1 セイウンハーデス
幸騎手は、前週はびっしり負荷をかけた、もうひと追いでさらに良くなりそう、と評価していたが、その後もしっかり調整。最終追いは栗東坂路でラスト1ハロン12.4秒としまいを強めに伸ばし、橋口師も、体がすっきりして狙い通りの内容、と好感触だ。レコード勝ちのある東京1800mで好走態勢は整った。

2 リアライズシリウス
津村騎手は、春より精神的にどっしりし最終追いではまだ余力があるほど元気、左回りなら手前も自然に替えられる、と高評価。美浦ウッドでは前週に追走して負荷をかけ、最終追いも馬なりで併走同入し、戦える状態まで上昇。手塚久師も東京1800mをベスト条件と見ており、古馬相手でも内容と結果を求めたい。

3 レディネス
昆師は、以前よりバネが出て全身を使って走れるようになり精神面にも落ち着きが出てきた、と成長を評価する。栗東CWでは前週に横山典騎手を背に長めから追走先着。最終追いは重い馬場を考慮して馬なりで軽く整えた。やれば時計の出る馬だけに、あえて抑えた調整で問題なし。東京との相性も良く、前進が期待できる。

4 サトノシャイニング
杉山晴師は、ひと叩きしたことで力みが抜け前週はかなりスムーズに動けた、鞍上も改めて能力を評価していた、と上積みを強調する。栗東CWで強めに動かした後、最終追いは坂路を馬なりで確認程度。輸送も考えて負荷を抑えた形だが、前走を使った効果は明確。折り合い面の進歩から1800mにも対応できそうだ。

5 クルゼイロドスル
栗東坂路で4ハロン52.2秒と馬なりで動いた後、最終追いは重馬場を考慮して軽めに調整。矢野助手は、馬体はすでにできており前走後も息の戻りが早かった、状態は高いレベルで維持できている、と説明する。開幕週のきれいな馬場と勝ち鞍のある1800mは好条件だ。前走以上の走りを期待したい。

6 ライヒスアドラー
佐々木騎手は、前週には多少重さがあったがひと追いでしっかり仕上がった、左回りでは手前替えも自然で春より体の硬さや幼さが抜けてきた、と成長を評価する。美浦ウッドでは前週に一杯、最終追いは馬なりで追走同入。折り合いにはまだ注意が必要だが、それ自体はいつものこと。東京1800mへの適性は高い。

7 ロングラン
美浦ウッドでは前週に強めの相手を追走し、一気に突き放す好内容。最終追いは直線で無理に時計を求めず、併走相手に並ぶ程度にとどめた。小島良助手は、体調面に大きな問題はないが年齢なりの変化は感じる、と話す一方、中野助手は、1800mは最も合う距離で左回りにも違和感はない、と条件を歓迎。

8 ビーアストニッシド
美浦坂路で前週は軽く整え、最終追いは一杯に負荷をかけた。前に馬を置いて追走し、最後まで集中を切らさず走れた点は収穫。伊藤助手は、以前に比べて気難しさが薄れ併走馬を意識しながら最後まで集中できていた、と精神面の進歩を評価する。近走で好走歴のない7歳馬ではあるが、気持ちを切らさず運べれば前進も。

9 ドラゴンブースト
藤野師は、夏を休ませたことで馬体が成長し以前よりパワーアップしている、と評価する。栗東CWでは前週に予定以上の時計となったものの、一杯の併走馬を大きく突き放して十分な負荷を消化。最終追いも重い馬場で強めに動かし、しまいまでしっかり伸びた。じっくり作ってきた、と陣営の手応えも良い。

10 エルトンバローズ
栗東CWで前週に松若騎手を背に一杯まで動かし追走先着。最終追いも馬場を考慮して同コースへ切り替え、馬なりながら全体をしっかり動かした。杉山晴師は、前週は多少重さを感じたようだが当週は活気があり出来を維持できている、と評価。片側ブリンカーの効果で内へモタれる面も改善傾向。得意舞台なら力を出せそうだ。

11 ランスオブカオス
栗東CWで前週は5ハロンから馬なりで軽く整え、最終追いは重い馬場でも6ハロンから馬なりでスムーズに動いた。奥村豊師は、馬場状態を考えれば時計は十分出ており見た目の動きも良かった、と評価する。一方で理想は良馬場。強い負荷を必要とせず状態は安定しているだけに、持ち味のスピードを生かせる形なら好走可能。

12 レガーロデルシエロ
栗田師は、柔らかみのある動きで順調、東京はこの馬に合うし今回は腹をくくった競馬をしたい、と巻き返しに意欲を見せる。美浦ウッドでは2週続けてホウオウゴールドを追走し、馬なりで余裕を残して同入。前走は進路取りが中途半端になっただけに、今回は早めに動く本来の形が理想。展開がかみ合えば変わり身十分。

13 ホウオウビスケッツ
奥村武師は、前走は展開が厳しかっただけで前週の動きは前走時以上、と状態上昇を強調する。美浦ウッドでは岩田康騎手を背に鋭く反応して先着。最終追いは前週に十分動かしたことから馬なりで整えた。札幌記念時も悪くなかったが、トレセンへ戻ってさらに切れが増した印象。東京1800mで自分の形に持ち込めれば。

14 レイニング
美浦ウッドでは前週に予定とは異なる形になったものの、強めに動かして十分な負荷を消化。最終追いは重馬場を馬なりで整えた。森一師は、絶好調時と比べればもうひとつ足りない印象は残るが能力的にはオープンでも通用する、と評価する。東京1800mは条件的に合っており、仕上がり度を地力でどこまで補えるかが焦点。

15 シャンパンカラー
牧場から乗り込まれ、美浦ウッドでは前週に強めの負荷を消化。最終追いは内田騎手を背に坂路を馬なりでまとめた。内田騎手は、以前より精神的に大人になっておりマイルをこなしている馬なので1800mへの延長も大きな問題ではない、と評価。田中剛師は多少渋る馬場も歓迎しており、条件がかみ合えば巻き返しも。

16 アドマイヤクワッズ
安田助手は、春より走りのバランスが整いラストまでしっかり動けたと鞍上も評価している、ワンターンなら1800mにも対応してほしい、と期待する。栗東CWでは前週に一杯の併走馬を追走して先着。最終追いは重い坂路で馬なりだったが、坂路で目立つタイプではない。前週に負荷を済ませており、順調な仕上がり。

17 ダノンエアズロック
美浦ウッドでは2週続けて併せ馬を消化し、前週は馬なりながら強めの相手と同入。最終追いも余力を残して調整された。堀師は、入厩当初に残っていた体の硬さをケアしながら進めている、舞台条件はいいが今回は目いっぱいというより使いながら良化してくれれば、と慎重。本調子まではもう一段階上積みが欲しい印象。