▼コース図
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▼勾配図
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▼ラスト3F位置展開データ
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赤系統が好走が多い部分、青系統が好走の少ない部分になります。

【概要】
4コーナーよりのスタート。スタート直後から上り坂になっている為、直線の坂を2回上ることになることが大きな特徴といえる。初めのコーナーまでの距離も長い。1コーナーから向正面にかけてゆっくりと下り、向正面半ばで一旦上り坂になる。大きく緩やかなカーブの3コーナーへ向かって下りつつ4コーナーからジワジワと上るレイアウトとなっている。レース数は少ないものの重賞競走は目黒記念とアルゼンチン共和国杯が行われる。

【展開】
スタート直後に上り坂があることや始めのコーナーまでの距離が長い為先行争いは激しくならない。直線が長くても好走馬の多くは逃げ~差し馬。特に内をロスなく進めてきた馬の好走が多い。その為トラックバイアスによる大逃げも決まりやすく、展開を予想する上で注意が必要となる。先行し長く良い脚が使える馬が理想的といえる。

【ラップ】

未勝利:29.7 - 89.6 - 35.8 = 2:35.1
7.0 - 11.1 - 11.6 - 13.4 - 13.1 - 12.8 - 13.0 - 13.1 - 12.3 - 11.9 - 11.4 - 11.9 - 12.5

*テン2.5F-中盤7F-上がり3Fで標記

この条件で行われるのは年に3回。1つ目は3歳未勝利、2つ目は目黒記念、そして3つ目はアルゼンチン共和国杯となります。ポイントは芝2400mと比較して100m距離が伸びるということ。そして、この100mの延長でラップが劇的に変わることとなります。まず、直線が100m延びるということでスタート後のホームストレッチを走る距離が伸びるということ。そのため、一見先行争いがおさまる要因となりがちですが、東京競馬場1コーナーからバックストレッチはやや下るレイアウトのため意外と速くなりやすく、結果として100mの距離延長がスピードに乗せて下りに進入する補助の役割となり結果として弛まないペースを生むこととなります。そのため、上がりは同じ見勝利で2400mだと35.3秒であるのに対して2500mでは35.8秒と0.5秒も掛かるラップとなっています。そのため、この条件では底力問われるレースとなります。
そして、当然重賞2レースも底力問われるラップがデフォルト。そのためレベル高いレースが繰り広げられ、特に近年のアルゼンチン共和国杯はその傾向にあり、09年2着のアーネストリーは11年宝塚記念勝利、10年1着のトーセンジョーダンは11年天皇賞(秋)勝利、11年1着のトレイルブレイザーは12年京都記念勝利で同12年にブリーダーズカップターフ出走。また、近年でも特にレベル高かった08年は1着のスクリーンヒーローが08年ジャパンカップ勝利や2着ジャガーメイルが09年天皇賞(春)勝利など実に9頭が後に重賞を制する出世レースとなりました。


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