<直前情報>

1 フェスティバルヒル
ファンタジーS後に左第1指骨剥離骨折を発症。この影響で大きく間隔があいてしまった。管理する四位師は、その点は分が悪いと思う、としつつも、世代で上位の素質はある、と自信あり気だった。また師は、前走時は448キロだったけど今回の帰厩時は470キロ、プラス体重になると思う、と確かな成長も伝えていた。

2 サンアントワーヌ
フィリーズレビューの2着馬。これまでの連対は全てマイル未満の距離だけに、距離克服が最大の焦点だ。それでも、前走からコンビを組む荻野極騎手が、前走は後方で折り合って迫る脚は使っていたし桜花賞に向けていい走りができた、マイルの方がむしろいいかもと思った、チャンスはある、と話しているなら不安はない。

3 ディアダイヤモンド
アネモネSを1分32秒7で快勝。戸崎騎手は、すごく乗りやすくて状態もよさそう、スピード能力を感じた、疲れも特に感じなかった、と好印象。手塚久師は、もくろみ通りきている、輸送自体は馬運車でもおとなしいので心配はしていない、京都と阪神では違うのでそのへんは準備していきたい、と阪神での競馬に自信をのぞかせた。

4 エレガンスアスク
2月10日と遅めのデビュー。初出走初勝利の勢いのまま挑んだ前走・チューリップ賞では伸び負けてしまったが、これがいい経験になったことだろう。岩田望騎手は、思っていた以上に操縦性がよくていい印象を受けた、とコメント。まだ緩い馬でどこまでやれるか、とも話しており、展開や馬場が向くことが理想となる。

5 ギャラボーグ
クイーンCでの敗戦について、杉山晴師は、ゲートに入った瞬間に気が入りすぎて立ち遅れて直線も内にササりっぱなし、左回りであれだけ内にササったので現状は右回りの方がいい、と振り返る。中間は放牧先から早めに戻してじっくり調整してきた、結果の出ている舞台だし条件は前走よりいい、と巻き返しを誓った。

6 アイニードユー
追い切りについて吉村師は、単走で十分、気持ちよく上がってくることを重視した、落ち着きがあるし状態はいい、と伝えている。前走・フィリーズレビュー3着を振り返って師は、自分でペースをつくって粘ってくれた、母のいいスピードを受け継いでいるし1600mもこなせる範囲だと思う、とコメント。先行有利の馬場なら期待大。

7 アランカール
チューリップ賞では3着。始動戦にもかかわらず、阪神JFから馬体重を6kg減らしていたのが気になった。今回の調教後馬体重はそこからさらにマイナス2kg。この点が心配ではあるものの、追い切り後に斉藤崇師が、終いの反応もよかったし心配なく向かえる、息もできている、と話しているならそこまで気にする必要はないか。

8 ロンギングセリーヌ
これまでの4戦は全てハナを切っている。しかし、2走前の35.3秒が最も速い前半3ハロンタイムだから、そこまで飛ばして逃げてはいない。竹内師も、逃げにはこだわっていない、リズムよく行って渋太さを生かせれば、4枠8番は外すぎるのは嫌だなと思っていたのでとてもいい枠、と語っているので、控える競馬も考えられる。

9 ルールザウェイヴ
昨年の12月27日にデビュー勝ち。経験は浅いが2戦目のアネモネSで2着となっている。原騎手は、しっかり疲れが抜け切ってテンションも落ち着いているしかなりいい状態、と語る。宮田師は、オーバーワークにならない程度にした、早く栗東へ行くとカイバ食いが落ちそうだったので、美浦での日常を大事にした、と中間の様子を伝えた。

10 ナムラコスモス
大橋師は、前走後も緩めずに乗り込んでいる、前走は仕掛けが少し早かったが重賞であれだけ走れたから、と伝えていて調整は順調そう。田口騎手は、前走と同じか少し上回っている印象がある、デビュー当初は緩さがあったがこぶし賞あたりからすごく力をつけて前向きさも出ている、十分チャンスがある、と意気込んだ。

11 ジッピーチューン
6枠11番について林師は、偶数番が欲しかったし欲を言えばもう少し内でもとは思うが外すぎなくてよかった、と語った。当週の追い切りは美浦坂路で4ハロン56.3秒、ラスト1ハロン12.2秒。師は、1週前が十分すぎる内容だったので当週はメンタル面重視、雰囲気は今までで一番いい、と楽しみなコメントを出している。

12 スウィートハピネス
阪神JF4着→エルフィンS1着。序盤にじっくりと運ぶことで末脚を爆発できるタイプなので、今回も後方からの競馬になりそうだ。中井助手は、雰囲気はよかった、デビュー前からいいものを持っている馬だなと思っていた、使いつつよくなっていて調教で乗っていても長くいい脚を使えそうな感じがある、と素質の高さを伝える。

13 リリージョワ
状態について武幸師は、指示を出せばいくらでも動くのでセーブしながらの調教だった、大きな動きの変化はないけど順調にきている、とコメント。師が、バネがすごい、体は小さくて背も低いけど可動域がすごい、あんまりいないタイプの馬、と絶賛していることから、マイルの距離さえこなせれば戴冠があってもいい。

14 ドリームコア
萩原師によると、レース直前の輸送を避けるために栗東に入厩して調教をすることを選択した、とのこと。クイーンCでの走りは圧巻の内容だっただけに、この調整がどう出るかだけだろう。師は、先週しっかり負荷をかけて態勢は整った、ここまで順調にこられたし体がしっかりしてきた、と手応えを口にしていた。

15 スターアニス
阪神JFを1分32秒6の好時計で勝利。ぶっつけ本番の臨戦だけに仕上がりが重要になってくるが、高野師が、動きは申し分ない、当初予定していた時計より速くなったがそこは馬の調子のよさ、上がり運動もケロッとしていた、この後しっかりケアして競馬に臨みたい、と話しているなら何の心配もいらないだろう。

16 ショウナンカリス
フィリーズレビューでは1番人気の支持を受けるも8着。しかし、これは勝負所から直線まで馬群に包まれてスムーズさを欠いたのが要因。見限るのは早計だろう。追い切り後の加藤士師は、53秒の予定が先行馬との兼ね合いで速くなったがそれだけ具合がいいのだろう、一戦ごとに体が逞しくなっている、と仕上がりに満足げだった。

17 ブラックチャリス
函館2歳Sで2着。距離を延ばした前走ではフェアリーSを勝利。唯一馬圏外に敗れたファンタジーSも勝ち馬からは0.1秒差だから常に安定して走っている。武幸師は、1週前追い切りでどれだけよくなるかと思っていたがだいぶ上がっている、今回の方が動けるし堅実で注文がつかない、期待している、と良化をアピールした。

18 プレセピオ
1400mのつわぶき賞を1分19秒9の時計で勝利。差す競馬では結果が伴っていないが、高速馬場で先行すれば怖い存在だ。最終追い切りは栗東坂路で4ハロン52.9秒、ラスト1ハロン13.1秒。笹田師は、もう少し遅くてもよかったが馬がその気になっていた、元気がいい、渋太さを生かせる形になれば、と充実ぶりに目を細めた。