2011年03月24日

24時間警備、バリケードも、震災乗じた窃盗対策―宮城

東日本大震災で、被災店舗を狙う窃盗が増え、宮城県内の企業や店が対策に乗り出している。24時間の警備を始めたり、バリケードを設置したりする店も。県警もパトロールを強化しているが、店主らは「自己防衛するしかない」と気を引き締める。

石巻市の家電量販店は19日から、警備会社に24時間の警戒を依頼。津波被害は及んでいないが、道路に面した大型ガラスが破損し、ブルーシートで覆っている。男性警備員は「夜中に店をうかがう不審者もうろついている」と不安な表情を見せた。

同市の複数の銀行支店では震災の翌週から、入り口や窓に鉄板のバリケードを設置した。担当者は「建物倒壊の二次被害を防ぐ目的だが、防犯や侵入者対策の意味もある」と説明。気仙沼市では被災した信用金庫の店舗金庫室から約4000万円が盗まれる事件が起きており、「金融機関としてあってはならない」と語った。


県警によると、震災後10日間の110番件数は平常時の2.6倍、店を荒らす窃盗は3倍に上っており、応援を含め約100人態勢でパトロールを強化している。
石巻市内ではヘルメットに警棒を携えた制服警察官が歩く姿も目立った。21日から応援に入ったという兵庫県警の警察官は「周辺のパトロールを頼まれている」と語り、ガラスの割れた店を見回っていた。

時事通信 3月24日

keibihikaku at 19:09│ 事件 
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