2006年07月

2006年07月30日

川下トリオ@なってるハウス。

前にjazzに対するトラウマを書きました。
まったくあの思いこみかたというか思いこまされかたはなんだったんだろうと思います。
あの頃同じライブを聴いていれば、もっと音楽の聴き方が変わっていたのか、
今だからよかったのか。
でも、きっと後者だと思いました。

この世にはifも「たられば」もありません。

何かをためこんで出る疾走感ではなく、煽るための扇情的な音ではなく、
最初からもうその感じとその音です。
かと思えば、気持ちよく、ゆっくりと身体を揺らせる音だったり。
この人たちの奏でるファラオ・サンダースのあの曲(曲名が今思い出せません)は本当にぞくぞくする。


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2006年07月27日

桜座。

8時ちょうど、あずさ2号じゃなくて5号。
幾重にも重なる山のあいだをすりぬけ、甲府。
仕事の途中、お昼すぎ、桜座へ。
さびれてしまった商店街のまんなかにある、入り口は以外と普通。

なかに入ると広々としたシンプルなカフェ。
ここでライブ?とながめていたら、「ごらんになりますか?」と扉の奥に。


そこは薄暗い不思議な空間。
土間うちされた舞台と段状の畳敷きの客席。

入り口からは想像できない結界のなかの空間。
この場のエネルギーを渋さ知らズがどう同調させるか、はたまた喰らうか、すでに来週が楽しみ。

私もここでなにかやりたい、となにかが突き動かされる感じ。

以前は街でいちばん賑わっていた界隈らしい。
カフェから見える路地は、まるで昭和。
ふたりのおばあちゃんがぽつねんと。
昔は硝子工場だったんだって。
硝子の思念がふわりと奥から。

とびら桜座土間フリーペーパー

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2006年07月20日

1982年のスイートソウル・ミュージック。

あのころのRCの曲が聴きたくなったけど、
持ってるのは全部レコード盤。
プレイヤーは何年か前に壊れたので捨ててしまった。

実家から何本か持ってきたカセットテープから見つけた1本。
「82 SUMMER LIVE」と書いてある。
横浜スタジアムでRCがチャック・ベリーやサム・ムーアといっしょにやったライブ。
FMで放送されたのをラジカセで録音したっぽい。
DJの声も入ってるんだけど、NHKだと思われます。
「鮮やかな衣装、総天然色の髪の毛」…っていかにもNHKだもん。
これ、レコードにもなったんだっけ。

「上を向いて歩こう」「君が僕を知ってる」(←やっぱりこの曲好き)「モーニングコールをよろしく」「いい事ばかりはありゃしない」(←ホーンアレンジがいい!)「Sweet Soul Music」(←オーティスを知ったのはこの曲)「トランジスタラジオ」(←with坂本龍一&矢野顕子)。

これに「ダーリンミシン」と「ステップ」が入ってたら完璧!

ソウルもR&Bも、全部この人たちに教えてもらった。
10代のころ、こんなステキな曲を聴いてたんだ、私。
とてもラッキーだったと思う。

1982年、私はなにをしてたんだろう。
(覚えてますけど言えません…)

a7907b39.jpg

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2006年07月17日

不破大輔@入谷なってるハウス。

不破大輔 b,g,vo guest;室館彩 p,cho

1部はほぼ1時間、ベースソロ。
ギリギリのところで音がつくられてる。
ピンとはった弦のように。

カメラのシャッターの弱音すら気になるくらいにドキドキする。
どこからつくられる音なんだろう、と思う。
体は動かない、私のなかの闇が震える。
誤解をおそれずにいえば、決して心地のいい音ではない。
ざわざわと掻き乱される、闇が。
弦を弾き、叩き、ときに強く指を滑らせ、痛いくらいに弓で。

私なかの闇の住人は「闇があるから光があるんだ」とほくそ笑む。
それでも私は闇の住人にはなりたいとは思わない。
だけど闇のなかにいることが嫌いじゃないのは、
闇の住人の血が流れているからだ。

とても妙な表現だけど、まぎれもなくソロなのだと実感する演奏。
30分ぐらいの演奏だったような、もうずっと聴いていたような。
時間まで歪む。


2部は15分ほど、さきほどと同じく緊張感のあるベースソロ。
そして、ゲストの彩さん。
彩さんはピアノの前に、不破さんはギター片手に、ギターマイクとボーカルマイク?
てっきり彩さんが唄うのかと。
光の巫女のような彩さんの登場で場の空気が一変する。

彩さんは人前では弾かないというピアノを、
不破さんは46年生きてきて初めて(って言ってたっけ?)という唄を。
劇団『発見の会』の劇中歌や「銃苦のテロ」「犬姫」「ひこうき」「DA DA DA」。
「犬姫」って歌詞が先だったんだ。
この詩からきたメロディだったのか。
どんな歌詞だったかは教えてあげない。

不破さんの声は話し声を聞いてるときから歌向きの声だと思ってた。
やっぱりそうだった。

そいうえば、「DADADA」を初めてライブで聴いたとき、びっくりしたのを思い出した。
歌詞は宮沢賢治の『原体剣舞連』という詩の一部。
なにかのワークショップでこの詩を読んだことがあるんだけど、
私、ものすごく激しく表現したと思う。
『原体剣舞連』だと気付くまでにずいぶん時間がかかったもの。


ということで、貴重なライブでしたよ。

不破さんソロアルコデュオ

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2006年07月15日

渋さ知らズ@関内エアジン。

片山広明/立花秀輝/北陽一郎/室舘彩/関根真理/大塚寛之/不破大輔/岡村太

鳴り続ける雷と豪雨。
夕立ちにはまだ早い時間、でも気持ちよく晴れた。
夕方、横浜へ。
とにかく海が見たかったので、みなとみらい駅でおりてみた。

海、近いのにぜんぜん海の匂いがしない。
近寄ると風の方向か、瞬間、強い潮の匂い。
海で好きなもの。
いちばんが匂い。
その次が波のかたちと音。
そして遠く浮かぶ黒い船。

海と同時に目にとびこんできた虹。
虹の彼方の町は反対側に落ちる夕日が映えて赤い。

歩いて馬車道まで。
はじめてきたけど、古い建物がたくさんあって、好きだな、ここ。
少し迷って歩いてると、そこここから音楽が聞こえてくる。
初めてくるエアジン。
わー、ここも好きかも。
なんかいるね、きっと音楽の神様のひとり。

今日の片山さん、冴えてた。
自分がひらいているからなのか、ひとつひとつの楽器の音やフレーズが
ぎゅんぎゅん染込む。
今日の雨が力強く道ばたの草の葉を叩いたみたいにリズムに叩かれる。
「行方知れズ」で彩さんのフルートの音から、
だんだん音が集まってつくられていくさまが印象的だった。

目の前のさるへんさんの手さばきを見ていて、
やっぱり私、ストラト好きだなあ、なんて思ったり。

今月は週末横浜でのライブが多かったため、リザード、グラスルーツ、エアジンと
初めていくところばかり。
編成もさまざまでいろんな演奏が聴けておもしろい。
演奏形態、ハコ、観客、すべて巻き込んで音がつくられていくのかもしれない。

エアジン渋さ知らズ片山さん不破さんさるへんさん

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2006年07月12日

かなぶん。

うわあん。
写真の整理してたら、どこから入ってきたのか、かなぶん。
ぶんぶん、天井のあたり。
どこから、こんな大きな虫が入ってきたの?
網戸はちゃんと閉まってる。

この部屋、なんか不思議。
いるはずのないものがいたり、
突然ものがなくなったり。

出て行っていただくためになんとかしようと思った。
そしたら、座ってる足下に…すうっと飛んできて…消えた。
うそでしょ?

そういえば、こどものころにもあった。
夜中に目が覚めると、天井のあたりがぼうっときれいに光ってる。
あ、蛍だと思ってしばらく眺めているうちに眠ってしまった。
朝、そんな虫はどこにもおらず。
田舎だけど、蛍が飛んでるようなところではなかったし、
あれはなんだったのか今でも不思議。

かなぶん、どこへ行ったのかなあ。
今しがた、書いてる途中に起きたできごと。

集中して、こういう不思議なことが起こることがある。
そういうときって、たぶんどこかがひらいてるんだと思う。
なんか、やってきそう。

へんなことはよく起こりますが、
別におばけが見えるとか、
スプーンが曲がるとか言い出す人ではありません、念のため。
あ、スプーンは子どものころ曲がったかも。

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2006年07月11日

Spaced Out!!@高円寺楽や。

辰巳光英tp/ファンテイルg.bass

ファンくんって、渋さで聴いてても、キレイなメロディ弾く人なんだろうなあって思ってたけど、
ファンくん作曲の「高尾山の夜」と「くも」は…

17才とか18才だから(といっても3年くらい前か)つくれた曲なのかな。
なんか泣きそうなメロディ。
ファンくんのもつバックグラウンドからつくられるものだと、思う。
童謡のようなメロディ、懐かしい夕日。

「WHEN YOU WISH UPON A STAR」「MOON RIVER」(「西部劇の曲」には笑った)
「TIME AFTER TIME」(これは突然)ショパンの「別れの歌」
「あの日に帰りたい」など誰でも知ってる曲を美しく。
もともとキレイな曲を美しくって難しいもんだね。
次回はぜひもうちょい固めて、お願い。
10年後と言わず。


タツミ/ファンタツミミュート

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2006年07月10日

ぼんのくぼ。

ちょっと時間に余裕ができたので、
帰りに本屋に寄ったりできる。
でも、探している本がみつからない。
去年、平積みされてるときに買っておけばよかった。
もう1冊は古すぎて。


ちょっとでも時間に余裕があると、考える領域が広がる。不思議。
じゃあ、たまには色っぽい話でも。

昔読んだ短編小説のなかに出てきたぼんのくぼ、という言葉。
首の後ろ、うなじのまん中の、少しへこんだところ。
主人公の女性は恋人の男性と抱き合うとき、ぼんのくぼに触れる、みたいな恋愛小説。

詳しい内容は忘れてしまったけど、
なんだか、可愛くて色っぽくて、
ぼんのくぼ、という言葉が好きになった。
それから決まって誰かの首に手を回すときには
おまじないのようにぼんのくぼにそっとふれてみる。

この人のぼんのくぼにぼんのくぼとして触れるのは
きっと私だけに違いない、と思う。

そしてもうひとつ思う。
「必殺シリーズ」のクライマックス、簪で狙うのはこのあたりかと。
ああ、ちっとも色っぽくない。

keiko_flash at 23:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 読書 

2006年07月07日

すいかの匂い。

f2bbd153.jpg、という江國香織の短編集。
この人の本を読んだのは後にも先にもこれだけ。
あ、そんなことない、誰かに借りて読んだ気がするけど忘れただけかも。

表題の短編はすいかの匂いで思い出す、少し怪談めいたお話だった。

すいかの匂いで思い出すものはなんだろう。

夏休みのおばあちゃんちの縁側。
スリップからのびる白い腕。
仏間の木魚。
川に反射する光。
流れるビニールサンダル。
見知らぬたくさんの子どもたちがいるプール。

夕焼けの色。

カブちゃんが送ってくれた伊達紋別の今年の夕日。

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2006年07月06日

渋さ知らズオーケストラRossiyaTour in Japan@江古田バディ。

東洋さん2ひこーきちえさんたかこさん

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渋さ知らズオーケストラRossiyaTour in Japan@江古田バディ。

ぺろさんさやかさん青健さん紅さんさるへんさん

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渋さ知らズオーケストラRossiyaTour in Japan@江古田バディ。

ムーチョコンダクト片山さん慶子さん

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2006年07月02日

渋さ知らズRossiyaTour in Japan@横浜グラスルーツ。

佐藤帆/立花秀輝/辰巳光英/大塚寛之/不破大輔/関根真理/倉持整/磯辺潤

うわさのグラスルーツ、初体験。
カウンターにいても、なんか落ち着かなく、前のテーブル席に移る。
わ、フロントと同じラインだ。
いいのか、こんなとこで聴いてて。

今日は電気ラッパ!
渋さのライブで電気ラッパって初だよね?
タツミちゃんの電気ラッパは何度も聴いていて好きなんだけど、渋さで聴くと新鮮!
この人の音は、なぜか琴線に触れる。

1.Little Wing 2.サリー 3.犬姫
        休憩
4.ひこーき  5.ナーダム 6.反町鬼郎 7.仙頭

アンコール.Pちゃん

グラスルーツって普段はバーで、テーブル置いて30人座れるくらいの小さいお店。
下北のラカーニャの半分くらいの大きさ。
飲み屋のライブってちょっと好き。
しかし、その狭さにツインドラムにパーカッション、テナー、アルト、トランペット、ギター、ベース。
音、でかい。
でも、きのうのでかさとは違う、音が太い。
リズムが足下から腰にくる。
「ひこーき」の終わり、気を抜いてたら「ナーダム」に。
この瞬間、いつも音に胸を突き抜かれる。
「反町鬼郎やろう」って聴こえた瞬間、もうこりゃだめだと思った。

1stステージでは意外とおとなしかった若者が暴れる暴れる。
ちょっとあのなかには入りたくないけど、見てるぶんには愉快。
ちゃんと客席側で完結してるのは、エライ。
ステージに上っちゃう酔っぱらいおやじよりいい。

イスに立ち上がったり、テーブルに座ったり、お行儀悪くてごめんなさい、お母さん。

ロックでした。

photo:暗くてなにがなんだか。
ふくせなか不破さん

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2006年07月01日

渋さ知らズRossiyaTour in Japan@横浜リザード。

佐藤帆/立花秀輝/鬼頭哲/北陽一郎/ 辰巳光英/ムロダテアヤ/関根真理/磯辺潤/倉持整 /ファンテイル/斉藤良一/大塚寛之/高橋保行/さやか/ペロ/東洋/しも/ちえ/たかこ/横沢紅太郎/青山健一/不破大輔

横浜方面、どういうわけか足が重くなるので、
今日のオーケストラはお休みしようと思ってたんだけど、
東急線に乗って横浜へ。
家で「行方知れズ」なんて見てしまったのがいけなかった。
てなわけで、今日もまた宇宙の彼方にとばされるのでありました。

今日の不破さんはエレベとコンダクト。
後ろに行ってみたり、前に行ってみたり、
いろんなところに移動してみる。
入り口付近の壁際が、映像も観られてベストポジション…かなあ。
まん中に入ると、光りのなかに入れて、それはそれで気持ちよかった。


耳がわんわん。
ちょっと壁際に待避すれば平気だったけど。
低音ききすぎ?
ロック箱ってしょうがないのかな。
ステージ上はもっとすごそうでした。
「うるさくてなんだかわかんなかった」とのこと。
曲のはじまりが、あれれ?って思ったところがあったのはそのせい?

今日はちょこっと距離感あり。
音のせいなのか、自分のせいなのか。
最近、ちょっとライブ観過ぎかなーと思ったり。


舞踏リザード映像リザード不破さんリザード

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