▼コース図
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▼勾配図
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▼ラスト3F位置展開データ
06171800ken
赤系統が好走が多い部分、青系統が好走の少ない部分になります。

▼クラス別基準ラップ
未勝利:前半3F37.0 - 中盤3F37.9 - 後半3F35.5 = 1:50.4
[12.6 - 12.0 - 12.4] - [12.8 - 12.5 - 12.5] - [12.1 - 11.6 - 11.9]
500万:前半3F36.3 - 中盤3F36.6 - 後半3F35.6 = 1:48.5
[12.4 - 12.0 - 11.9] - [12.4 - 11.9 - 12.2] - [12.0 - 11.6 - 12.0]
1000万:前半3F36.8 - 中盤3F36.1 - 後半3F35.1 = 1:48.0
[12.7 - 12.1 - 12.0] - [12.2 - 11.8 - 12.1] - [11.8 - 11.4 - 11.9]
1600万:前半3F36.8 - 中盤3F35.7 - 後半3F35.4 = 1:47.9
[12.8 - 12.0 - 12.0] - [11.9 - 11.7 - 12.1] - [11.9 - 11.6 - 11.9]
オープン:前半3F36.3 - 中盤3F36.8 - 後半3F35.2 = 1:48.4
[12.5 - 11.6 - 12.2] - [12.4 - 12.2 - 12.2] - [11.9 - 11.4 - 11.9]

【概要】

正面スタンド前からのスタート。
スタートから2コーナーまで上り坂。
2コーナーから下り坂が続く。
直線は310mで上り坂が設けられている。
重賞競走はスプリングS、中山記念、フラワーC、中山牝馬Sが行われる。

【展開】

先行馬の回収率が良いコースで、1コーナーを先頭で進んだ馬も好走が多く勝率も高い。またトラックバイアスにもよるが、4コーナー10番手以内なら好走できるため差し馬には注意したい。特に3コーナーから4コーナーにかけて位置取りを押し上げている馬には注意。

【ラップ】

内回りで行われる芝1800m。
1周するレイアウトでスタートはホームストレッチの上り坂にあたるため、クラス通じて前半3Fが遅くなるのは特徴の一つです。
実際、クラス基準を見てもクラス間で大きな差は見られず、また500万の前半3F36.3秒は全競馬場で3番目に遅いラップとなります。
阪神競馬場や東京競馬場よりも遅いというのは意外なところでしょう。

ただし、中山競馬場は中盤3Fが下り坂。
そのため、ラップ上でもここが重要な区間であり、クラス基準でも中盤の3Fでラップが速くなっているのがわかります。
オープンで一気にラップが遅くなっていますが、これは2・3歳戦を含むものでここで少し引っ張られており、これらを除くと35.6秒まで短縮されています。
ちなみに、同じく500万で見ると、中盤の3F36.6秒は福島競馬場と並んで2番目に速いラップとなっています。

後半3Fは一貫して35秒台で推移。
直線には約2mの上り坂が設置されていることや、直線が310mと長くないことから物理的に速くなりにくくなっています。
よって、以上から前半・後半の両3Fでは大きな変化がなく、クラスを隔てるのは中盤の3Fであることが理解でき、道中の速いラップをこなして直線急坂をクリアするという底力問われる条件となります。

この条件で行われる重賞は中山記念、中山牝馬ステークス、フラワーカップ、スプリングステークス。
重賞も同じく、基本的には中盤の3Fが速くなる条件。
そのため、これに前半3Fが加わればより底力が問われ、中盤が遅くなれば持続力が問われるという構図となります。
よって瞬発力問われるラップにはなりにくいですが、中山記念を除く3つの重賞は牝馬限定戦、世代限定戦で行われるため、わずかに道中のラップが緩くなる可能性があります。
そのため、メンバー次第では底力問われる要素が軽減されることも考慮する必要があります。


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