名前

他の病院に、入院したこともあって
名前を早急に決定することにしました。

といっても、ほぼ私の中では名前は決定してました。

まだ性別のわからなかった頃に
Fちゃんがポロっと提案した名前です。

男、女のどちらでもつけられそうな名前で
私も気に入って「候補の一つやねぇ」
と話していた名前です。

その後、男の子と判って、
他の名前も色々考えはしたけれど、
結局、最初に良いと思った名前に決定しました。

「一央理(イオリ)」です。

「○○太郎」を期待されることが多かったのですが・・

Fちゃんは漢字３文字という点に拘り
私は漢字の意味に　拘って
この漢字に決定しました。

入院（Ｔ０Ｔ）

生まれてきたその午後。

私が部屋で休んでいると、
看護婦さんと先生が部屋にやってきて
赤ちゃんの呼吸がちょっと変なので
総合病院に搬送しますとの事。

最初は総合病院で検診するのか程度に思っていたのが
救急車の点滅するライトやら救急隊員の人たち
そのバタバタした様子を目の当たりにして

おまけに看護婦さんに
「赤ちゃんを抱きしめてあげてください」と言われ

今日生まれたばかりの　小さな顔を見ると
こんなに小さいのに大丈夫かなと
すごい不安にかられました。

私は入院中なので、Fちゃんに病院にいってもらいました。

結果、入院して経過を見ることになりました。
別々の入院がさみしい。

産まれました！

丸一日の陣痛に堪え、
日付が変わった２時４５分
やっと生まれて来てくれました！！

おぎゃーと泣いたときは、
感動というより、やっと終わったという安堵感が大きかったです。

生まれたての赤ちゃんを、胸の上に乗せてもらって、
その重みとか、泣き声とかをすごく感じるのだけど
自分が産んだ事が、まだ不思議で信じられない気分だった。

その後は、産湯に入れてもらっている時の、
泣声がかわいいなぁ〜と思いながら聞いていました。

綺麗にしてもらって、再び私の隣に来たときに
本当に私が産んだんだなぁ〜とジワジワ実感が。

頭も手も本当に小さいのだけど、
お腹に入っていたと思うとデカイ。

陣痛きた！

昼から頻繁にお腹が張っていたのが、
日付が変わる頃には10分おきに・・・

「10分おきにくる、この張りが、もしかして陣痛？？」
よくわからず、とりあえず産婦人科に電話すると

「では、今から入院の準備を持って、来てください」と
言われて、
「(生まれるときが)やっと来たか♪」とホッとしました。

10分おきにくる陣痛は、それほど痛くなく
これなら耐えられる〜と思うほど・・

事実はそんなに甘くなく、
結局、それは陣痛の前にある痛みで、
本格的な陣痛は朝6時頃から始まりました。

「痛ぃー」と呻くたびに、Fちゃんとお母さんが腰を擦ってくれました。

終盤には、我慢できず、看護婦さんに、「まだですか？」と尋ねても
「もう少しかかるかなー、ちょっと休憩して」とあっさり言われ、

「３，４分おきに痛いのに、休憩なんて、できるか〜〜！」
と暴れたい気分でした。

結局２０時間も陣痛と戦いました。
生まれるまで、痛み続ける陣痛、恐るべし・・・

４１週２日目

予定日を過ぎても全然産まれる気配がありません。
先生にも遅れると言われていたけど、
４１週を超えてくると心配になってくる・・・

４２週目に入ると帝王切開の可能性もあると
言われていたので、ドキドキ。

毎日、２時間くらいのウォーキングと
スクワットなどをしていました。
１０キロ以上増えた体重で
この運動をすると足の負担が大きくて
足がむくんでしまいます・・