1 ゼンダンハヤブサ
栗東坂路で4ハロン54.4秒、ラスト1ハロン12.1秒で軽く感触を確かめた。最終追いはラスト1ハロン12.1秒で、いずれも酒井騎手を背に馬なりでまとめ、終いまで余裕のある脚取りを見せた。木下助手は、状態はかなりいい、毎回安定して走ってくれる馬、今回は52kgのハンデも大きな魅力、と期待を寄せる。

2 タガノアビー
栗東CWで長めからしっかり乗られた前週は、馬なりでも余裕十分。最終追いは全体をゆったり運び、気分良く走らせる調整で仕上げた。千田師は、若い頃は馬込みを苦にしたが前走では精神面の成長を示した、余裕のあるローテーションにしたことが強い勝ち方につながった、と分析。今の充実度なら重賞でも通用。

3 ナムラエイハブ
この中間は障害練習を積極的に取り入れ、体のバランスとフィジカル面を強化。栗東CWでの前週を経て、最終追いは栗東坂路で4ハロン52.5秒。ラスト1ハロンも12.4と強めに追われ、狙い通りの負荷をかけた。長谷川師は、時計には表れない部分も含めて豊富に乗り込めている、と手応えを示す。小回り替わりで前進。

4 コパノサントス
栗東坂路で4ハロン53.9秒、ラスト1ハロン12.4秒と負荷。最終追いも輸送を控えて余力を残しながらも、終いまでしっかり脚を伸ばした。梅田師は、馬場の荒れた時間帯で目いっぱいには追っていないので時計は予定の範囲、過去2戦は慎重に進めていた、今回はより踏み込んだ調整ができている、と説明。

5 エヒト
放牧でリフレッシュした効果が表れ、栗東坂路でラスト1ハロン11.9秒を記録。最終追いも4ハロン51.3秒、ラスト1ハロン12.0秒と意欲的に攻められ、行きっぷりの良さが戻ってきた。清水亮助手は、前走は距離も長く厳しい条件だった、小回りで実績があるのも心強い、と好感触。持続力勝負なら巻き返し可能。

6 ガイアメンテ
栗東CWで川田騎手がしっかり負荷。最終追いも一杯に追われる併走馬を馬なりで退け、仕上がりの良さを示した。榎本助手は、前走はゲートも改善し強い勝ち方を見せてくれた、以前は攻め過ぎるとカイ食いが落ち気持ちも尖りやすかった、今は落ち着きがあり食欲も安定している、と成長を強調する。

7 トータルクラリティ
栗東CWでは国分優騎手が折り合いを重視して乗り、馬なりでリズム良くフィニッシュ。早めに小倉へ移動したあとは、芝コースで大きなストライドを崩さず軽快に動いた。池添師は、馬の状態も背中の感触もいい、長めの距離を経験してきたことで以前より折り合いがつくようになった、と評価する。展開の主導権を握れれば。

8 サフィラ
西村淳騎手を背にした栗東CWでは、馬なりながら想定以上の好時計を記録。早めに小倉へ移動し、最終追いは芝コースで軽く感触を確かめる程度にとどめた。池添師は、ジョッキーにリズム良く乗ってもらい思った以上に時計が出たのは状態がいい証拠、近2走は本来の力を出し切れていない、と振り返る。

9 ジーティーアダマン
栗東CWでびっしり追われた際は、追走から力強く先着して十分な負荷を消化。最終追いは栗東坂路で4ハロン52.1秒、ラスト1ハロン12.2秒を馬なりで駆け上がり併走馬を退けた。上村師は、前週の段階でこれだけ動けていれば十分、前走はレコード決着の速い流れにも対応できており能力は示した、と評価する。

10 マイネルメモリー
休み明けを意識し、前週は栗東坂路で4ハロン51.7秒と序盤からハードに攻めた。最終追いも4ハロン51.5秒、ラスト1ハロン12.6秒を記録。宮師は、前週に強くやったので当週は軽めでもよかった、2000mは合う条件で夏場も苦にしない、と説明。自ら動くタイプではないが、展開が向けば末脚炸裂も。

11 カネフラ
最終追いは栗東坂路で4ハロン55.3秒、ラスト1ハロン12.1秒。馬なりのままラストまでリズムを崩さず、前週よりも反応は良化している。西岡助手は、先週と比べて動きが良くなりコンディションも確実に上向いている、展開がうまくかみ合えば面白い、と期待を寄せる。流れが締まって末脚を生かせれば差し込みも。

12 ケイズレーヴ
名古屋での1週前は直線でしっかり追われ、終いまで反応良く伸びた。榎屋充師は、折り合いを優先すると後方からの競馬になる可能性はあるが精神的には落ち着いている、芝が合うことは間違いないのであとは展開が向いてくれれば、と期待。中央重賞で相手は一気に強化されるが、軽ハンデと芝適性を生かせれば見せ場も。

13 カエルム
栗東坂路では4ハロン51.7秒、ラスト1ハロン12.9秒を馬なりでまとめ素軽さを確認。最終追いは安田師自らが跨り、栗東CWで走りのバランスと集中力を確かめる調整にとどめた。安田師は、今回はフォームと気持ちの入り方を見ることが目的、一度使った効果と放牧によるリフレッシュの両方を感じる、と説明する。

14 ウエストナウ
高杉騎手を背にした栗東CWでは、前を追いかけながら最後はしっかり先着。最終追いも後方から併走馬を目標に運び、無理に追わず余力を残して態勢を整えた。寺島師は、道中で我慢が利き外を回して十分な負荷をかけられた、当週も追走させることで集中力を保てた、この馬のリズムで運ぶことが重要、と見立てる。

15 テーオーソラネル
長い休養明けでも栗東CWで一杯に追われ、併せたガイアメンテには遅れたものの、この馬自身も最後までしっかり動いた。最終追いは栗東坂路で4ハロン54.7秒、ラスト1ハロン12.8秒を馬なりで消化。竹内助手は、相手がよく動く馬なので遅れは気にしていない、手応えも背中の感触も良く体つきもいい、と評価。

16 ノーランサンライズ
栗東CWで長めから速い時計を記録し、追走同入と余力十分。最終追いも馬なりながらラストまでしっかり伸び、状態の安定感が目を引く。佐藤悠師は、年間を通して調子の波が小さいタイプ、一度使ったことで気持ちも前向きになっている、と評価する。スムーズに外へ持ち出せれば、直線での巻き返しがあっていい。

17 ジョバンニ
海外遠征後でも馬体は普段の状態まで戻り、栗東CWでは追走同入と順調な動き。最終追いは栗東坂路でラスト1ハロン12.4秒を馬なりでまとめ、折り合いもついていた。杉山晴師は、体はいつもの水準に戻り終いまでしっかり動けている、鞍上からもいい感触を得られた、と評価する。得意の中距離で重賞初制覇を狙う。

18 レーゼドラマ
松若騎手が初めて跨った栗東CWでは、追走からきっちり先着。放牧でリフレッシュした効果が感じられ、前向きさと軽さのバランスが取れている。最終追いはフレッシュさを保つため、同コースで終いだけ確認。辻野師は、今回の距離なら前半は落ち着いて運べるはず、と分析する。最後まで集中できれば一気の反撃も。