『たくらむ技術』という本を読みました。
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昨日の昼頃に買って移動時間だけで読めてしまいました。
全体を通して難しい言葉を使っていない為か非常に読みやすいし、全200ページというのも手伝って2日間で読破しました。
筆者は「アメトーーク!」や「ロンドンハーツ」などでゼネラル・プロデューサーを務める加持倫三さん。
「たくらむ技術」という 本のタイトルだけで買いましたので予備知識はありません。

タイトルで「人気番組を企画する時の特別な仕掛けなんかを書いた本なのかな。」と思ったのですが、

「一つ頼まれたら二つやる」
「チャンスの意味を理解できるか」
「視野が狭い人はダメ」
「言ったではなく伝えたか」
「向き不向きを観察する」
        
などなど、どちらかというと「仕事上の基本を完璧にこなす」という印象を受けました。芸能界というクリエイティブな世界ですから突拍子もないことが書かれているかと予想していたのですが、全く逆で「基本をどれだけできるか」を重点的に書いてあります。
自分の予想とは違いましたが、とても参考になる内容でした。
やっぱり重要な仕事ほど常識や協調性が大事だと再認識しました。

なかでも特に好きな項目が
「一歩ひくというすごさ」
です。「アメトーーク!」の面白さはMCである雨上がり決死隊の二人が「ゲストを引き立てる役割に徹する」ところにあると書いてあります。MCの二人も芸人なのに、です。

僕は、音楽を(しかもベースというポジションを)やるので、こういう意識は非常に大事にしたいと思いました。


「視野を広く持ち、周りの方から快く協力してくれるような行動をする。」 
こんな人間になりたいと思いました。

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 『たくらむ技術/加持倫三』
のワンブック・ワンアクション

「予習と反省で進化する」

僕は予習と反省がとても苦手です。しかし、これなくして進化はあり得ません。・・・頑張ろう!
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