1 オオツカ
大久保師は、目立った変化こそないがここまで調整は順調、左回りへの不安もない、と見立てる。栗東CWでは長めから併せ馬を追いかけ、強めに追われて最後まで食らいついた。最終追いは栗東坂路を馬なりでまとめ、疲れを残さないよう調整。派手な上積みは感じにくいものの、必要な負荷はかけられている。
2 ファイアマン
上原博師は、このレースを目標に進め前週もこの馬として十分に動けた、前走の勝ち方は鮮やかで同世代相手にどこまでやれるか楽しみ、と期待する。最終追いは美浦ウッドで前を大きく追いかけ、馬なりのまま先着。原騎手は、併せてから正しい手前で走れた、真面目に力を出せればオープンでも通用する、と評価した。
3 ヒシアムルーズ
美浦ウッドでは先行した強めの併走馬を余裕を持って退け、前週の段階から状態の良さが目立った。最終追いは馬体維持を重視して馬なりで整え、輸送へ備えている。堀師は、暑い時季でも体を維持でき仕上がりはほぼ整った、前走でダート適性は確認できた、今回は相手が一気に強くなるのでどこまで対応できるか、と説明。
4 チェリヴェント
栗東CWで一杯に追われた併走馬を追走し、最後までしっかり同入。最終追いは吉村騎手を背に栗東坂路で4ハロン53.6秒、ラスト1ハロン12.6秒を馬なりでまとめた。清水久師は、余裕を残した動きでも久々らしさはない、馬体を見るとパワーに優れたタイプ、今回はメンバーが強くどこまで通用するか、と慎重。
5 マクリール
前走はパシファイアーとブリンカーの効果で行きっぷりが改善。美浦ウッドで2週続けて追走同入とし、最終追いでは直線を強めに伸ばして集中力を確認した。手塚久師は、この馬としては順調な動き、能力は持っているので勝負どころで置かれず流れに乗れるかが重要、と説明する。今回は胸を借りる立場でも侮れない。
6 ドンエレクトス
美浦ウッドで併せ馬を追走し、2週続けて同入。調教で派手に見せるタイプではないが、最終追いでは強めに動く相手に馬なりで並び、実戦へ向けた態勢を整えた。荻野極騎手は、併せてからまだ反応できそうな余裕があり十分に走れる状態、気分にムラがあるので気持ち良く運びたい、と話す。道中のリズムが鍵になる。
7 パラダイスフェイス
連闘で臨んだ前走を強い内容で制した後も、体調面に反動は見られない。坂美浦路でラスト1ハロン12.3秒で追走先着を決め、最終追いは石橋騎手を背に美浦ウッドで追走同入。牧師は、前走後も状態は良く石橋騎手とも相性が合いそう、と期待する。石橋騎手も、ここまで順調でコンディションに問題はない、と好感触。
8 テンカムテキ
林師は、前走は瞬発力勝負で分が悪かったが強い相手に最後まで食らいつけた、今回は混戦になり時計のかかる展開が理想、と分析する。美浦ウッドでは2週続けて石川騎手が跨り追走同入、先行同入としっかり負荷を消化。最終追いも直線で力強く伸びた。消耗戦に持ち込めれば、持続力を生かして浮上可能。
9 ショウナンバンライ
夏場にすでに2戦していることから、前週は坂路で4ハロン54.9秒と軽めの内容。最終追いでは4ハロン53.5秒まで時計を詰め、強めに追われて反応を確認した。松下師は、使ってきているので大きく負荷をかける必要はなかった、当週の動きは良かった、競馬が上手で左回りも対応できると思う、と期待する。
10 タガノアバンドーネ
栗東坂路で先行同入とした前週にしっかり下地を作り、最終追いはラスト1ハロン11.9秒。全体を抑えながら、ラストだけ鋭く伸ばして好調ぶりを示した。角田師は、前回も休み明けを使って状態が上向いていた、今回は3戦目でさらに良くなっている、左回りへの変更も問題ない、と評価。攻めの反応からも上積みは十分。
11 パイロマンサー
吉村師は、前週の動きは良く以前よりかなり良化しているとの感触を得た、暑い中でも順調に調整できている、と手応えを示す。栗東CWでは追走した併走馬を大きく突き放し、最終追いも栗東坂路で4ハロン53.5秒。一杯の相手に先着した。派手さ以上に実戦で強さを見せるタイプ。世代上位のダート能力を証明する好機。
12 メルカントゥール
杉山晴師は、2週前よりも前週の動きが良化、馬体や走りにもう一段芯が入ってきた、と成長を評価する。1週前は栗東CWで長めから一杯に追われ、後方から併走馬を捉えて先着。最終追いは軽めだったが、余力は十分に残していた。以前のようなモタれや頭の高さは改善しており、コーナーをスムーズに回れれば上位進出も。