明日は高校の芸術鑑賞会です。

小学生の芸術鑑賞会と違って、高校生への芸術鑑賞会はかなり大人向きな内容です。
高校によって全然空気感が違うので、どのように盛り上がるは本番にならないと分かりません。

運動部が盛んな高校・進学に力を入れている高校などなど高校まで来ると特色が分かれて来るので、それがそのまま生徒の反応に直結します。

小学校の芸術鑑賞会への思いを書いた回がありましたが高校生へも同じです。
高校生はいよいよもうすぐ大人になる時期。自分では大人になったつもりですがまだまだ子どもです。
だから、この時期に変な道に逸れないで欲しい。まっすぐに自分の信じた道を進んで欲しい。芸術鑑賞会は新たな自分を発見することができます。
普段、音楽や演劇を観たり聴いたりしない生徒も芸術鑑賞会で、ある意味「強制的に」観させられる事で普段気づけないことに気づくことができるのです。

PAN NOTE MAGICの高校生プログラムはすごいですよ。めちゃくちゃ盛り上げます。最後は生徒達が踊っちゃうぐらい盛り上げます。
「あ、気づいたら踊ってた」「踊らずにはいられない」なんていう感情は普段の生活で感じれませんよね。
演奏会中じゃなくても、演奏会の帰り道でも、いえ、１年後でも３年後でもいいので「自分の心がこんな風に動いたんだ」と気づいてもらえたらそれが僕達の「成功」だと思います。

生徒によっては「完全に寝に来ました」という子もいますが、それはそれで実は大きな「経験」をしているんです。
後々になって「あの時は寝てしまってもったいなかった」と思えればそれはそれで「成功」です。
大人になって失敗しないように、高校生の時に失敗を重ねておくのは非常に重要です。

多感な時期だからこそ価値のある体験をさせてあげたい。僕達はその為に頑張ります。
楽しい事をみんなで共有する事の重要性を感じてもらいたい。

さてさて明日はどんな本番になるかな。非常に楽しみです。