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金子京介・菊池グリグリの重賞回顧トーク・函館記念編
菊池 日曜は函館記念が行われました。こちらの回顧をしていきましょう。
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函館記念2020回顧
展望トークはコチラ
https://regimag.jp/blog/kyo_guri/view/detail/entry/350072
<当日の馬場状態について>
菊池 2回函館の最終週でした。函館は先週の週中に一度も雨がなかったそうですが、日曜の午前は少し雨がありましたね。ただ、それも馬場に大きく影響するほどではなかったようで。
京介 そうそう。解説の方では結構雨の様子について触れていたよね。だけども、パドックで厩務員が雨具をつけているわけでもなく、パドックが濡れる程のものでもなかった。レース映像でも、雨だとハッキリわかる映像じゃなかったよね。芝の路盤が緩むというほどではなかった。
京介 パンパンの良馬場ではないにしても、ちゃんとグリップが効く状況だったと、ざっくり考えればいいのかな。
菊池 函館は調教で芝コースを使うので、後半にかけて外が劇的に伸びる、といったことが起こりにくいですね。福島・阪神とは異なり、今年は道悪になった瞬間もありませんでした。本州はあんなに降ったのに…。
京介 函館開催こそ、年によっては毎週のように雨に見舞われたり、あるいは猛暑ばかり続くこともあるんだけど、今年はずっと曇り空が続いていたよね。気温もずっと20℃ちょいの涼しい気候で、避暑としてはかなり最適な年だったんじゃないかと思う。
<函館記念・パドックについて>
菊池 フルゲート16頭立てでした。前走で馬券に絡んでいたのは3頭のみでしたが、先週の七夕賞と同様に、函館記念としては平均馬齢が若かったですね。そのあたりパドック的にどう映りましたか?
京介 うーん…。若い馬が多いからと言って、パドック全体に活気があったのか?と言われると、疑問に思うなあ。函館記念のパドックって、例年高齢馬が多いからメリハリの悪い馬だらけだと思っていたんだけど、今年は4歳馬もブレる歩様や張りの足りない馬体が多かった。美浦・栗東から函館に移送した後、気候の変化に戸惑う
菊池 馬体重のは大幅減が目立ちました。中でレイホーロマンスとプレシャスブルーの20キロ減。ともに大きくない馬だけに、この数字はちょっといただけない印象でしたが。
京介 確かに2頭ともにこの大幅減は良くない。背中の緊張感が落ちて、トモの送りがだいぶブレていた。
菊池 ミスマンマミーアも12キロ減、レッドサイオンも10キロ。妙に増えた馬はいませんでしたが、二桁減が4頭も。
京介 どうだったんだろうね。函館入りしてから、しっかり食わせられなかった…とは思わないんだけど。美浦や栗東で1~2週前に強く追い切って(好時計を出して)から函館入りすると、こういう痛い目に遭うことがあるんだよね。レッドサイオンは、ただ単に体調不良だろうけれど。
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