今年の天皇賞秋は史上類まれない好メンバーが揃いました。

現時点で出馬を表明しているのは17頭。
そのうち、

G1馬が10頭
重賞馬が16頭

と、例年以上に好メンバーが揃いました。

その中でも、やはり注目したい馬は


アーモンドアイ

でしょう。


今年の初戦にドバイシーマクラシックを勝ち切り、4歳の春の段階でG1タイトルを5つ手にした怪物牝馬。
この馬の存在が父ロードカナロアの種牡馬価値を大いに高めたといっても過言ではないでしょう。

鞍上は引き続きルメール騎手。
国内で大車輪の活躍をしているルメール騎手とともに、高レベルなメンバー相手に勝利したい。



秋の初戦。
つまるところ、ぶっつけでG1タイトルに挑みます。

アーモンドアイにとってはぶっつけ勝負は桜花賞でも秋華賞でもドバイシーマクラシックでも実績をあげているので全く問題ありません。

いつものように外厩、ノーザンファーム天栄で調整しているようで、調教も非常に動いているようです。

2000mの距離も全くと言って問題ないですし、馬場が重たくなってもシンザン記念のパフォーマンスがありますし、馬場が軽くなってもジャパンカップのような競馬ができます。

当日の馬場状況がどう転んでも実力を発揮できるので、馬場に左右されない強みを持っています。


天皇賞秋が開催される東京芝2000mは、スタート直後にコーナーがあるため一般的には内枠有利で外枠不利と言われています。

ただ、アーモンドアイの場合は内に入ればジャパンカップのように先行競馬ができますし、外に入れば今年の安田記念のように、先行有利の展開でただ一頭、後方から追撃するでしょう。


枠の影響もさほど気にならない...いうならばほぼ無敵といってもいいでしょう。

他の馬、他の騎手の視点でアーモンドアイに先着するのであれば、アーモンドアイを不利な展開に持っていく...というよりは、ベストな枠を引き、なおかつ展開をも味方につける必要があるでしょう。

実際に安田記念のインディチャンプ・アエロリットの2頭は展開と枠の利を活かしてアーモンドアイに先着しました。


メンバーが揃った今年の天皇賞秋でも大崩れはしないでしょうし抜群の安定感を持っています。

枠順次第とはいえ、よほどのことがない限り、軸がぶれることはないです。