長野ツアー5日目です。
今日も3校まわって、公演が終わって一度神奈川に戻ってきました。また日曜日に長野に戻ります。

今日は今回のツアーでの「僕の視点から見える景色」を写真に撮ってきました。

まずは「自分の楽器を見るとき」
自分の楽器を見るとき


僕はベースを叩く時、「左後ろと右後ろのベースパン」はほとんど見ていません。
後ろを見ると視点がブレて次の音に移動出来なかったり、(譜面を見ながら叩く時は)譜面が追えなくなったりするからです。さらに言えば「左側のパンは左手、右側のパンは右手」で演奏します。3回以上(片手で)続けて叩く場合もあります。つまり体の向きがまっすぐを向いた状態を基本としています。

これはRENEGADESの来日公演で見た6ベースプレイヤーを参考にしています。彼らはまさに「いつでもまっすぐを向いた状態」で叩いていました。(その時演奏した曲がたまたまそういうフレーズだったのかもしれませんが・・・。)

つづいて、テナーパンとダブルセコンドを見るとき
テナーパンとダブセコを見るとき


実際はもうちょっと視点が上にあります。
スティールパンのみの編成の場合、それぞれの音を聞き分ける事が難しい場合があります。そんな時は実際にそのプレイヤーやプレイヤーの手元を見て合わせてます。

そして、チェロとドラムとパーカッションを見るとき
チェロとドラムとパーカッションを見るとき


この景色が非常に多いです。まずはドラムとパーカッションとベースが合わないとバンドは合わないと思います。この三者が(この編成の場合は)グルーヴの要だと思いますし、土台になると思います。場所によってはキックが聞こえづらい会場もありますが、その場合もやっぱり実際にドラムを見て「ヘッドの揺れ具合」を見て合わせます。実はこの編成やPAN NOTE MAGICの編成は「やりづらい」事が多いです。
それぞれのパートが聞こえづらかったり、離れ過ぎていると聞こえなかったりします。
そのあたりを色々工夫してやっていくのが大変なのですが、自分なりに知恵を出して解決していきます。
ときにはメンバーが知恵を出してくれたりもします。




普段説明しづらいこともブログなら写真付きで説明できていいですね。
今度、僕が6BASSを演奏する上で気をつけている事を書いてまとめてみます。一人でも多くのベースパンプレイヤーが生まれますように!