『劇場版 マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜』と『劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜』を見ました。

先日ちょっとしたミスで『劇場版 マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜』だけ見ていましたが、さきほど『劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜』も見終わりました。
ひとまず劇場版マクロスFは前後編見たことになります。

テレビアニメ版『マクロスF』を見てない方にとってはこの劇場版は「総集編」と勘違いしてしまうかもしれません。
大筋のストーリーは似ていますが結末も違いますので「別物」として見た方がいいと思います。
テレビアニメ版を見た方は「こんなに変わっちゃうんだ」というような感じでしょうか。wikipediaの「劇場版 マクロスF」のページに詳しく書いてありますが、「河森(河森正治。劇場版マクロスFの監督を担当)の作品では、テレビシリーズから映画やOVAへと展開する過程で、ストーリーや人物設定を大胆に脚色している例が多い」とのことです。
なるほど、理解しました。

例によって考察・ネタバレ等は他の詳しいサイトをご覧ください。今回は僕目線で楽しかった点を書きます。

・菅野よう子さんの曲がイイ。
テレビアニメ版のマクロスFも音楽を担当していましたから、引き続きです。
菅野よう子さんの曲は「リズムトラック」が抜群に良いと思ってます。マクロスF後期OPテーマの「ライオン」

なんかはとても分かりやすいです。是非ご覧ください。

・バトルシーンのスピード感がすごい
ちょうどよい映像がありましたので貼っておきます。

劇場版のクオリティって感じがしますね。テレビアニメ版で制限があって実現不可能なことも劇場版では可能になった部分もあるそうです。

全体を通してやっぱりマクロスシリーズのテーマ(だと思っている)である「ロボット」「音楽・文化」「愛」これらを常に意識させられる感じです。
ただでさえロボットモノは好きなのに音楽がフィーチャーされていて、しかもそれが菅野よう子さん。大好き要素満載でした。マクロスシリーズは見てないものがあるので、いずれチェックしたいと思います。

wikipediaの引用ばかりですみませんが、こんな熱い記事があったので取り上げておきます。


河森はテレビ版の制作やライブイベントの開催を通してエンターテインメントの力を再確認し、「絵でしかないアニメでも、いろんな要素を掛け合わせて、密度を上げていけば、頭でなく心や魂をダイレクトに揺さぶる領域に達することができる」と感じた。劇場版の制作については「ライブ感覚」や「エンターテインメントの臨界点を超える」というキーワードを挙げ、「歌、セリフ、SE、映像が全部ミックスされたとき、一種の感覚洪水が起きるように試みているんです。それには映画館という舞台が不可欠になってくると思います」と語っている。


かっこいいです。僕もこんなに意識の高い創作活動をしたいと思いました。