200709モスクワ・パリ

2007年09月26日

08_渋さ知らズオーケストラ@IKURA CLUB(Moscow)。

今回の旅の目的のひとつである渋さ知らズのライブ。
知人に「追っかけ」と言われましたが、おっかけなんでしょうかねえ。
まあ、人に言われることははどうでもいいや。

海外での演奏を聴いてみたい、それがはじまり。
フランスやイタリアの大規模なフェスも観たかったけど、たまたまタイミングがあわなかったのと、
ロシアにはずっと行ってみたい、と思ってたところにいろんなタイミングが重なった。
気合い入れないとなかなかロシアには行けないし、単独で行くのは結構大変、と行ってみてわかった。

IKURA CLUB(ロシア語で魚卵)は渋谷にあるClub Asiaみたいな感じの
レストランやバーが併設されたクラブ。
建物内は昼間でも真っ暗で迷子になりそうなお化け屋敷みたい。
あんまり外国にいる感じがない。

ライブの観客はもちろんほぼ全員外国人。
チャージはいちばん安くて日本円で5,000円くらいらしい。
バブルだから若者もお金持ちなのかね。
演奏する場所は2階にも席があって(食事しながらライブ観る)、雰囲気は初台のDoors。
昔のPower Station(ふるー)に似てるかな。
ステージはあんまり広くなくてちょっと窮屈そう。

前列はかわいいロシアギャル(みんなかわいい)。
男の子も若い子が多い。
はじまってしばらくは固まってた客席。
中盤あたりからだんだん温度があがってくる感じ。
「FishermansBand」のMC、「I love ピロシキー!」あたりで
なんだか異常な盛り上がり。
ピロシキってさ、いろんな隠語として使われてるらしいね。
あれとかそれとか。
女の子が嬉しそうでしたな。

ナーダム〜本田工務店は怒濤の盛り上がり。
初めて聴く人がほとんどだと思うんだけど、気持ちのいいところは、
なんだか同じなんだよね。
隣で聴いてた女の子とは何度も目があって、笑いあった。
うしろで聴いてた男の子とは、いっしょに腕を振り回した。
なんか不思議、ここはどこだっけ。

あたり前なんだけど、場所がかわっても方法はひとつも変わらない。
ああ、やっぱり「どこでも渋さ」だ。
きっとこれを自分で観たくて感じたくてここまできたんだ。


さて、このあと、ちょっと過酷で相当おもしろいパリまでの道中が。

abetapersonひかり

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07_そして赤の広場。

地下鉄はあきらめて、近辺を散歩でもしようかと提案すると、「せっかくだから、乗ろうよ」と同行者。
彼女ははじめての海外。度胸あるなあ。
逆にはじめてだからってのもあるのか。
さて、ああだこうだと考えてると、東洋人の男の子がひとり。
「どうしたの?」と聞かれたので(ようなので)、
「このチケットで乗れないんだよー」と身ぶり手ぶりでいうと
「そんなはずないよ。大丈夫だよ。いっしょに行ってあげるよ」と改札口まで。

チケットを入れるとやっぱりだめで、彼は得心したようす。
ポケットから自分のカード(パスネットのようなものらしい)を出して、私たち2人を通してくれた。
彼はその場で「気をつけてね」とバイバイ。
爽やかな青年!たぶんチャイニーズ。
ありがとう、青年。
ごめんね、テンパってて、ちゃんと話しもお礼もできなかった。

え?でも、出るときどうするの???
と思ったら、出るときは改札はない。入るときだけです、チケットがいるのは、モスクワの改札。
たしかパリの地下鉄も。

地図を見て降りた地下鉄の駅ではバイオリンのクラシック演奏。
正統派クラシックをジーンズはいた人たちが路上で、って日本ではあまり見ない光景かも。

地下から出るとそこはもう赤の広場。
レーニン廟、クレムリンとかそのあたり。
もう、まったく歴史とかおさらいしないで来てしまったので、なんだかつまらない。
それでも、なんとなくロシアっぽいところには来た、って感じだから今回はいいや。

ふと気付く。
どうやったら改札を入ることができるのか。
一度、切符を通してその切符が出てきてその場で取り、改札を抜ける。
帰りは完璧、もう乗れるぞ、ロシアの地下鉄。

さて、帰りも窓口で切符を2枚買う。
1枚しかくれない、けど、切符をよく見ると「2」という数字が印刷されてるので、
たぶん1枚でふたり入れるのだろう。
値段もふたり分。

1枚の切符で2人入るなんて、どうやって入ったらいいかわからないんですけど。
兵士のようなコートを着た地下鉄職員のおばさんに身ぶりでどうやって入るのか聞いたら、
よしよし、という感じで切符を入れて通らせてくれた。
怖いおばさんじゃなくてよかった。

次にロシアに行ったときは、もうちょっと地下鉄を楽しめますように。
構内も車両も古臭くてなかなか楽しいです。
有事にはシェルターになるって噂もあるけど。

地下鉄セッション廟火

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05_ひとり散歩。

この日の拠点に荷物を置いて、街に出てみた。
とりあえず、ひとりで歩いてみたくて両替えに行く人たちと別れて歩いてみる。
街撮りをするとき、私は人と歩けない。
何かを見つけて立ち止まったり、突然路地を曲がりたくなるので、同行する人に迷惑だから。

写真を撮るのにえらそうな流儀があるわけでもなんでもないんだけど、
たぶん写真を撮るときって、人それぞれリズムがあると思う。
私は、撮りたいと思ったときにフレームに入れたい場所はすでに決まっているので、
適当にシャッタースピードを決めて、覗いてシャッター押すだけ。
アンダーすぎないか、とびすぎてないか確認してOKだったら立ち去る。
ひとつの風景を念入りに撮ることってあんまりない。
だから、リズムの違う人といっしょに写真撮るのは結構大変、お互いに。
「リズムが違う人といっしょに撮る」というテーマなら話しは別だけど。

やっぱり慣れない場所、安全かどうかわからない場所では一眼レフ持ち歩くより、コンパクトカメラが正解。
ちょっとまずいかなあ、と思う場所ではカメラ持ってひとりで歩くのはためらわれ、気が散ってだめ。

それはさておき。
迷子になるとまずい(ほんとにまずい)ので近場を散歩。
学校があるようで、若い人が多い。
カフェではどうみても高校生くらいでしょ?って子たちがみんなビール飲んでる。
ロシアって飲酒の年齢制限ないんだっけ?

歩いても歩いても車とビル。
線路をまたぐ鉄橋から下を見ると、廃虚のような建物の前で煮炊きしている人々。
ホームレス? 旧ソ連が崩壊して所得格差が広がり、ホームレスも増えた、とか。

ロシアって巨大看板が多い。
パナソニックのキャラクタは北野武。(ロシア限定らしい)
ほんとに世界のキタノなんだなあ。

なんとかヒルズみたいなファッションビルがあって、
その中にはフードコートみたいなものがあり、
日本のアニメを流しているsushiファーストフードがあったり。
チャイニーズフードもアイスクリーム屋もイタリアンもあった。
高級そうなカフェはコーヒーと思えないくらい値段が高かった。

しばらく歩いてるうちになんとなく人の流れと歩いている人の雰囲気が変わった気がして道を曲がってみると、そこは大きな駅。たぶん長距離を走る電車が停車する駅じゃないだろうか。
大通りはビジネスマン風の人、駅に近づくにしたがって、労働者風の人が増える。
駅はほんとに大きくて、いろんな行き先が書かれた案内版がある。
切符売り場もいくつもいくつも窓口がある。
なんとなく懐かしい気持ちになるのはなんでだろう。
古くて、昔の国鉄のような雰囲気だけど、子どものころにこんな大きな駅を見た記憶はない。
だけど、昔どこかで見たことがあるような風景。

やっぱり駅はおもしろい。
できれば駅のカフェに座って、ずっと人を眺めていたい。
引越しのような荷物を台車に載せて改札に向かう人、見送りに来てる人、
駅はほんとにいろんな人がいる。
新しくモダンな駅や空港より、古ぼけた駅のほうがいろんなことが想像できる。
古い駅にしばらくいると駅がキーワードになった映画や小説が多いのもわかる。

しかし…ここはモスクワのいったいどのあたりなんだろう…。

やっぱりコンパクトカメラを持ってこなかったのを後悔。
東洋人の女性が一眼レフ持ってひとりで歩いてるのって珍しい、よな。たぶん。

photo:駅の廃虚/キタノ/駅

路上生活パナソニック切符売り場

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2007年09月25日

03_モスクワの夜。

迎えにきてくれた方々とバスに乗り込み(憎き?)外務省があるあたりの中心街へ。
空港から中心まで約1時間半、今日の宿までそこから2時間近く。
距離があるわけじゃなく、どうやら距離的にはそんなにないけど、渋滞がひどい。
道路の幅だって広いし、そんなに渋滞するもんだろうか?と思ったけど、
ちょっと渋滞を抜けるとすぐに渋滞、の繰り返し。
きっと、何も考えずに道路つくったんだろうな。
どこぞの国と同じ。

バスに乗ってすぐにラジオからかかった曲がジンギスカン(懐かしー)の「めざせモスクワ」って。
もう来てますがな。

20時を過ぎると陽が落ち、街にはネオン。
空には満月。
建物や公園や小道の雰囲気はヨーロッパなんだけど、ネオンの感じが猥雑でなんとなくアジアっぽい。
ロシアはバブルらしく、あちこちで新しい建物が建てられている。
調べてないからわからないけど、日本のように規制もなくどんどん高層ビルなんかが建てられていくのかなあ。

中心街にはマクドナルドなどのファストフードショップ、Sushiの看板のレストラン、
カフェ、バー、などのネオンが浮かぶ。
もう少し、殺伐としたイメージを持ってた、モスクワって。
見たところ、普通の都市だ。

今日の宿は電車の駅まで歩いて30分、中心まで電車で1時間ほどの郊外。
さすがにネオンも減ってきて、暗い道を走る。
23時頃に到着すると、ホテルの職員らしきおばさんが出迎えてくれる。
清潔で快適そうなホテルだ。
こんなに遅く着いたのに晩ご飯も用意してくれてるらしい。
目線でなんとなくやりとり、手帳のようなものに名前を記入してくれて(たぶん、宿泊しているという証明。外出するとき、これを持ってなくて警察に職質されるとやばい、のではないか。私たちは「旅のしおり」ってよんでたけど)渡される。

でも、ホテルのお母さんたち、白衣のようなものを着ている。
なんで?

近くのスーパーが閉まる直前に、安くておいしいと噂の「プーチンカ」というウオッカを買いに。
ここでも英語は通じなさそうなので、身振り手振りで。

ホテルの食事はドライフルーツを煎じたような飲み物と、野菜スープ、サラダ、マッシュポテトにピクルス、干し肉のようなもの、ケフィアドリンク、ロシア特有の酸味のある黒パン(これ好き)のほかに何種類かのパン。
小振りのりんごと洋梨がテーブルの上に。
冷めていたけど、お腹もすいていたし、なんだかからだにしみこむようなおいしさ。
なんだかヘルシーな感じ。

白衣のなぞも、ヘルシーな食事のわけも、翌日の朝わかるのであった。

部屋に戻ってプーチンカ。
ノースポールシャイニングというウオッカをスパークリングワインで割るという、
一発でききそうな飲み方とかしてみたけど、ストレートで飲んでも全然おいしい。
しかも安い。
日本に入ってきてるストリチナヤとかストロワヤとかとは全然違う。

買ってきそこねたので、こっちに帰ってきてネットで検索したら恵比寿の酒屋さんが輸入してるみたい。
高級ウオッカでもないので、免税店には置いてなかった。
ストロチナヤなんて置いてもしょうがないのに、免税店。
でも、こっちで飲んでも、その地で飲むほど、おいしくないんだよね、どういうわけか。

街モスクワ満月晩ご飯

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02_ロシア入国審査。

モスクワ空港に到着。
案内版が不明瞭なため、どこが出口かわからない。
空港に常駐してるらしい日本人のお兄さんがいたので教えてもらう。
トランジットでヨーロッパに行くおばさま連多数。
ここで降りる日本人は私たち以外には見あたらない。

さて、入国審査は長蛇の列。
なぜかというとひとりひとりにものすごく時間をかけてるから。
パスポート顔写真と本を何度も確認。
端末をたたいて確認。
列に並んでるうちにだんだん不安になる。
なんか聞かれてもロシア語などわかるわけない。
ものの話しに聞いたのは、VISAだかなんだかのちょっとした間違いで入国できなかった例があると聞いた。

審査口まで1時間近く並んで、私の少し前にひとりの日本人の女性。
審査官にパスポートの写真と顔が違うと言われて(たぶん)、怒ってる、ロシア語で(たぶん)。
海外に行くと、せめて英語で、怒ったり簡単な交渉くらいできないとだめだなあと思う。
これまで誰かがやってくれたり、飛行機で通路側にしてくれという交渉くらいしかしたことがないもの。
ああ、英語力。英語の話はまた後に。

こんなとき、誰かと旅しているとちょっと心強いのだ。
ひとりだと不安な気持ちもひとりで抱えなくてはいけないけど、誰かがいれば口に出せるし、何かあってもお互い助け合うことができる。

穴があくほどパスポートを調べられ、やっとロシアの地を踏む。
実は出国の際にちょっとしたネタあり、お楽しみに。

ところで飛行機で飲み過ぎて泥酔したら入国できるのだろうか。

photo:シェレメチボ空港 19:30

シェレメチボ空港



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01_旅のはじまり_モスクワへ飛ぶ。

朝、ラッシュにひっかかりそうだったので、少し早めに家を出るも空港でチケットの引き換え場所に迷って、結局待ち合わせギリギリ。
成田まで、成田エクスプレスとかスカイライナーに乗らなくても、普通の特急でほとんどかわらない時間に着くと初めて知った。
成田エクスプレスに乗らないと倍くらい時間がかかるのかと思ってたよ。

待ち合わせの場所にあとから来たひとりが「荷物がない!」。
どうやら電車の網棚に置いてきたらしく、途中の駅まで取りに行く。
間に合うのか???
すでに事件が起こっている…が、こんなのは事件のうちには入らないのか。

なんとか荷物を確保して全員で搭乗。あぶねー。

飛行機はあまり評判のよろしくないロシアのアエロフロート。
とはいえ、日本人乗務員もいるし、機内食だって普通。
揺れたりするも意外といろんなことがスムーズ。
そういえば、離陸するまで30分くらい空港内をぐるぐる回ってたのに飛行機嫌いの私としては、何かあったのかと不安になったくらい。
10時間あまり、寝たりしゃべったり本読んでたりしてたら楽しく到着。
ほぼ定刻どおり…だけど、ここからが大変。空港出るまでが…。

つづく…。

機内食01機内食02

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2007年09月24日

旅に関する由無しごと。

図書館に行ってガイドブック借りる。
ロシアのが無くてがっかり。
だれか持ってるかな。

ガイドブック、私の旅は観光が目的じゃないので、
あまり必要ないんだけど、
迷子になったとき、日本語の地図は必須。
地図はうまく読めないけど、無いより全然いい、
というか、無いと困る。

パリのガイドブック見ながら前回行ったことを思い出すけど、
やっぱりあんまり覚えてないなあ。
人に連れてってもらうとだめだね、やっぱり。
しかも危ないからって日没後の外出禁止だった。
つまんねえ。

今回は散歩、たくさんできる。
好きなところを歩き、好きなところで立ち止まれる。
好きな路地を曲がれる(そして迷子になる)。
パリ自体にあんまり興味はないけど、街はいい。
人よりも建物の印象が強い。

カメラを借りに用賀に。
カメラの主がしかける今後のおもしろそうな展開、
こういう話は聞いててあきないし、
頭におもしろいことも浮かぶ。

サハリン、ハバロフスク、イルクーツク、トロイカ、ペチカ、トーチカ。
どうしてロシアのことばの響きって懐かしく感じるんだろう。
こどものころ、何度も何度も読んだ「森は生きている」も
(12の月の精が出てきてマツユキソウのありかを教えてくれるやつ)
ロシアの物語りだったと今日知った。

ロシアに行ったらなぜ懐かしいと思うかわかるかなあ。
今回は滞在期間が短いのが残念です。

さて、これからパッキング(これからかよ)。
寒いんだよなあ…

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2007年09月23日

旅のしたく。

さてさて、なくしたクレジットカード(何年も前になくしてた)も再発行したし、
散髪にも行ったし(ずいぶん短くなった)、
そしていちばん気をもんだカメラの修理。
やっぱり間に合わなかった。
修理センターのお姉さんと戦ったけど、負けた。
ごねるとなんとかなる世の中だけど、ごねるってできないんです、
意外と気が小さくて。
あまりにもマニュアル通りのお姉さんの対応に最後はちょっとキレましたけど。

だけど、奇特にも粗忽ものの私にカメラを貸してくださるという方がいらっしゃいまして、
なんともありがたいというか、助かったというか。
カメラのストラップは肩にはかけません、首からかけます。

カメラがなかったら意味がない。

きのういただいたサッポロクラッシクビールを飲みながら(旨い!)、
旅の準備をしているのですが、
冬ものを出さなくてはいけないので、
ちっともすすまず部屋が混乱していくばかり…
明日、向島の観月会には行けなさそうな気がしてきた。
お天気もちょっとね、月は出てきてくれないかもね。

美容院の女の子が久高島に行ったそうで、
(春に美容院に行ったときおすすめした)
久高島の話をしばらく。
私もほんとはちょっと、秋に行こうと思ってたんだけど。
また、そのうち。

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