IMG_0829 3a 子供の頃、突然連れていかれた葬儀で焼香の順番を待つとき。
突然の知人の不幸、お通夜に出向くことになり御霊前の金額をどうしたら良いか判断に迷う。
いきなり上司に、大事な顧客との接待の席に同席の指示で慣れない上品なホテルのレストランでのディナー。
子供にせがまれて、初めてのファーストフード・レストランでのオーダー。

その場に直面して、その場の作法を知らなくて戸惑ったことはありませんか?
最近はインターネットで前もって調べがつくものなら、大きな戸惑いは少なくなりましたが。

こんなこともありました。

先日三軒茶屋に行った帰りに「三軒茶屋ってどの辺だっけ?」と自問自答する羽目になりました。
今いる所から目的地に行く時に、最近は乗り換えアプリやナビソフトを使うのが普通です。これを使うと自分のいるところと目的地の空間的な位置関係 を把握する必要が無いわけです。素直に、何時の何番線のどの電車に乗れ、次はどこで降りて、乗り換える、、その指示に従ってさえいれば、確実に目的地にた どり着けるわけです。

「森を見ずして物事を成就する」世の中になったのかもしれません。

さて話を元に戻して、ここまでの話の共通点を探すと、次の様なことかも知れません。
その場には来てはみたが、そこでの作法やこの先をどうすれば良いのか知らない事にはたと気づく。

「納税」はこの様な「作法」がわからないと事の一つではないでしょうか?
人が集まって、お金が稼げそうだということになり、とんとん拍子で事業案がまとまった。
でも、会社を作って社長を決めてなど先の事までは考えたくない。

特にサラリーマンが長いと、納税そのものへの意識が低く知識も少なく、行動も消極的になりがちです。 自分で申告して納付するという経験が少ないのではないでしょうか。

お金の授受は自然人である個人か、会社という法人であるかに限らず、いろいろな局面で発生します。
仮にサークルで有料のイベントを主催して、プロの出演者呼んだとしましょう。
この場合は、出演料の支払いが発生しますし、入場料などをとると収益が発生するかもしれません。
そうすると、儲けに対する納税についてもどうすべきかなのかという疑問が湧いてきます。

特にコンサル業では個々には独立した人がグループを作り、一つの案件を受注し、グループ内の専門性の活用により収益を上げるということがよくあります。このときのグループには代表者がいるが法人格はないという場合も多いと思います。

この様に代表者はいるが、法人格を持たない組織の事を「人格のない社団」というのだそうです。磯村先生の発表によると、「人格のない社団」は、法律的には法人ではありませんが、納税に対しては法人としての扱いです。

未成年に対して、「選挙権はないけど税金的に大人」というのと同じ論理ですね。

さて、慣れないことに遭遇して作法がわからないとき、どうするのが良いのでしょうか?
税金についていうと、心置きなく「稼ぐ」には、作法を身に着けることです。
そのための早道は、相手に聞くのが一番と思います。
税務署は、微妙なことは中々教えてくれないということもよく言いますが、担当者にもよるようです。
国税庁に問い合わせて、アドバイスを聞いてから税務署に乗り込むというのも一つの案です。

心置きなく稼ぐために作法を身に着ける、納税作法だけではなく、節税作法も身につけましょう。

詳しくはレジュメを見てください。(2016.4.8 山下記)

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