GⅠ3週連続的中!…とはならず(泣)。
まあ、競馬はそんなに簡単ではないという事で、先週行われたヴィクトリアマイルを振り返りましょう。

前日は不良まで悪化した馬場状態でしたが、最終的には稍重で開催。
と言っても、当日の東京競馬場は曇りで冷たい風も吹きこんでいたよう。
馬場はあまり回復していないというのが妥当でしょう。
指数作成時には馬場差も踏まえて算出していますが、この日は+8(マイル換算で0.8秒時計の掛かる馬場)となりました。

スタートは各馬おおむね揃いましたが、ダッシュがつかなかったのが13番ヒルノマテーラと15番フロンテアクイーン。
スタート良く先頭にソルヴェイグが立ちますが、その他も追う気配がなくこの時点でスローペースが確定する形となりました。
前半3F35.6秒は過去10年で2008年に次いで遅いタイムとなりました。
外で壁を作れていない14番レッツゴードンキや10番デンコウアンジュは抑えつつ。

このままペースが厳しくなることはなく、中盤2Fも24.5秒を刻みます。
これは2008年よりも遅く、過去10年で一番遅いタイム。
この流れを察知して、内からポジションを押し上げるのが5番アドマイヤリードのルメール騎手、8番クイーンズリングのデムーロ騎手、そして13番ヒルノマテーラの四位騎手。
この辺りは流石のペース判断といったところ。

そして、各馬固まったまま直線へ。
スローの3、4コーナーで押し上げれずポジションを悪くした11番ミッキークイーン浜中騎手は外へと持ち出し、その際にやや強引な騎乗で10番デンコウアンジュの進路を妨害。
玉突き事故のような形で12番ウキヨノカゼや16番クリノラホールらにも影響が出ています。
その11番ミッキークイーンですが、馬場を気にしてか直線の伸びはジリジリ。
外から勢いよく伸びてきた10番デンコウアンジュに今度は寄られて挟まれるような恰好となり万事休す。
7着に敗戦となりました。
中盤でうまく押し上げた5番アドマイヤリードが直線抜け出し勝利。
この日のルメール騎手は結局4勝2着5回と抜群に乗れており、芝コースも戦い方も完全に掴んでいましたね。
もちろん5番アドマイヤリードのパフォーマンスも誉めたてるべきではあるのですが、やはりルメール騎手の騎乗があってこその勝利だと思います。
レースの後半3Fは33.8秒とこちらも2008年に次ぐ速いタイムで決着。
この展開だと外を回しての競馬では厳しく、内を立ち回った馬と先行馬が上位になる展開。
3着には3番ジュールポレールもこの日の進路取りを考えれば内目から伸びてきました。
唯一外から強襲した2着の10番デンコウアンジュ。
思えば、2歳時にはこの条件であのメジャーエンブレムを差し切った履歴の持ち主。
今回のラップは「高速瞬発」に分類されるのですが、実はアルテミスステークスの同様の流れでした。
マイルの瞬発力勝負という条件でこそというタイプなのでしょう。
重賞クラスでこういうラップになるのはそうそうないので、今後再現性が高いかというと難しいかと思います。


結果的に、阪神牝馬ステークス上位の5番アドマイヤリードと3番ジュールポレールが好走し、一方で11番ミッキークイーンが敗戦という形に。
これらの明暗を分けたポイントをストライド的に解説すると…と、そういえば、すでにTwitterでそれを指摘してくださった方がいましたね。




阪神牝馬ステークスの上位3頭のレース内容は、

■アドマイヤリード
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■ジュールポレール
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とそれぞれ脚質、もしくは進路取りでトラックバイアスの不利がありました。

一方、ミッキークイーンは、

■ミッキークイーン
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前走はゴール前楽な手応えで勝利していましたが、
それは脚質、進路取りともトラックバイアスの恩恵を受けてのものだったというわけです。

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結局のところ、11番ミッキークイーンは人気としては1倍台と圧倒的な人気を集めていましたが、精査していくと前走の完勝は実は恵まれてのもの。
ストライド指数、前日展開でも抜けていたわけではありませんでしたし、
1番人気信頼度もCと高くありませんでした。

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もちろん、同馬に対してマイナス材料はそうありませんでしたし、明確に下げという評価を下すのは難しいと思いますが、1倍台は過剰気味だったというほかないでしょう。
それこそ、今回のように馬場が悪ければ、少し不利を受ければその差は覆ってしまうものだった…まさにそんな結果となりました。


まあ、かく言う私ですが、11番ミッキークイーンから馬連を選択して馬券は外れ。
前日でも評価し、直前で印も上がっていたので相手は3頭に絞りましたが、いずれも見当違いの結果となってしまいましたね。
マイル重賞実績重視という読みは間違っていなかったのですが…。

■安井の馬券
ヴィクトリアマイル


見た目のパフォーマンスにとらわれず、その中身を見極めることが重要。
改めてそんなことを感じさせてくれた今年のヴィクトリアマイルでした。

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