■調教診断(抜粋)
■[7−]ソウルスターリング 1着(1位評価)
南Wで2頭併せで軽く仕掛けられて先着。舌がハミを越していたが、前向きさがあり、しっかりとした脚捌き。本番前で少し余力残しも仕上がりは良さそう。
■[7−]リスグラシュー 3着(2位評価)
栗CWで馬なり調教。1週前に坂路で51秒台を出し、直前は余裕残し。馬体が大きく変わっていないが、この馬なりに動いている。休養前と変わりない。
■[6+/]ミスパンテール 2着(5位評価)
栗CWで馬なり調教。牝馬でも馬格があり、逆手前のまま最後までしぶとく伸びた。牝馬でも馬格があり、走りそうな雰囲気がある。久々も上々の仕上がり。
■有力馬診断
■[7]ソウルスターリング 1着(1位評価)
新馬、アイビーSを好位から最速上がりで抜け出して2連勝。アイビーS2着ペルシアンナイトはアーリントンCを勝ち、3着エトルディーニュは共同通信杯で2着に入った。前走阪神JFは内枠スタートから3番手につけ、メンバー2位の34.8秒で最内から抜け出して快勝。勝ちタイムは1分34秒0。新馬戦は前半5F64.5秒、アイビーSは62.0秒でスローペースの経験しかなく、速い流れになったときに不安があったが、これまでとは全く違う前半3F34.7秒、5F58.8秒という流れで3番手につけて直線で抜け出したように抜群のレースセンスであっさりと克服してみせた。レースのラスト3Fは11.5−11.5−12.2秒。ラスト1Fのラップが落ちてリスグラシューに詰め寄られた点が少し気になるが、速い流れで好位から抜け出した経験は馬を強くする。
最後にラップが落ちて詰め寄られたことより、前に行って勝ち切ったことを評価すべきなのではないか。最終調教は南Wで2頭併せで軽く仕掛けられて先着。本番は先のため、目一杯に仕上げていないが、このレベルの馬になると普通に仕上がれば力を出せる。前走輸送して馬体が8キロ減ったため、多少余裕を残している面もあるのだろう。14戦14勝でG1を10勝したフランケル産駒。デビューから3戦騎乗したルメール騎手は18戦10勝でG1を6勝した母スタセリタに似ているとコメントしている。社台はソウルスターリングを無敗の桜花賞馬にして世界にアピールしたいのではないか。その点で社台のリスグラシュー、ミリッサが負かす可能性は低い。誤算があるとすれば、人気馬を平気で太め残りで出走させる藤沢和厩舎。成長分で多少は増えていそうだが、当日の馬体重に注意したい。
■[6+]ミスパンテール 2着(穴馬)(2位評価)
札幌芝1500mの新馬戦は大外枠から後方を進み、大外からメンバー最速の34.1秒で差し切って1分32秒9で優勝。スピードに乗ると大外から一気に交わし、最後は流す余裕があった。前半5F64.1秒の緩い流れだったが、レースのラスト3Fは11.8−11.5−11.4秒で尻上がり。札幌芝1500mはコース的に外枠が不利だが、大外枠から大外を回っていい脚を長く使い、尻上がりラップで勝ったことを評価したい。牝馬でも504キロと馬格があるが、前脚の可動域が広く、四脚のバランスのいい走りをする。相馬眼的にこういう走りをする馬は重賞で活躍することが多い。
今回は新馬戦以来の出走となるが、2週前に坂路で51.5秒、1週前に52.6秒を出している。最終調教は栗CWで馬なりだったが、逆手前のまま最後までしぶとく伸びていた。休み明けでも雄大な馬体が目立ち、走ってきそうな雰囲気がある。大型馬だが、乗り込み不足の新馬戦を勝ったように久々を苦にしないタイプなのではないか。昆厩舎は11年天皇賞(春)を勝ったヒルノダムール以来重賞を勝っていないが、先週の阪急杯でヒルノデイバローが2着に入った。昆厩舎は非社台。リスグラシュー、ミリッサがソウルスターリングを交わさないように後方に控えたときに間隙を突けないか。
WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM
■[7−]ソウルスターリング 1着(1位評価)
南Wで2頭併せで軽く仕掛けられて先着。舌がハミを越していたが、前向きさがあり、しっかりとした脚捌き。本番前で少し余力残しも仕上がりは良さそう。
■[7−]リスグラシュー 3着(2位評価)
栗CWで馬なり調教。1週前に坂路で51秒台を出し、直前は余裕残し。馬体が大きく変わっていないが、この馬なりに動いている。休養前と変わりない。
■[6+/]ミスパンテール 2着(5位評価)
栗CWで馬なり調教。牝馬でも馬格があり、逆手前のまま最後までしぶとく伸びた。牝馬でも馬格があり、走りそうな雰囲気がある。久々も上々の仕上がり。
■有力馬診断
■[7]ソウルスターリング 1着(1位評価)
新馬、アイビーSを好位から最速上がりで抜け出して2連勝。アイビーS2着ペルシアンナイトはアーリントンCを勝ち、3着エトルディーニュは共同通信杯で2着に入った。前走阪神JFは内枠スタートから3番手につけ、メンバー2位の34.8秒で最内から抜け出して快勝。勝ちタイムは1分34秒0。新馬戦は前半5F64.5秒、アイビーSは62.0秒でスローペースの経験しかなく、速い流れになったときに不安があったが、これまでとは全く違う前半3F34.7秒、5F58.8秒という流れで3番手につけて直線で抜け出したように抜群のレースセンスであっさりと克服してみせた。レースのラスト3Fは11.5−11.5−12.2秒。ラスト1Fのラップが落ちてリスグラシューに詰め寄られた点が少し気になるが、速い流れで好位から抜け出した経験は馬を強くする。
最後にラップが落ちて詰め寄られたことより、前に行って勝ち切ったことを評価すべきなのではないか。最終調教は南Wで2頭併せで軽く仕掛けられて先着。本番は先のため、目一杯に仕上げていないが、このレベルの馬になると普通に仕上がれば力を出せる。前走輸送して馬体が8キロ減ったため、多少余裕を残している面もあるのだろう。14戦14勝でG1を10勝したフランケル産駒。デビューから3戦騎乗したルメール騎手は18戦10勝でG1を6勝した母スタセリタに似ているとコメントしている。社台はソウルスターリングを無敗の桜花賞馬にして世界にアピールしたいのではないか。その点で社台のリスグラシュー、ミリッサが負かす可能性は低い。誤算があるとすれば、人気馬を平気で太め残りで出走させる藤沢和厩舎。成長分で多少は増えていそうだが、当日の馬体重に注意したい。
■[6+]ミスパンテール 2着(穴馬)(2位評価)
札幌芝1500mの新馬戦は大外枠から後方を進み、大外からメンバー最速の34.1秒で差し切って1分32秒9で優勝。スピードに乗ると大外から一気に交わし、最後は流す余裕があった。前半5F64.1秒の緩い流れだったが、レースのラスト3Fは11.8−11.5−11.4秒で尻上がり。札幌芝1500mはコース的に外枠が不利だが、大外枠から大外を回っていい脚を長く使い、尻上がりラップで勝ったことを評価したい。牝馬でも504キロと馬格があるが、前脚の可動域が広く、四脚のバランスのいい走りをする。相馬眼的にこういう走りをする馬は重賞で活躍することが多い。
今回は新馬戦以来の出走となるが、2週前に坂路で51.5秒、1週前に52.6秒を出している。最終調教は栗CWで馬なりだったが、逆手前のまま最後までしぶとく伸びていた。休み明けでも雄大な馬体が目立ち、走ってきそうな雰囲気がある。大型馬だが、乗り込み不足の新馬戦を勝ったように久々を苦にしないタイプなのではないか。昆厩舎は11年天皇賞(春)を勝ったヒルノダムール以来重賞を勝っていないが、先週の阪急杯でヒルノデイバローが2着に入った。昆厩舎は非社台。リスグラシュー、ミリッサがソウルスターリングを交わさないように後方に控えたときに間隙を突けないか。
WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM