▼コース図
08183200

▼勾配図
08183200ko

▼ラスト3F位置展開データ
08183200ken
赤系統が好走が多い部分、青系統が好走の少ない部分になります。

▼クラス別基準ラップ
オープン:前半3F36.8 - 中盤10F123.6 - 後半3F34.7 = 3:15.1
[13.3 - 11.8 - 11.7] - [11.9 - 11.8 - 11.8 - 12.1 - 13.4 - 13.3 - 12.8 - 12.7 - 12.4 - 11.8] - [11.6 - 11.4 - 11.8]

【概要】

向正面真ん中からのスタート。
スタート直後から上り坂でコーナーは計6つ。
3コーナーへ向かって坂を上り、4コーナーから直線へ向かって下るレイアウト。
天皇賞(春)で施行される特殊な条件である。

【展開】

施行条件が天皇賞(春)だけのため必然的に天皇賞(春)の分析となる。直線が長いとはいえ4コーナー9番手以下の優勝はなく好走はサンライズジェガー、トウカイトリック、ウインバリアシオンの3頭。差し馬の場合3コーナーから4コーナーにかけてポジションをあげることのできる馬が有利となる。逃げ馬もイングランディーレ、ビートブラックが優勝しており注意。

【ラップ】

京都競馬場で行われる長距離戦。
この条件で行われるのは、G1天皇賞(春)のみとなります。

3200mという長距離戦に分類される距離設定ですが、この条件、つまり天皇賞(春)に限定するとそのカテゴリに嵌めるのは危険。
というのも、中盤10F平均は123.6秒となっており、これをハロン平均に換算すると約12.4秒。
さらに、レース全体のハロン平均を算出すると約12.2秒となります。
これらは他の長距離戦と比較しても明らかに速く、この水準は中距離戦のラップそのもの。

実際、真っ当な長距離重賞を制して天皇賞(春)を制したのは過去5年だと、阪神大賞典からのローテとなったアドマイヤジュピタのみ。
2000mの大阪杯を制したヒルノダムールや京都記念2着ジャガーメイルなど、過去の好走馬を精査すると中距離重賞で好走していることが目安。
また、メイショウサムソンなど、菊花賞を敗戦した馬が天皇賞(春)を勝利する傾向もあります。
3歳戦でスタミナ問われる菊花賞より、スピード能力も重要な天皇賞(春)で前進するということも、資質の方向を示す指針でしょう。

よって、中距離重賞で好走経験があることが天皇賞(春)を攻略する一つのポイントとなります。


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