
↑他の競馬ブログもチェック!(ブログランキング)↑
【高松宮記念(GⅠ)の予想】
◎1.マジンプロスパー
○14.レディオブオペラ
▲5.コパノリチャード
注6.リアルインパクト
☆9.ストレイトガール
☆3.サンカルロ
△11.インプレスウィナー
本命はマジンプロスパー。「追い切りの誤算」がここまで人気を下げる要因となっているのか…。それとも鞍上の憂いか…。能力、適性面ではハクサンムーンの次にくる。そこに道悪適性を加えればこの馬がトップ。前走はスピードがいる馬場で、58.5kgを背負わされての4着。勢いと適性面で勝ち馬から大きく離されはしたが、この馬なりによく走っている。なにせ、あまり時計が出る馬場は得意としない。理想は昨年、一昨年のCBC賞のノリ。実績を考えれば勝ち負けして当然。
ストレイトガールは、前走の強さはもちろんだが、2走前の尾張Sが非常によかった。とにかく加速力が別格。坂上で追い出すと、一気に加速し、後続を大きく引き離した。前走のシルクロードステークスでは、内枠からの難しい競馬になったが、上手く馬群をさばき、逃げるレディオブオペラを並ぶまもなく抜き去り、レディに2馬身半もの差をつけてゴール。走るごとにレベルアップしている感じがする。
ただ、今回は重馬場確定。前走のように高い加速力を発揮できない可能性が高い。また、マークされる立場となったぶん、プレッシャーもきつくなる。
サンカルロの昨年の敗戦は、コース取りのミスによるもの。あれだけ道中外を走らせては直線で脚が続かなくて当たり前。一昨年の競馬が理想。道中は内目を通って、直線で外に持ち出す形を作ることができれば、前走、前前走の脚が生きてくる。とはいえ、この馬も道悪では頼りない。
レディオブオペラは比較的外の枠を引いた。うちにハクサンムーン、コパノリチャードがいることを考えると、これまでの逃げる競馬ができない可能性が高い。とはいえ番手からでも競馬ができる馬。2、3番手からと決めうてば、前半で無駄に体力を使わなくてすむ。そこは他馬との駆け引き次第。道悪も問題なし。
コパノリチャードはハナにたってこその馬。他馬が作る流れを嫌う。なので、ハクサンムーンとテンでやり合うようなら話は違ってくる。融通がきかないのはハクサンムーンのほうだろう。1200mは初だがスピード性能が高く、坂も苦にしない。道悪もなんなくこなす。条件は決して悪くない。
リアルインパクト陣営は今回はすごくやる気だ。昨年秋からデキが非常によく、今までそれを維持してきている。前走はスタートでへぐって良いところがみられなかったものの、終いは速い脚をつかってしっかりと追い上げてきたいて。
そして今回の中間も意欲的な追切を消化。馬体もギリギリまで無駄を削ぎ、さらに、当週の追い切り内容も、いままでとは違ったスタイルをとってきている。「中京コースは差しが有利」。それをわかっている陣営は、前走の内容を汲み取って、今回は後方からん競馬をさせる構えなのかもしれない。今のデキと、今回の作戦がはまれば、十分勝ち負けできる。それだけの能力は持っている。道悪もこなせなくはない。
インプレスウィナーにとってはこの中京コースは最も力を発揮できる舞台。尾張ステークスの敗戦は、斤量と直線の不利によりもの、また勝ち馬も強かった。今年に入ってさらい状態が良化している。2、3着争いに加われる馬とみている。
(オクノ)