2009年10月22日

ランカーシーバスはこうやって釣れ<第三話>第一投目

昨年の7月以来の更新です。
ランカーシーバスを釣るまでの経緯を公開
することにしていましたが、血圧が高くて
ロッドを万歩計に持ち替えウォーキングに
いそしんでおりました。

ロッドを振るよりも、まずは潮の流れとか
干満時の変化、風向きによっての違いなど
を観察することにしたのです。
潮によっては、2〜4回ほどロッドを持参
してキャストしましたが、主はウォーキン
グ。30分もせずにやめ、もっぱらランカー
奪取の基礎作りに邁進していました。


もう一つ重要なことに気付いたのが、それ
なりのタックルを揃えること。今まで、エ
ギング用を流用しておりましたが、せめて
ロッドだけは一流のものをと奮発しました。

その名は「レガーロ」。

ネーミングもイタリア調でかっこよく、メー
ターオーバーでも余裕のクラスというコピー
につられ購入を決定しました。しかも2本同
時に! 
後で考えると、お店のご主人にうまく釣られ
た格好でした。
そうです。じらせて、夢を想像させ、気付い
たらお金を払っていた。
お金の部分をルアーに置き換えると、じらせ
る(今しかない)・夢を想像させ(おいしい
獲物に見せかける)というプロセスが生き物
には大切なことなのです。



そして、いよいよ大物シーズンの秋が訪れま
した。
落ちアユを求めてランカーが河口域に上って
くる時季です。
リールを新調し、高価なPEラインを巻き替
え、ついでにルアーも大人買い! 血圧が幾
分下がってきたのを機に、まさにボクも荒食
い状態となりました。

そんな折、編集部員がシーバス取材に行った
ところ、釣り人の腕もさることながら大漁の
シーバスをお土産にいただいたことから急きょ
出稼ぎに行くことになりました。
そうです、完全なる柳の下のドジョウを狙っ
た訳であります。
週末は高速道路が1000円! そんな好条
件も後押しして、クロ釣りのメッカである大
分県まで走ったのが17日の大潮でした。

シーズンよし、タックル完璧(ウエーダーや
ラインツイスター<PEとリーダーを自動で
結んでくれる優れもの>まで揃えました)、
タイミングバッチリ、(腕前は棚に上げて)
まさにランカーが食らいつきそうなシチュエー
ションではありませんか!!


うまいこと話しをたぶらかせ、編集部員ら4
名をまずはゲット! 全員すでにシーバスを
仕留めた気分で北九州を午後に出発しました。


時合いまでエギングで時間をつぶし、いよい
よクライマックスシリーズ開催時間の22時
を迎えました。
先行者がいたこともあり、やや出足は遅れま
したが勝負どころです。
いつもの遠賀川と違って、30分キャストし
ただけでは帰れません。今回は釣れるまで、
かえらない覚悟です。渡船使用と違って回収
時間を気にしなくてよいことから、チャンス
は朝まづめだろうかと考えながら現場入りし
ました。

編集部員らは、すでにキャストを繰り返して
います。ボクも、と思った瞬間、リーダーが
エギング仕様の1.5号だったと気付き巻き
かえることにしました。
いくらなんでもランカーサイズには失礼です。
せめて3号は結ばなければとライフベストの
ポケットを探しましたが、スプールをつかん
だ号柄は5号。
老眼の進行具合と夜間だということもあり、
ためらわずにそれを選びました。
ラインツイスターを忘れていたので、FGノッ
トをと一瞬思いましたが、はやる気持ちを抑
えることはもはやできません。電車結びで完
了です。


教えられた橋脚のポイントに陣取り、アユカ
ラーのフローティングミノーを橋げた目掛け
てキャスト! 
左右のどちらかに流れているはずであり、と
もすれば橋げたにルアーがぶつかります。
着水と同時にラインを張ってそれを回避しよ
うと巻き取りました。

「けっこう流れているのかな」という感じの
後、誰かが急激にラインを引っ張っているみ
たいになり、次の瞬間、ユルユルのドラグが
赤ちゃんのように大泣きしだしました。
誰かとは、何かのサカナに間違いありません。
今まで遠賀川で仕留めた、へなちょこマゴチ
とは比べ物にならないほど引きまくります。

瞬時にドラグを締めて橋ゲタから引き離し、
取り込みやすいように体勢を整えます。

根掛かり以外、バット近辺から曲がったこと
がないレガーロがニヤリとしているようでグ
イグイ獲物を寄せてくれます。

頼むからフックが外れないでくれ、その一心
でやり取りが続きました。

その間、エイだったらどうしよう、もしかし
てマゴチのデカイのか? シーバスを釣った
ことがないので姿を見るまでは何の魚なのか
断言できません。
ものの本ではエラ洗いをする、そう書いてあ
りました。
その通り、ドンピシャのタイミングでボコッ、
バシっとエラ洗いモドキ? をしたのです。
モドキと感じたのは、思ったより体格が良く
しかもラインをしっかり張っていたことで
「洗い」ができなかったようであります。


これでシーバスであることが確定しました。


本人よりも編集部員や先行者が驚いています。





デカっ、誰かが叫びました。


おおっ、ボクが思わず後ずさりしました。




苦節16ケ月。
やっとシーバスを釣り上げました。

ただ残念なのが、いつも行く遠賀川ではなく、
違う場所だったことです。






ここまで書いて気になるのはサイズ ですよね?

朝方戻って計測すると、80センチジャストでし
た。硬直して少し折り曲がった状態で計っていた
ことと、釣り上げた直後ではなかったので4〜5
センチは縮んでいたはずです。
このことから十分ランカーの資格あり、というこ
とが言えるでしょう。



それにしても第一投目。

釣りの奥深さとドラマ性を感じたファーストヒット
&ゲットの1尾でありました。
題名の「ランカーシーバスはこうやって釣れ」のま
とめとしては、『一投目から気を抜くな』というこ
とに尽きると思います。



次なる獲物はヒラスズキ!
投資したロッド、その他のタックル代を回収するに
は、メーターオーバーを仕留めるまで止めるわけに
はいかないでしょう。


どなたか、メーターオーバーのヒラスズキが釣れる
ポイントをこっそり教えてください!
どうぞよろしくお願いします!!

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keiesu1
posted at 11:45

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