても良かったんですから。
オクノ>
そうだね。それは言える。
京介>
というわけで、自分は◎トランセンド○スマートファルコンを主張しますね。
オクノ>
よし!じゃあ、トランセンド→スマートファルコン→3着候補
京介>
それで押して行きたい所です。
オクノ>
あと言っておきたいことがあれば。
京介>
現地に行く人は寒さ対策をしましょう、あるいは電波が入らなくなるケアも必要。あと、JBC2頭出し以上は必ず勝負してるので、ちゃんと見直すこと。そこらへんかな。
オクノ>
はい、じゃあ当日はJCダートに向けて現場でちゃんと馬を見てきてね。ちゃんと作業を終わらせてから。。。
京介>
きついなぁ・・・。まぁがんばりますけど。直前情報とかやらないてもいいよね。
オクノ>
はいはい、やりたいって顔に書いてあるよ(笑)。
京介>
これ、チャットだから顔みえないでしょうが・・・ 木曜は無理よ
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菊池グリグリ&京介の「南部杯回顧」

東京競馬場のみで行なわれたWIN5。そこで京介が大暴れ!恩恵に与ったのは彼だけ?? 詳しくはこちら

菊池:3日間開催だったので、我々には一週間が1日短いです!
   ということで、ちょっと日程を変更して南部杯の興奮も冷めやらぬ、
   12Rのさらに後…13R(府中の居酒屋)で回顧です!
   
京介:菊池くん、南部杯の最後の直線は叫びまくってたね~

菊池:ツイッターでも呟きましたが、ダノンカモンが素晴らしかったと。
   そんで、今日しかないかと勝負しまして…力が入りました。
   出来れば、勝って欲しかったんですけどねぇ…

京介:(店員さんに)キウイサワー1つ!

菊池:聞いてねぇし!!

~~マイルCS南部杯回顧~~

菊池:トランセンドはそんなにスムーズな競馬を出来ていませんでしたよね。

京介:勝利騎手インタビューで藤田騎手も言っていた様に、休み明けの影響もあったかもね。
   スタート直後は押して押してようやく番手。道中も流れは速かったし、結構しんどい競馬をしてるね。

菊池:パトロールを見ると、ダノンカモンは右に左にという部分があるんですが、
   (というか、大体の馬は直線目一杯追われたらそうなる)
   トランセンドはずっと真っすぐに走っていましたね。
   あれには驚きました。厳しく鍛えられている証拠かなと。

京介:速い時計の出る軽い馬場とは言え、1.34.8は優秀な時計でしょう。
   先週の展望トークで唯一心配していた時計面の不安もアッサリ対応したね。

菊池:道中もペースが速かったしね。

京介:4角で有力馬が先団に殺到して、全体に仕掛けが早めの厳しい競馬だったね。
   
菊池:では、個々の話をしていきましょう。

【 トランセンド 】
菊池:あらかた話しましたけど…付けたしあれば。

京介:個人的な回顧としては、あの馬体を良しとして理解しなければいけないなと。
   トランセンド特有の薄さ・重心の高いバランスだとかね。

菊池:ヴァ―ミリアンやカネヒキリなどを思えば、分かりやすい良い馬とは
   ちょっとタイプの違う馬体ですもんね。

京介:そうね。今回は、太めなく仕上がりは良かったと思う。
   順調なら、次走も逆らいにくいかな。
   ただし、芝スタートには引き続き不安を残したね。
   来年のフェブラリーSで内枠に入る様なことがあればその時は…

【 ダノンカモン 】
菊池:今まで見た中では、最高と言える状態でしたね。

京介:馬に成長を感じたね。その点は、さすが池江泰寿厩舎だわ。
   
菊池:時計も大幅に詰めていますし、最後までトランセンドに良く抵抗しましたね。

京介:緩い流れの方がダメで、ハイラップの底力勝負でパフォーマンスを
   上げるタイプだと改めて証明された感じはするね。

菊池:今回はメイチの勝負をかけていただけに、
次走は少し慎重に見極める必要がありそうですね。かなりの激走でしたから。

【 シルクフォーチュン 】
京介:ちょっとパドックではあまり気にしてなかったわ。
   と言うのも、東京マイルで良いタイプとも思えず、早めに見切っちゃったんだよね。

菊池:僕は、一頭別の競馬だから3着はあるだろうと、それもあまり深く考えずに
   買い目に入れていました。

京介:そうだね、今回は展開によるところが大きかったね。
   脚抜きの良い馬場も合うタイプだと思うし。

菊池:ちゃんとゲートを出たことと、マイルに対応したことは大きな収穫だったと思います。

【 エスポワールシチー 】
菊池:パドックで見て思ったのは、ピーク時のデキには無いなと…

京介:そうだね。感覚の話になってしまうけど、小さく・薄く見えたね。
   良かった頃と比べると。

菊池:代打騎乗だった松岡騎手も出来る限りのことはやってくれてたと思います。
   衰えと解釈するほかないかなと・・・

【 ランフォルセ 】

京介:目一杯仕上げてきているとは思うんだけど、やっぱりあの大きな骨瘤がね…

菊池:右前にある特大骨瘤ですね。
 
京介:そう。あれはもう、教科書に載せても良いレベル。
   やっぱり、G1の高速決着で好走するには脚元がキレイであることは、
   とても重要なことなんだと再認識したよ。

【 オーロマイスター 】
菊池:デキはそれなりに良かったとは思いましたが…

京介:若い頃の様に、速い時計に対応出来る馬体じゃなくなってるのかな。
   筋肉を付け過ぎていることも原因の一つだと思う。
   もうちょっと違うシーンなら見直せるかとも思うけどね。

~~~~
菊池:この後もJBC・JCDと続くダートG1路線。
   南部杯が東京での開催だったことで、より面白くなると思います!
   次も頑張りましょう!


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グリグリ


「菊池グリグリ◎」のプロフィール
1984年長野県生まれ。シンボリルドルフ三冠の年に生まれる。
競馬好きの父の影響で、ナリタブライアン三冠の年から
毎週競馬中継を観戦するようになり、特に馬見予想に凝るようになる。
18歳で上京し、お笑い芸人を志すがディープインパクト三冠の翌年に相方が逸走。

現在は、放送作家業の傍ら、競馬ライターとしても活動。
最近は、コース・騎手・厩舎・血統などの分析から導き出す、「こういうことってよくあるよね」を
データ化した、「本命あるある」・「穴馬あるある」の予想法を研究中。

中山パドック担当京介より 今日の馬場傾向

今日もカラッとした快晴です。先週ほど蒸し暑くはなく、涼しい風が吹いてます。
馬場の方はそれほど風の影響はなさそうです。今日は乾燥したままでしょう。

芝:
内側が良さそうで、先週と同じくやや内枠優勢。
推定上がり上位の馬がまとめて来れる馬場のようで、逃げ馬は目標になりやすいよう。
今日はデータ重視かも。

ダート:
馬場は乾いててパワーが必要。
体格のある馬が優位の馬格比べになってるようで、少なくとも480kg以上の数字がある馬でないと不利に見える。
先週と同じく外枠優勢で大トビタイプ向き。

菊池グリグリ◎の 「夏競馬開幕週の雑感トーク」

菊池:今週も奥野さんが大阪出張中ということで、京介さん!
   2人で頑張って回顧しちゃいましょう!
   
京介:いや~、何かややこしい開幕週だったけど、バッチリ追いついたっていう
   気持ちはあるし、2週目はバッチリ合わせて決めるよ!

菊池:まず最初のトピックとしては、今週から始まった2歳戦!
   3場で計6Rの新馬戦がありましたね!

京介:新馬戦に関しては、言いたい事があるよ!
   と、言うのもシンプルで、ブリーズアップセール出身馬が
   いきなりから活躍したよね~。これは、今週末以降もしばらくは注目したい。
     
菊池:なるほど!確かに、日曜中山の5Rでは、1・2着馬がともに
   ブリーズアップセール出身の馬。土曜函館の5Rを勝った
   ダームドゥラックもですね!

京介:そうそう。すぐ走らせる為に調教されてた馬が、
   素質馬を蹴散らしたっていうパターンだね。次週もちゃんとチェックしながら、
   新馬戦の馬券に活かしたいと思ってる。

菊池:なるほど~。
   他では、2段階降級馬が強いとかもありましたけど、それは当り前なので割愛。
   中山の競馬を見ていると、ダートは高速馬場でしたね。

京介:まぁ先週に関しては、雨の影響だと思うよ。
   そのあたりは、また週末の天気を見ての判断になるね。
   それよりも芝はヘンテコな傾向だったね。

菊池:外差しが決まったり逃げ切りが決まったりと、開幕週の中山らしからぬ印象。
   基本、内枠・先行馬に絞ればOKっていうのがオーソドックスな中山の
   開幕週ですもんね~。


京介:内側がパンパンじゃないっていうのが大きいよね。
   外回りで外差しが決まっていたから、
   もしかすると内回りとの合流になる3角より手前が悪いのかも。
   ここはしっかりと確認したいところだね。

菊池:なるほど!外回りで差しが決まって、内回りでいつも通りの中山っぽい
   逃げ・先行有利が発生していたのはそういうことか!

京介:可能性としては、そんな感じかな!
   一応、2週目のアイディアとしては、内回りの逃げ・先行をキッチリ買うってこと。
   やっぱり内回りは、1800以上の距離で行われることもあって、
   スローの展開になりやすいから内・先行有利。

菊池:おまけに、道中の内の荒れ方がマシという説もある。
   荒れ馬場だとスタミナ消耗しやすいですもんね。

京介:そして、外回りは外差しがバンバン決まってた。
   実は、日曜最終レースに大きなヒントがあったと思う。

菊池:と、言うのは?2着に追い込んできたダノンシュナップスですか?

京介:そうそう。
   終始外を回す内容の競馬をした、大跳びの追い込み馬。
   普段の中山開幕週なら、まず来ない。


菊池:確かに。腰も甘い馬ですし、直線の急坂は明らかにマイナスっぽいのですが…

京介:勝ったダイヤモンドアスクにしてもそうだよね。
   スタート決めてたのに4角で下げて、外に出していた。
   それでいて、直線は手応え十分に抜け出してきたからね。

菊池:なるほど!
   滅多に起こらない「開幕週外差し馬場」にはヒミツも多そうですね!
   勉強になりました!


京介: 仮説だから、どこまで通じるかやらとは思うけどね。
   
菊池:では、今週末も頑張りましょう!

※宝塚記念展望トークへ続く!


おもろ競馬人(けいばびと)「菊池グリグリ◎」のプロフィール
シンボリルドルフ三冠の年に生まれる。(メリーナイス世代)
20歳で芸人デビューするが、2年後に相方が失踪しドロップアウト。
現在は、放送作家業も修行中。


【前日予想特別版】阪神11R フィリーズレビュー予想

【阪神11R フィリーズレビュー G2 芝1400m】

◎9.フォーエバーマーク
○1.マイネショコラーデ
▲7.カフェヒミコ
注14.スピードリッパー
△2.アイアムアクトレス

関西のダート勝ち上がった馬なんて正直知らんがな…ってところなので、能力比較をベースにした予想は非常に困難。
フィリーズレビューはダートチックな馬が走りやすいとか、ピッチ走法が明らかにいいとか本番に絶対通用しないタイプを選べとかいろいろあるんですが、そりゃ全馬の適性分析が正確で阪神1400mのツボちゃんとわかってたらの話なので…。
そう言うのは他の人に任せて、もうちょっと大まかに構図捉える予想だけにしておきます。

さて、阪神JFの結果と言えば、牡馬混合の2歳オープンクラスで牡馬顔負けのレースをした馬がそのまま通用し、牝馬限定のヌルい流れを勝ったからと言って役には立たなかったという結果でした。
ちょっと今年の牝馬は牡馬よりも強いんじゃないか、レヴディソールはとっととダービー挑戦宣言しろなんて話も出るくらいですから、最低限牡馬相手に厳しさで上回る水準じゃないと牝馬限定戦で上に立てない、上回りさえすれば端的にアドバンテージが大きいという観点はあります。
牡馬のそこそこレベル高い所で勝った牝馬は単純に牝馬限定戦なら買い、と言う基準点を作っときます。

それなら、調教で非常に良い動きを見せたこともありますが、クロッカスSで1分21秒0と、ここ10年間のクロッカスS&フィリーズレビューで最速の時計を出したフォーエバーマークのスピード能力を信頼します。
ちゃんと調べたら、クロッカスSで過去最速だったばかりではなく、ラインクラフトの1分21秒2よりも速いんですねこれ。
東京の前残り馬場どんだけだよとレース直後は思ってましたが…。これは端的にスピード能力を見直さなければいけないですね。
そこで完璧に負かしたスギノエンデバーが次走ファルコンSで通用するわけですし、これは単なる逃げ馬とは違う評価でないといけない水準です。
1分21秒台に持ち込めればせいぜい付いて来れるのは片手で数えられる程度というところでしょう。それをどこまで振り切れるかという話では。

相手は、今年のロージズインメイ産駒の1番手とか一時期言われてたマイネショコラーデとカフェヒミコ。
どちらも牡馬顔負けの体つきしている馬で、フィリーズレビューに適性見せるスピード馬ならこう言うタイプでは。
スピードリッパーは、見せた能力から素直に。同じファルブラヴ産駒が作るペースに上手く乗っかれればといったところ。

フレンチカクタスは、馬の出来自体は良いと思うんですが、時計の速い馬場・レースを未経験。
ひいらぎ賞は牡馬相手とは言え、かなりレベルの低いメンバーでしたし…。
ドナウブルーは、馬体や素質ばかり評価されて1400m適性が疎か。ディープインパクト産駒自体が阪神開催に替わると全く走ってませんし、そもそもドナウブルー自体大した馬に思えません。
展開予想図で最後方にいる馬なんて、このスピードレースでは不利に決まってるでしょう。

(金子京介)

【前日予想特別版】阪神11R ファルコンS予想 -京介-

  今回の大震災、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます、そしてお亡くなりになった方々には謹んでご冥福をお祈りいたします。。。
  しかし、スポーツ興行関連で自重ムードが重くなる中、真っ先に開催の声を挙げたJRAの勇気ある決断、大いに拍手したいと思います。西日本から率先して日本の沈滞ムードを打破する流れを作ってもらいたいですし、まずその先鞭になるイベントを競馬が担って欲しいという思いもあります。自分が寄与出来る仕事は僅かではありますが、本業で日本を勇気づける力となれればと願わずにはいられません。


【阪神11R ファルコンS G3 芝1200m】

◎11.テイエムオオタカ
○2.アフリカンハンター
▲9.シゲルソウサイ
注16.アフォード


 昨年9月の中山・阪神から始まった中央4場にて、2歳戦~明け3歳戦の芝1400m以下の短距離1勝クラス(つまり、ローカル開催を除いてます)は、逃げ先行馬の独壇場なんですよね。
 500万下から区切っても先行馬圧倒的有利のデータが出るのに、オープン以上だとさらに極端な傾向が出ます。
 カンナSのピュアオパール&ききょうSのオースミイージーのダブル逃げ切りから始まり、クリスマスSのラテアート、紅梅Sのモアグレイス、クロッカスSのフォーエバーマーク全てが逃げ切り。
 唯一京王杯2歳Sが先行馬+差し馬の決着でしたが、これも人気薄の逃げ馬(今回出走しているテイエムオオタカ)が3着に残しましたからね。
 そのテイエムオオタカも2番手では勝てないタイプですし、他にもスギノエンデバーやピュアオパールなんかも同様。差して勝つ脚はなく、逃げてダレるのみ。

 つまり現実問題、開催が進むことによるトラックバイアス影響を受ける度合いの大きいローカル開催以外では、典型短距離ラップを差して勝てるほどに強い馬がいないってことです。
 そういう背景が今回のように「逃げ・2番手の馬の能力値がトップランク」と言う相手関係になる、という事情と重なると…そりゃどう考えても前残り間違いないですね。
 それらのどうしようもない力関係を覆す可能性も、ダート馬にしかないという。
 これらを単純化すれば、「明らかな逃げ馬」を選ぶか、「ダート馬に賭けるか」という選択しかありません。

 石栗厩舎の馬ですが、ここは遠征2度目、展開図見てもエーシンヒットマンがいなくなったことで逃げ濃厚、藤田騎手手替わりのテイエムオオタカに期待。
 スタートは今までもずっと確かですし、本来の高い位置取りさえ取れれば重賞レベルでも直線で沈んでません。馬柱見るとテン争い激しそうに見えるメンバーですが、それで見比べてもある程度テンで優位な上に、坂越えに耐えられる先行馬と言う計算が出来る強みはあるでしょう。

 そしてここ最近の3歳戦重賞のトレンドとして、内側から順に有力馬を選ぶとします。
 アフリカンハンターは調教もマシな方でしたし、ここ最近かなり乗れている武豊騎手の内枠。アーリントンカップでもダート馬を見事に操りましたし、ある程度芝もこなせるぐらいなら何とかできていいです。
 シゲルソウサイは、芝の2戦はマイルなので、1200mに距離短縮するなら頑張れてもいいはず。今年のファルコンSはダート馬でもやれていい阪神開催なので。
 アフォードは、前走見せた内容で力上位扱い。大外枠になったのは確かに痛恨ですが、これはまともな短距離馬です。

 芝で頭打ちになってる馬には今更期待しない、と言うポジションから入りましょう。

(金子 京介)

京介の重賞調教チェック!「シンザン記念」

【シンザン記念】

アドマイヤサガス
併せ馬の右側。前脚内掻き気味になってきて怪しい感もするが、追い出しで放した後が素晴らしい。
腰がきちんとハマって、一蹴り入れる度に体がグイグイ進む。重心移動にセンスがあって進み方が上手い。
フットワークの精度では引き続き上位と考えて良さそうだ。調子も維持している。A→、○

ヴィジャイ
3頭併せの大外。手応えが抜群に良いというわけではないが、それなりに惰性に乗って最後ジリジリと先着。
後肢の膝があまり軽く持ち上がらず、全体に浮力不足なので、長い手足を上手く生かせてない。前脚の捌きも適当。
現状まだ精度が低く、いろいろと勿体ぶった動きが目立つ。
こういうサボり癖あるタイプにこの鞍上強化は要注意ではあるが。B

オルフェーヴル
併せ馬の内側。若干前脚内掻き。左手前に替えた後、少し姿勢よろけて体勢が斜めのままに。
連続運動が続く分で相手よりも勢いが付き、ジリジリとではあるがちゃんと突き離した。
正対がキチンと取れず、左手前は右に、右手前は左に傾く傾向があって、微調整が必要なよう。
首を深く下げて体を前に押す動きは出来ているが、手前替えるたびに減速が入る。
走りの形はいいがいい脚一瞬の傾向になりそう。B

ギリギリヒーロー
併せ馬の左側。前脚振り出す走り。普通に引っ張ってる状態ですらヨレそうになっていて、追い出すとさらに右にキレる。
後肢の曲がりも目立ち、着地が甘い。姿勢保持の精度が北海道当時よりも下がっている。
ハミを離すタイミングが掴めず、制御しっぱなしで何とか真っ直ぐ走る状態。
推進力も甘い方で、これでは勝負にならない。C↓

シゲルシャチョウ
単走。なかなか中盤でハミを咥えないようだが、それでもフットワークの連携良く最後まで姿勢変わらずに進んでいる。
手先の力が強い馬ではないが、重心バランスが元々良さそうだ。非力感があっても懐作れて案外減速がない。前脚も軽い。
強い相手がいなければ軽いスピードでそこそこ浮上しそう。仕上がりも良く、自分の力は出せるはず。B

シゲルソウサイ
ほぼ単走。併せ馬になっておらず単独で走ってたようなもの。前脚がに股だが案外姿勢良くまともな姿勢をしている。
四肢短そう。あまりバネがいいタイプの走りでもないのだが、腰がかなり強そう。少しの横ズレも即立て直している。
どうしても前が弱いので決め手では劣るが、見せ場だけなら作りそう。B

シャイニーホーク
併せ馬の右側。右前脚の膝に何か白いパッチ?蹴りの威力が併走馬より遥かに上で、完歩ごとにグイグイ突き離す形。
とにかく後駆がいい。肢が長くてバネが十分効いて、ストロークも大きくて速さがある。
どうしても前肢がブレブレでおかしな軌道で回ってくるので、着地が適当すぎて勢いを殺すのとで相殺。
追い比べになると相当失速してしまう。せっかく素質はあるのにかなり乗り難しいはず。B+

ツルマルレオン
併せ馬の左側。持ったままというよりモタれてるためか全く追えない様子。それでもバランス保ってる分こちらが先着。
前脚弓脚で、掻き込むたびに鞍上がバランス取るのに非常に苦労していて、一歩ごとにブレる弱みがあるよう。
素直に操作できない所から不利があり、強く追っても前脚が地面を噛まないのでロスも大きい。B-

トキノゲンジ
単走。ずっと鞍上の手が動いているが、前脚の内掻き極端で四肢の着地も相当不安定。しょっちゅうフラフラしている。
地面をキチンと掴めてないので姿勢保持がままならず、まともにエンジンが掛からない。C

ドナウブルー
併せ馬の右側。併走馬もそれなりに手応えが良いが、こちらの方が若干惰性が効いて体勢有利での先着。
前脚がに股気味、両後肢は窄んでいる。後駆両足で同時に着地して前脚もバラフライのように掻いて進む感。
見た目にあまりバランス良くは見えない。体の使い方は上手い方だが、右腕だけ弱いのではないか。
正直、何がそこまで褒められるのか良く分からない。B-

ドリームバロン
単走。前脚振り出す大トビ。直線追い出している時の上下動が激しすぎる。
胴ではなく腰ですら後駆の蹴りを受け止めきれておらず、毎回グラグラしていて鞍上が追っても噛み合ってない。
全体で見て筋肉も硬い傾向があり、これは距離が持たないタイプなのでは。C

ヒカリトリトン
単走。前脚がに股。ずっと頭が浮き上がっていて軸も斜め。片足走り。
力点がズレていて着地をキチンと行えず、力がこもってなくて手先だけの走り。これではキツイ。C

マーベラスカイザー
単走。前脚振り出す走り。すぐ頭が浮き上がるようだが、前走よりは若干バランスはマシになってる。
後肢の着地が不正確で、体を突っ張らないと上に体が持ち上がらないようなので、前方に向けての重心移動が出来ない。
引き続き精度は低い状態と考える。C→

マルセリーナ
併せ馬の内側。結構強めに追って、手応え同じぐらいの併走馬相手に最後まで抵抗して先着ほぼ同体勢。
前脚の掻き込み深く、後肢の折りも深い形なのに、回転数で十分フォローできていて首使いも間に合う。
腰がきちんと効いているのがいい。四肢に少しばかり曲がりがあっても、基礎が良さそうな印象。
スピード勝負は微妙だが、混戦になってかなり渋太い。B+、○

レッドデイヴィス
単走。前掻きがチョコチョコで後肢が外に跳ねてしまう。
回転数でカバーしているものの、前掻きを大きく作れず省略でフォローしてるので動きが縮こまる。
本来もっと馬力があるはずの馬だと思うが、軸が中途半端で体を使いきる所まで行ってない。
前回よりも状態悪いのでは?C

ワイズリー
3頭併せの大外。雁行状態で4角を回って敢えて追わずだが、1頭手応えの良い馬になかなか追いつけない形での劣勢で終了だった。
鞍上の腰も引けてて膝も閉じておらず、キチンとした形で追ってないのでほぼ流した程度の形。
前肢も後肢も捌いている角度が良く、後肢は膝もクッと戻ってバネのいい蹴りができている。
重心位置が良く、姿勢もブレてない。ただ手先のバネがこれだけ良くて、あまり推進力を作れてない印象はある。
もう少し胴芯が強くなって後駆からの威力を受け止めるに十分な幅があるならば、と言った所。軽い芝で評価。B+

京介の「重賞調教チェック!」

【中山金杯】
アクシオン
単走。前脚掻き込む走り、前脚のスナップが跳ねず腰つき窮屈で全体のフォルムも小さく見える。
後駆の蹴り出しが弱くて浮力不足に見える。後肢の引き付けも弱い。
昔は雑でありながらも豪快なフットワークを見せていた馬だった。こういうまとまり方は果たして良いのかどうか。B-

アブソリュート
併せ馬の内側。前脚がに股。四肢がブラブラしててコーナーをまともに回って来れない。
直線の追い比べでは一応競ってまともに走れてるようだが、そこでも腰のハマりが悪い。
軸が整い切れず、正直イマイチ。復活は遠そう。C-

アルコセニョーラ
単走。前脚振り出すピッチ走法。前脚が若干外に開き気味で顎も浮き上がる。前脚の掴みが弱そう。
前傾姿勢に移行できず、さらにもう一つ前に体を置く動きがないので、最小の完歩でしか進むことが出来ない。
ペース緩めた時の減速度も大きい。相当極悪な馬場でないと。B-

イケドラゴン
単走。前脚がに股と内掻きがキツイ。後肢の蹴り出しもバラける。
顎のブレ方がもうまともに首使えてませんと言ってるようなもの。低調ムードのまま。C

キョウエイストーム
併せ馬の外側。直線一切手前を替えないまま。頭高い。鞍上は抑えてるが馬には勢いがある。
コーナーで大きく外を回って内から接近した馬とピッタリ併せて、最後ジリジリ体勢有利に持って行く形。
相変わらず四肢のスナップの反発力や関節の甘さなど目立ち、緊張感があまり感じられない走り。
中山が今まで得意だとしても、重賞クラスで勝ちきる強みなどはフォームからは見えて来ない。C

ケイアイドウソジン
単走。前脚の掻き込みは前方に素直に出るが、膝下がかなり重たい走り。
しかしそれを十分カバーするほどに後肢の蹴りに威力がある。
後ろが標準以上であるがために、それに頼って前がサボり気味という印象。基本前脚は着地してるだけ。
連続運動の中で威力を殺しているのでなければ、それなりに評価しても良いか。底力はなさそうだが…。B

コスモファントム
単走。かなり軽め。前脚若干内掻きだが、この強さなので気にしなくとも。
見た目に支えは良く、軸が弱くなってるような印象はない。それでもこれだけでは何とも言えないので評価なし。-

セイクリッドバレー
単走。前傾姿勢過剰になって前脚のがに股が微妙にキツくなっている。
コーナーの回り方がドタドタしてぎこちない。鞍上も直線で右に体を傾けて乗っている。
体の反復は元々良く後駆は上手く回ってるが、これはいつもの水準なので、全体では微妙に評価が落ちる感。B-↓

ダイワジャンヌ
単走。掻き込むストライド。脾腹も寂しくトモも相当細っこく感じる。戻しが弱い。
体のしなりはあるものの腰がそこまで強くなく支えきれずにブレる。コーナーでも四肢外向気味。C

トウショウウェイヴ
3頭併せの大外左側。前脚を的確に掻き込み、最後の坂上寸前でグッと抜け出す勢い…だが鼻面合わせての併入。
軸がまとまっていて前脚のがに股がそれほど気にならない。手先の力は元々強くないものの、連携がいいので次の動作が早い。
肩の出も素直。抜群ではないがそれなりにまとめてきた。そこそこ良い評価で。B

ナリタクリスタル
単走。掻き込むストライド。どうも首使いがハマらないタイミングがあるが、後肢は大きく回せていてバネの効く動き。
後肢を蹴りきる場面がないのは、軽く流しているだけだから。後肢の折り畳みがスムーズで、着地も的確。
手を抜いた走りではあるが、始動のためのポイントはキチンと押さえてあるようだ。
当日の仕上がり要確認だが、楽に動けそうなスムーズなフットワークだった。B+、○

マッハヴェロシティ
単走。キャンター。ある程度腰の位置も高いが、腹袋に余裕ありそうな…。
これではよく分からないということで評価なし。-

ミステリアスライト
併せ馬の内側。コーナーで追い付いて直線出口からグイグイ手応え良く突き離す。
前脚振り出す走り。後駆の戻しは一見出来ているように見えるが、どうも四肢が短く見える。後肢の着地も浅い。
筋肉が随分硬くなっている影響で、関節が動けてるほどには歩幅を稼げてないようだ。強く蹴っている割に前後伸縮もイマイチ。
動きの良さで人気するようなら評価は下げたいぐらい。B

モエレビクトリー
単走。比較的軽め前脚内掻き、後肢も蹴りが外に大きく流れる。
手先がキッチリ伸びてバネのある動きはできるものの、蹴りのブレが結構激しい方。
今回は首使いや背中のラインが全くブレず、戻しも出来てて腰も生きてるので、仕上がってる強みを上に取りたい。B+、○


【京都金杯】
ガルボ
ずっと手綱抑えて軽めの調整。ただ馬は随分行きたがる仕草を見せている。
連携があまり上手くハマらずカクカクしているようにも見えるが…。-

サンディエゴシチー
単走。かなり頭高い。前脚を大きく前方に振り出す走り。後肢の戻しが中途半端で連動ぎこちなく、首を全く使わない。
全体の関節が硬くて前脚の掻きが力任せ、そして首使いとも関連してタメが上手く作れてない様子。
運動神経自体が大して高くない。相手のレベルが上がると追い比べで負けそう。B-

ショウリュウムーン
単走。軽め。しかしモロに前脚が外向してる。後肢の戻しが深く、腰の位置が高い。
あまりバランスを大きく崩してるような様子は感じられない。あくまでこの動きだけだと評価はしないが。-

シルポート
単走。軽めのキャンターで流しただけ。前脚の窄みが目立って後肢の引き付けも甘そう。
柔らかく捌くような基礎をあまり感じない。この動きだけでは評価を確定できないが…。-

スズカコーズウェイ
外ラチ沿いを実質単走。前脚がに股はあるが、全体の連動が良くて首使いのフォローも十分効いているため目立たない。
四肢の窄みはまだ目立ち、直線で手前を4回替えている。まだ四肢の支えが大丈夫というほどではないのかも。
その中でも若干はフォームの改善が見られ、バランスを取り戻してきているといった具合。強調はしないが上昇はある。B↑

ダンツホウテイ
併せ馬の左側。前脚振り出すピッチ走法。キチンと追い切りをかけて同体勢での併入。
前脚を素直に柔らかく振り出せていて、トモに力が篭った動きが出来ているよう。以前はかなり捌きが硬い馬だった。
重心バランスも改善されていて、前に突っ伏す様子が全く見られない。十分バネを使える体勢になっている。B+↑、○

ネオヴァンドーム
単走。出てきたしょっぱなからかなり四肢大振りで酷く雑な走り。右前脚をキチンと着地できず左右非対称で走ってる。
軸を全く決められず、深く首を下げられない。タメを作れない弱みはどうしても大きい。B-

バトルバニヤン
単走。途中何度も物見して正対せずずっと斜めの姿勢で走っている。
後肢の蹴り出しに威力があり、前脚の掻き込みもまとまっている。集中してない分首使いの影響で多少左右にフラフラしたが。
夏場の連戦から十分間隔を取り、それなりのレベルに戻してきた印象はある。B

マイネルファルケ
単走。キャンターで軽く流しただけ。左前脚の返りの具合が悪そうで、変な方向に繋が跳ねている。
これだけでは良く分からないが、膝も被っていて、ちょっといい印象はない。-

ライブコンサート
単走。コーナーで前膝が上手く持ち上がらず、直線若干無理やり走ってるような。
今年の春頃から後肢の膝の戻しが浅く、地面踏んでる時に後肢が伸びきってしまってる。
体の使い方の連動で上手く誤魔化しているが、威力があまり伴ってない。スピードピークが低そう。
仕上げたには仕上げたが、今年は強調しづらい。B

リーチザクラウン
併せ馬の右側。前半軽めで入って物見も激しかったが、後半前向かせてキチッと走らせ(手綱は引っ張ったまま)最後は先着。
前脚の掻きがやや雑で、飛節の折りも深い。深い動き中心でキレ味が出ない強引なフットワーク。
体全体でしなる動き、後駆の蹴りの威力があれば十分と言える馬だが、本質的にマイラーだとも思えない分はある。B+

リクエストソング
単走。手前で走ってるバンテージ白い方。手綱抑えて最後まで軽め。
そこまで大きな動きは作らないが、四肢の始動が早く、スナップがいい感じで十分効いている。
ストロークがかなり大きな馬だったが、無駄を省略できて推進方向にのみ正確に四肢を捌けているのは好感。
鋭いキレがあるタイプではないものの、これは引き続きいい状態を維持できていると見るべきだろう。B+、○

リザーブカード
単走。抑えて軽めだがそれなりに動いた。後肢を蹴りきる所までは行ってない。
この馬にしては高い位置で姿勢を保持してて、懐を上手く作って柔らかい脚捌きが出来ている。
手先も結構跳ねていて案外良い印象。そこそこやれていい。B

金子京介の安田記念回顧

安田記念のパドック回顧です。

1.リーチザクラウン
 皮膚が薄く精悍な体つきで、仕上げとしては申し分ないが、いつも腰に疲れが残ってるかのような後肢のぎこちなさ。トモが大きく流れていた3歳時よりは随分マシになったが、それでも馬体に幅がないのは気になる部分。

2.スマイルジャック
 落ち着きの良さが目立ち、体つきフックラと見せて非常に良い仕上がり。多少左脚に曲がりがあるが、姿勢が良いので今日は特に気にならない。せわしなく後肢を運ぶ窮屈さが取れてきたのも良かった。

3.アブソリュート
 かなり腰に甘さが見られ、体を揺らさないと後肢を踏み出せない。前駆や体のしなりを見ると良い状態ではあるが、本来のキック力が半減してると言えた。立て直しが必要に見える。

4.フェローシップ
 やや胴が少し長い。骨太で筋肉質、トモ幅かなり。頭が高い。体つきは細く映るほどではないが、それよりも四肢の曲がりが目立ち突っ張って歩く。この馬1頭だけパドック周回がかなり遅く、前のアブソリュートに大きく置かれてしまい、後ろが渋滞。海外の馬は(厩務員の引きが上手いので)日本の馬よりも気持ち良くスピード感に乗って歩くのが普通。この馬のベストで出せたとは、とても言えなかったのでは。

5.サイトウィナー
 数字としては減った方らしいが、腹袋にも弛みがあり、四肢の繋もあまり反発力がない。前肢の球節の怪しさもある上、左前脚には鉄橋鉄。これも満足いく状態には思えなかった。実際にゲートも出遅れている。良く上位にまで押し上げて来れたものだと感心する。

6.ファリダット
 関東のレースでビッシリ仕上げると、相当細く見せる傾向がある(仕上がり過ぎてしまう)この馬としては、比較的腹袋があるように見えて、まだドッシリとした印象を持てた。今回は仕上がりは良かった方に思える。青鹿毛で張り艶は元々良く見せるタイプ。返し馬もなかなかの動きを見せた。ただし、現状は、5歳になっても大幅な成長は感じられず、今の体つきをどう維持するか…でしかない限界も感じる。

7.グロリアスノア
 四肢の繋も立ち上がり加減で、特に飛節やヨロ(もも肉)が細い。脾腹は薄く、それでいて姿勢は高く見せたので、一応はこの馬なりに良い体つきではあった。しかし脚捌き・体の使い方などを見比べると、芝馬に比べて柔軟性に欠く。両前脚は接着装蹄。

8.キャプテントゥーレ
 脾腹のラインや半腱半膜の筋がクッキリしていて、相当絞り込んだと思わせる体つき。しかしそれでいながら動きが窮屈にはならず、肩の出や後肢の捌きも柔軟でゆったりした歩様。繋ぎの弾力も十分。状態としては申し分ない、素晴らしい仕上がりだったと言える。だが、どうしても小柄な弱みもあり、パワーで他を圧倒するような馬ではない。この仕上げで結果が伴わない辺り、悲しいかな実力的な限界なのだろう。

9.スーパーホーネット
 両前脚は柿元鉄を装着したままで、裏筋も相当怪しい。特に膝から下は何度見ても動きが窮屈で、力を込められないための浅い踏み込みが目立った。しかし上体は文句なし。背中のラインや腹袋がしっかりし、作りこまれた馬でないと見られない筋肉の充実感があったのは確か。馬場に出ても手前をクルクル替えて手先を気にしている様子もあったので、本当に脚元だけが問題だった。

10.ビューティーフラッシュ
 周回前半には少し煩い仕草が見られたが、致命的なほどではなく、後半は落ち着いてくる。繋も四肢も長めで、筋肉量はドッシリした大型馬。体つきも間延びしておらず、外国馬3頭の中では一番良い仕上がりだった。しかし繋が深くはなく、踏み込みが浅い部分があり、馬場に下ろすと随分窮屈な脚捌きで走るタイプだった。筋肉の柔軟性も物足りず、日本の硬い馬場・時計の出る馬場への適性がなかった部分で弱点が現われた分、力を出し切れない結果になってしまったのでは。

11.マルカシェンク
 細身の体型でしなやかな動きを良い意味で維持してきたが、腰の甘さも一緒で、大きくトモが流れる歩様。出遅れの原因になるトモの弱みは大して改善されていない。あくまでこの馬なりに悪くはないと言う程度。

12.ライブコンサート
 数字は大幅に減り、かなり細く見せるぐらいだったが、この馬としてはこういう作りの方が走るので、仕上げが悪かったわけではない。繋の反発力がもう一つで、時計の速い馬場に全く対応できないこの馬としては、適性が全く合わなかったということ。昨年より2秒近く決着時計が速いとなると…。

13.マイネルファルケ
 前の方でかなり歩くのが遅い馬がいたために、なかなか前に周回が進まず渋滞していたため、首を伸ばして歩けず少しイヤイヤしていた。腹袋や背中のラインが落ち込んだりせず、間隔は開いたがムダを残さずキッチリ仕上げられた。どちらかと言うと褒めて良い内容。今回は、時計が異常に速い馬場で、さらに本来の逃げの手も打てず、展開・条件ともに悪すぎたための大敗。

14.マルカフェニックス
 腹袋がすぐ大きくなる馬の、叩き3走目。馬体は今回見ても丁度良い具合に引き締まっていて、状態は十分褒めて良い。骨格が良く、繋も太いタイプでエンジンの掛かりが遅い短距離馬だけに、東京コースのマイルで機動力を発揮するのはやや難しい印象。次回、このままで適条件に出られれば。

15.トライアンフマーチ
 筋肉のメリハリは上々で、それなりに高いレベルで仕上がっているが、腰の甘さと背中の緩さが微妙に残り、後肢の膝・肩の出もイマイチ硬い。体質が弱いこともあり、理想的な形になかなかなりきれないもどかしさを感じる。緊張感が籠り、一本芯が決まる歩様になれば、重賞を勝ちきれる形になってくるはず。素質の高い馬だが、まだ未完成。

16.サンカルロ
 元々馬体のバランスを良く見せるタイプで、肌艶もいい状態を維持している。脾腹のラインもスッキリし、背を高く見せ、衰えがある様子は感じられない。この形で現状全く歯が立たないので、スッキリ見せても今後は評価を下げるべき。もっと大幅に筋肉量を増やすか、体質を改善しないと。

17.ショウワモダン
 元々ソエが結構目立った馬で、微妙に気にしてるかのような歩様だが、これで以前から走れているので許容範囲。横から見ると脾腹のラインがスッキリし、結構細めに映る。筋肉の輪郭もクッキリ浮いていて伸びのある動きを見せているので、この細そうな形が理想なのだろう。目の周りがやや黒く、肌艶枯れ気味で、正直夏負けの気配も感じたが、レースまで良く我慢した。この後にレースを使うようならもう息切れだろう。充電して秋に臨む場合、馬体重の変動に注意したい。

18.エーシンフォワード
 右後の蹄に、今まで保護テープで補正していたのを今回はエクイロックスに。軽くアバラが浮きスッキリした仕上がりで、首を伸ばして歩けていたのでこの馬として状態は確かに良かったはず。しかし、コンパクトな箱型体型であり、隣のショウワモダンのような大柄な馬に比べて大きく動く素養がないので、マイルで万全なバランスにはあまり思えなかった。一杯一杯の好走を続け、さらに今回キツイレースを強いられたのは確かだろう。一旦休ませたい。右後脚の蹄の状態にも注目。
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