今回紹介するのはこの本です。
原尻淳一さんと千葉智之さんのお二人で書かれた『「キャリア未来地図」の描き方』。
たしか3月頃(2013年)に買ったBIG tomorrowに取り上げられていたのを見て購入しました。
この本では一貫して
お金を稼ぐ仕事=ライスワーク
趣味でやっていること=ライフワーク
と表現し「自分のキャリアを充実させるにはどちらも大事。そしてそれは”一方が高まればもう一方も高まる”」
ということをとても分かりやすい図で説明されています。
雑誌にこんな形で紹介されていました。
どちらのワークも「消費」と「創造」の領域があり、創造領域まで押し上げることでもう一方に良い影響が生まれる
(画像左がライスワーク 右がライフワーク。)
そして最終的には2つの軸が1つの軸のようになり境目がなくなる。
よく、「仕事は趣味や私生活のお金の使い方で変わる」みたいな 本がありますが、それを図解で示したのがこの本だと思います。
文章も読みやすいしデザインも今風ですし若い人にも読みやすいようになっていると思います。
筆者の一人(原尻さん)は学生時代から文を書くことが好きでエッセイ募集や論文募集に応募して賞を受賞していた。
↓
「広告会社で培ったマーケティング・プランニングの知識・経験」と「ライフワークで文章を書き続けた訓練」で初のライフハック本を発行。
↓
それがきっかけとなって 大学の講師になる夢を実現した。
本の一例を挙げるとこんな感じです。
確かに素敵なキャリアだと思いました。自分で未来を切り開いている感じがします。
こんな記事を見ると「フリーランスにならなきゃ出来ない」と思いますが、筆者達は仕事をしながら「ライフワーク」を「趣味」から「創造」まで高めていったと書かれています。
僕がこの本を読んだ感想は「好きこそものの上手なれ」ということです。
「趣味」から「創造」へ高めるには相当な訓練・練習・根気が必要だと思いますが、それを支えるモチベーションは「それが好き」という気持ちなんじゃないでしょうか。
好き
↓
続けられる
↓
うまくなる
↓
楽しい
↓
好き
結局この構図だと思います。
何事も「やる気を出す・持続させること」が大変なんですよね。メンタルコントロールと言いますか。「継続は力なり」と言ってもいいでしょう。
この本に書かれていることはとても共感できました。 実際に自分でキャリア未来地図を書くページがありますので、それを見て自分の現在地を考えるのも良かったです。
本の後半で、心理学で最初の方で習うであろう「マズローの欲求階層説」が出てくるのですが、
だと紹介しています。欠乏欲求と成長欲求という分け方を改めて考えさせられました。
欠乏欲求を満たしているレベルはまだ「自己満足」であり「消費」の領域
成長欲求を満たして初めて「自己実現」し「創造」の領域である
この本には「この二つを分ける大きな違いは「他者という観客=評価の存在」」と書かれてあり、
「趣味」の段階では観客は自分だけ。
「自己実現」の領域は他者が評価する。
これが僕には無い視点だったので新しい発見でした。
(現在、4.尊敬欲求(承認欲求)と5.自己実現欲求の境目は曖昧になってきているとも書かれています。)
---------------------------------------------------------------------------
『「キャリア未来地図」の描き方/原尻淳一・千葉智之』
のワンブック・ワンアクション
「自分のライフワークとライスワークは今「消費」なのか「創造」なのか考える」
---------------------------------------------------------------------------
今回、色々書き過ぎました。ボロが出てそうで怖い。
原尻淳一さんと千葉智之さんのお二人で書かれた『「キャリア未来地図」の描き方』。
たしか3月頃(2013年)に買ったBIG tomorrowに取り上げられていたのを見て購入しました。
この本では一貫して
お金を稼ぐ仕事=ライスワーク
趣味でやっていること=ライフワーク
と表現し「自分のキャリアを充実させるにはどちらも大事。そしてそれは”一方が高まればもう一方も高まる”」
ということをとても分かりやすい図で説明されています。
雑誌にこんな形で紹介されていました。
どちらのワークも「消費」と「創造」の領域があり、創造領域まで押し上げることでもう一方に良い影響が生まれる
(画像左がライスワーク 右がライフワーク。)
そして最終的には2つの軸が1つの軸のようになり境目がなくなる。
よく、「仕事は趣味や私生活のお金の使い方で変わる」みたいな 本がありますが、それを図解で示したのがこの本だと思います。
文章も読みやすいしデザインも今風ですし若い人にも読みやすいようになっていると思います。
筆者の一人(原尻さん)は学生時代から文を書くことが好きでエッセイ募集や論文募集に応募して賞を受賞していた。
↓
「広告会社で培ったマーケティング・プランニングの知識・経験」と「ライフワークで文章を書き続けた訓練」で初のライフハック本を発行。
↓
それがきっかけとなって 大学の講師になる夢を実現した。
本の一例を挙げるとこんな感じです。
確かに素敵なキャリアだと思いました。自分で未来を切り開いている感じがします。
こんな記事を見ると「フリーランスにならなきゃ出来ない」と思いますが、筆者達は仕事をしながら「ライフワーク」を「趣味」から「創造」まで高めていったと書かれています。
僕がこの本を読んだ感想は「好きこそものの上手なれ」ということです。
「趣味」から「創造」へ高めるには相当な訓練・練習・根気が必要だと思いますが、それを支えるモチベーションは「それが好き」という気持ちなんじゃないでしょうか。
好き
↓
続けられる
↓
うまくなる
↓
楽しい
↓
好き
結局この構図だと思います。
何事も「やる気を出す・持続させること」が大変なんですよね。メンタルコントロールと言いますか。「継続は力なり」と言ってもいいでしょう。
この本に書かれていることはとても共感できました。 実際に自分でキャリア未来地図を書くページがありますので、それを見て自分の現在地を考えるのも良かったです。
本の後半で、心理学で最初の方で習うであろう「マズローの欲求階層説」が出てくるのですが、
1.生理的欲求
2.安全欲求(安定性欲求)
3.愛情欲求(所属欲求・社会的欲求)
4.尊敬欲求(承認欲求)
までが欠乏欲求で
5.自己実現欲求
だと紹介しています。欠乏欲求と成長欲求という分け方を改めて考えさせられました。
欠乏欲求を満たしているレベルはまだ「自己満足」であり「消費」の領域
成長欲求を満たして初めて「自己実現」し「創造」の領域である
この本には「この二つを分ける大きな違いは「他者という観客=評価の存在」」と書かれてあり、
「趣味」の段階では観客は自分だけ。
「自己実現」の領域は他者が評価する。
これが僕には無い視点だったので新しい発見でした。
(現在、4.尊敬欲求(承認欲求)と5.自己実現欲求の境目は曖昧になってきているとも書かれています。)
---------------------------------------------------------------------------
『「キャリア未来地図」の描き方/原尻淳一・千葉智之』
のワンブック・ワンアクション
「自分のライフワークとライスワークは今「消費」なのか「創造」なのか考える」
---------------------------------------------------------------------------
今回、色々書き過ぎました。ボロが出てそうで怖い。
コメント