有料版ではこんな情報を発信しました。
ビッグアーサーはやはり1枠1番からでは厳しかったですね。
■有力馬診断
■[7]レッドファルクス 1着(予想は本命◎で馬連4,490円的中!)
前走CBC賞は中団の後ろからメンバー最速の32.7秒で豪快に差し切り、1分7秒2の好タイムで優勝。前半3F33.8秒、後半3F33.4秒。この日の中京は高速馬場で前に行った馬が残りやすかった。ラップは12.2−10.7−10.9−10.9−10.8−11.7秒で10秒台のラップが4F続いたが、前に行った2頭が33秒台でまとめて2、3着に粘っている。2着ラヴァーズポイントはセントウルS3着、3着ベルカントはアイビスSD1着。メンバーに恵まれたものではない。これまで芝1200mの持ちタイムが1分10秒9だった馬が一気に3.7秒詰めて1分7秒台の高速決着に対応したことを評価したい。
これまでは右トモが弱かったため、左回りを中心に使われてきたが、5歳になって全体的にしっかりし、馬体面の不安はほとんどなくなった。3走前のコーラルSの走りを見ても右回りをこなす下地はある。陣営はスプリンターズSを目指して一歩ずつ段階を踏んでいる。最終調教は南Dで追われたが、右回りを気にする走りではなかった。前向きさ活気があり、前脚の掻き込みが力強く、これまでに見せたことがないような動き。休み明けだが、ここを目標に乗り込まれてきっちり仕上がっている。心肺機能が高い馬で厳しい流れになった方が持ち味を生かせる。経験則でこういうタイプは激しいレースになりやすいG1で激走することが多い。
1200mでは3戦3勝(11〜17番の外枠)、芝1200mは2戦2勝、Mデムーロ騎手では2戦2勝。尾関厩舎は昨年のスプリンターズSでサクラゴスペルが2着。今年は2頭出しである程度前につけられるサクラゴスペルを早めに動かして差し追い込み馬向きの流れを作るのではないか。東京ホースレーシングはある程度前に行けるレッドアリオンと2頭出し。2頭出し厩舎、馬主は他にいない。土曜の中山は前残りが多かったが、芝1200mのカンナSでは大外から追い込んだ馬が2着に入った。流れ次第で外差しが決まる。G1らしくラスト1F過ぎから激しいレースになれば、末脚の威力と心肺機能の高さで差し切りがある。
■[7]ビッグアーサー 12着
芝1200mは[8−2−0−1]で大外枠で位置取りが悪くなったシルクロードS5着を除き連対を確保している。2走前の高松宮記念はスタートを決めて少し離れた4番手につけ、直線で先に抜け出したミッキーアイルをメンバー4位タイの33.4秒で差し切って1分6秒7のレコードで優勝。この日の中京は最終週でもレコードが連発する高速馬場だった。レースは前半3F32.7秒、後半3F34.0秒。ビッグアーサーは前半3F33.3秒、後半3F33.4秒。道中10秒台のラップが3F続いたが、好位から上がりを33.4秒でまとめたのだから大したもの。サクラバクシンオー産駒でスピードの絶対値の高さと底力を兼ね備えている。
前走セントウルSは1枠1番からハナを切って前半3F33.1秒で飛ばし、直線で後続を引き離し0.2秒差をつけて優勝。58キロを背負って勝ちタイムは1分7秒6。途中でスノードラゴンが来たときにガツンと掛かる場面があったが、その後は競られることなく落ち着いて走っていた。ラスト3Fは10.8−11.2−12.5秒でゴールに近づくにつれラップが落ちている。ビッグアーサーの上がりはメンバーの中で最も遅い34.5秒だった。最も遅い上がりで逃げ切れたのは、例年活躍する3、4歳馬の出走がなく、夏のスプリント重賞を勝った馬も出走していなかったこともあるのではないか。次走に向けてわざと力を出していない馬もいる。
元々少し掛かり気味に走る馬だが、1週前調教では前半からかなり掛かっていた。最終調教は閉門間近(9時49分)の馬がいない時間帯に追い切ったが、それでも道中掛かって最後は一杯になった。前走逃げたことで福永騎手がビッグアーサーの「禁断のスイッチ」を押してしまった可能性がある。これは陣営にとって想定外。スノードラゴンが来たときにガツンと掛かった点は見逃せない。前走と同じ1枠1番はプラスにもアダにもなる枠。福永騎手が好位で折り合いをつけられればあっさりもあるが、前走より強いメンバーで直線に急坂があるだけにガツンと掛かると厳しくなる。心身がさらに短い距離にシフト。ベストは芝1000mなのではないか。
<予想コメント、ビッグアーサーの一部を抜粋>
ビッグアーサーは高松宮記念をレコード勝ち。スピードの絶対値が高く底力もあるため、好位で折り合って直線で捌ければあっさりがある。ただしセントウルSで逃げたことで福永騎手がビッグアーサーの「禁断のスイッチ」を押してしまった可能性がある。閉門間近の馬がいない時間帯に追い切ったように陣営は苦慮しているが、それでも折り合いを欠いていた。
1枠1番に入ったことで乗り方がかなり難しくなった。あっさりもあるが、ハイペースで飛ばし過ぎたり、控え過ぎて直線で捌けないとと着外もありえる。過去10年のスプリンターズSでサクラバクシンオー産駒は[0−0−1−23]、2番人気は[0−0−0−3]、5番人気以内は[0−0−0−6]。1番人気はいないが、少し気になる。1番人気だが、折り合い、位置取り、直線での捌き次第になる。
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ビッグアーサーはやはり1枠1番からでは厳しかったですね。
■有力馬診断
■[7]レッドファルクス 1着(予想は本命◎で馬連4,490円的中!)
前走CBC賞は中団の後ろからメンバー最速の32.7秒で豪快に差し切り、1分7秒2の好タイムで優勝。前半3F33.8秒、後半3F33.4秒。この日の中京は高速馬場で前に行った馬が残りやすかった。ラップは12.2−10.7−10.9−10.9−10.8−11.7秒で10秒台のラップが4F続いたが、前に行った2頭が33秒台でまとめて2、3着に粘っている。2着ラヴァーズポイントはセントウルS3着、3着ベルカントはアイビスSD1着。メンバーに恵まれたものではない。これまで芝1200mの持ちタイムが1分10秒9だった馬が一気に3.7秒詰めて1分7秒台の高速決着に対応したことを評価したい。
これまでは右トモが弱かったため、左回りを中心に使われてきたが、5歳になって全体的にしっかりし、馬体面の不安はほとんどなくなった。3走前のコーラルSの走りを見ても右回りをこなす下地はある。陣営はスプリンターズSを目指して一歩ずつ段階を踏んでいる。最終調教は南Dで追われたが、右回りを気にする走りではなかった。前向きさ活気があり、前脚の掻き込みが力強く、これまでに見せたことがないような動き。休み明けだが、ここを目標に乗り込まれてきっちり仕上がっている。心肺機能が高い馬で厳しい流れになった方が持ち味を生かせる。経験則でこういうタイプは激しいレースになりやすいG1で激走することが多い。
1200mでは3戦3勝(11〜17番の外枠)、芝1200mは2戦2勝、Mデムーロ騎手では2戦2勝。尾関厩舎は昨年のスプリンターズSでサクラゴスペルが2着。今年は2頭出しである程度前につけられるサクラゴスペルを早めに動かして差し追い込み馬向きの流れを作るのではないか。東京ホースレーシングはある程度前に行けるレッドアリオンと2頭出し。2頭出し厩舎、馬主は他にいない。土曜の中山は前残りが多かったが、芝1200mのカンナSでは大外から追い込んだ馬が2着に入った。流れ次第で外差しが決まる。G1らしくラスト1F過ぎから激しいレースになれば、末脚の威力と心肺機能の高さで差し切りがある。
■[7]ビッグアーサー 12着
芝1200mは[8−2−0−1]で大外枠で位置取りが悪くなったシルクロードS5着を除き連対を確保している。2走前の高松宮記念はスタートを決めて少し離れた4番手につけ、直線で先に抜け出したミッキーアイルをメンバー4位タイの33.4秒で差し切って1分6秒7のレコードで優勝。この日の中京は最終週でもレコードが連発する高速馬場だった。レースは前半3F32.7秒、後半3F34.0秒。ビッグアーサーは前半3F33.3秒、後半3F33.4秒。道中10秒台のラップが3F続いたが、好位から上がりを33.4秒でまとめたのだから大したもの。サクラバクシンオー産駒でスピードの絶対値の高さと底力を兼ね備えている。
前走セントウルSは1枠1番からハナを切って前半3F33.1秒で飛ばし、直線で後続を引き離し0.2秒差をつけて優勝。58キロを背負って勝ちタイムは1分7秒6。途中でスノードラゴンが来たときにガツンと掛かる場面があったが、その後は競られることなく落ち着いて走っていた。ラスト3Fは10.8−11.2−12.5秒でゴールに近づくにつれラップが落ちている。ビッグアーサーの上がりはメンバーの中で最も遅い34.5秒だった。最も遅い上がりで逃げ切れたのは、例年活躍する3、4歳馬の出走がなく、夏のスプリント重賞を勝った馬も出走していなかったこともあるのではないか。次走に向けてわざと力を出していない馬もいる。
元々少し掛かり気味に走る馬だが、1週前調教では前半からかなり掛かっていた。最終調教は閉門間近(9時49分)の馬がいない時間帯に追い切ったが、それでも道中掛かって最後は一杯になった。前走逃げたことで福永騎手がビッグアーサーの「禁断のスイッチ」を押してしまった可能性がある。これは陣営にとって想定外。スノードラゴンが来たときにガツンと掛かった点は見逃せない。前走と同じ1枠1番はプラスにもアダにもなる枠。福永騎手が好位で折り合いをつけられればあっさりもあるが、前走より強いメンバーで直線に急坂があるだけにガツンと掛かると厳しくなる。心身がさらに短い距離にシフト。ベストは芝1000mなのではないか。
<予想コメント、ビッグアーサーの一部を抜粋>
ビッグアーサーは高松宮記念をレコード勝ち。スピードの絶対値が高く底力もあるため、好位で折り合って直線で捌ければあっさりがある。ただしセントウルSで逃げたことで福永騎手がビッグアーサーの「禁断のスイッチ」を押してしまった可能性がある。閉門間近の馬がいない時間帯に追い切ったように陣営は苦慮しているが、それでも折り合いを欠いていた。
1枠1番に入ったことで乗り方がかなり難しくなった。あっさりもあるが、ハイペースで飛ばし過ぎたり、控え過ぎて直線で捌けないとと着外もありえる。過去10年のスプリンターズSでサクラバクシンオー産駒は[0−0−1−23]、2番人気は[0−0−0−3]、5番人気以内は[0−0−0−6]。1番人気はいないが、少し気になる。1番人気だが、折り合い、位置取り、直線での捌き次第になる。
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