長野ツアー4日目です。

今日も3つの小学校で演奏して来ました。


演奏会とかライブとか、ステージというのは「お客さん」と一緒に作るものです。

小学校公演の場合、聞き手が「静かに聞いて楽しみたい」場合もあるし、「盛り上がって楽しみたい」場合もあります。

まず大きく分けてこの2つのどちらを望んでいるのかを掴むのが重要です。

スティールパンという楽器は「キレイ」な音色も出るし、「熱狂」させることも出来ますが、「聞き手」がそれに反応してくれないと「どっちつかず」のステージになります。
PAN NOTE MAGICのライブならお客さん
は初めから「PAN NOTE MAGIC」のサウンドを聞きに来ているので「自分達が一番良いと思うサウンド」を出せば良いのですが、(それ突き詰めるのが難しいのですが、、。)
今回のような小学校をまわるツアーは「それぞれの小学校の生徒」が楽しめるサウンドに変えていかないといけません。しかも、プログラム(曲目)は事前に提出しているので変更できません。

ここが、なかなか難しいのです。

しかし、出来る人は出来るのです。

微妙な音量やニュアンスをコントロールしてその時々の『最良のサウンド』を紡いでいきます。その為に色々な音の引き出しを持っていないといけないし、それを「その瞬間」に出さなければいけません。

修行は一生終わりませんね。
明日も頑張ります!