▼コース図
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▼勾配図
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▼ラスト3F位置展開データ
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赤系統が好走が多い部分、青系統が好走の少ない部分になります。

【概要】
スタンド正面からのスタート。やや4コーナーに近い位置でスタート直後は平坦で1コーナーまでの距離は240m程で短い。コーナーが大きく緩やかなカーブであることが大きな特徴。また、高低差0.9mしかなく概ね平坦であることも特徴である。最後の直線は264mと短い。重賞競走はエルムステークスが行われる。

【展開】
フルゲートでも13頭であるため、1コーナーまでの距離が短くても先行争いはそれほど激しくならない。また、コーナーが大きく緩いカーブである為、ペースが急激に変化することが少なくスローペースの上がり勝負にはなりにくい。この2つの条件から逃げ・先行馬の活躍が多くなる。フルゲートでも13頭しかない為内外の差は少ない。外からの捲りも決まる展開もある。

【ラップ】

未勝利:30.5 - 38.9 - 38.2 = 1:47.6
6.8 - 11.2 - 12.4 - 13.1 - 13.0 - 12.8 - 12.7 - 12.5 - 13.0
500万:30.1 - 38.3 - 37.8 = 1:46.3
6.8 - 11.2 - 12.2 - 12.8 - 12.8 - 12.7 - 12.6 - 12.4 - 12.8
1000万:30.3 - 38.0 - 37.0 = 1:45.2
6.8 - 11.2 - 12.3 - 12.8 - 12.7 - 12.4 - 12.2 - 12.1 - 12.7
オープン:30.0 - 37.2 - 36.7 = 1:43.9
6.7 - 11.3 - 12.0 - 12.5 - 12.5 - 12.3 - 12.3 - 12.0 - 12.5

*テン2.5F - 中盤3F - 上がり3Fで標記

札幌競馬場は大回りコース。とはいえ、直線は短く大半がコーナーというレイアウトとなります。また、起伏もなく大きな加速・減速が生じにくい状況でもあります。よって、小さな加速が続くラップデザインとなり持続力が問われることとなります。そしてその根拠ともいえるのがクラス平均ラップとなります。テンもクラスが上がるごとにラップは速くなっていますが、それ以上に顕著に表れているのは中盤~上がり。つまり、ここからも後半の持続力が重要であるということがわかります。そのため、例えば同じ北海道開催の函館競馬場のダート1700mと比較すると、函館競馬場では前半下りで後半上りというレイアウトからテンでのスピードが重要となり、問われる資質が真逆であることからこの2場での出し入れに妙味が追えます。
そして、この条件で行われる重賞はエルムステークス。こちらも例に漏れず上記と同じラップデザインとなり持続力が問われるレースとなります。特に10・11年(09年は新潟開催)の勝ち馬であるクリールパッションとランフォルセはそれぞれ通過順(7-7-6-4)と(12-12-8-4)となっており、コーナーでも減速しない持続力・機動力を備えていました。


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