
今年はコロナで始まり、コロナで終わりを迎えますね。
2月3月は一般的に、まだコロナの怖さが認識されずにマスクをしない人たちがたくさんいたように思います。
そんな中で、卒業、入学、新学期などが開催されずに、長期自宅学習が続き、仕事はリモートに変わりつつあり、在宅勤務体制にたくさんの会社が移っていきました。
*これからは、東京にある多くの会社は地方への移転し、また在宅によるリモートワークが一般的になり、家での住環境の充実が問われ、要求されていくと思います。*
飲食店は自粛や政府の指針に従って短縮営業になり経営危機に、陥っています。
経済は止まり、町は微かに呼吸しているかのようでした。
そして、現在は第3波の真っ只中で、日本でも約20万人の感染者数となり、2900人もの亡くなられた方がいらっしゃいます。

世界の感染者数は7000万人を突破(12月12日現在)
この状況はワクチンが開発され、注射が始まったアメリカやイギリスなどでも変わらずに増え続けています。
去年の今頃は、こんな状態が待ち構えているなんて思わずに、すべてが同じように世界は回っていくんだろうと思っていました。
年に3,4回海外へ飛び出し、非日常を満喫し元気をもらって、また仕事に没頭する生活は、私が望めば続いていくんだろうと思っていました。
国内も、例年通り温泉へ行き、美味しいお料理をいただき、ちょっとだけのんびりした時間を過ごせると思っていました。
でも、今は医療や技術が発展したこの世界の中で、ウィルスは形を変化させながら人間に襲い掛かってきています。このウィルスに対して、感染予防として手洗い、消毒、マスク、ソーシャルディスタンス、不要不急の外出を避けたり、会食などの自粛、各店舗は検温・消毒にての入店許可等々していますが、、、
そういうことを気にされない人たちもいて、また相変わらず12月は忘年会シーズンで、飲み会や会食される方々がいて、感染者数は増えています。
私の手はアルコール消毒液で皮が薄くなり、赤くただれています。顔はマスクによってひりひりと肌荒れしています。外出する際にはアルコール99%以上のウェットティッシュを握りしめて週一の買い物やGSに行ったりしています。
玄関には、アルコール除菌スプレーを常備し、帰宅時はシュッシュと持ち物にスプレーをし、キッチンではペーパータオルを使用してます。
多分、殆どのご家庭でも同じだと思います。
お年寄りや持病を持っていらっしゃる方がお家にいるご家庭は、もっと必死になって感染予防をしていると思います。
そんな中、感染者が減った時には、Go to trip Go to eatと政府が経済活動の活発化を計り、感染者が増えた今は、医療崩壊が生まれていると医師たちが声を大にしてSOSを発信しています。
そしてやっと政府からGo to trip,eatなどが中止されましたが、飲食店や観光業の方々は、また厳しい状況に直面しています。
政府のやっつけ仕事は、新規に治療に関わる医師に一日15000円、看護婦さんには5000円ちょっとの金額を支給すると宣言し、以前から必死に関わってくれている医師や看護婦さんたちには支援金も出されないという不平等が起きています。
やっつけ仕事で医者、看護婦さんが足りない現場からの声のみに応えるという、政府の場当たり政策が見えますね。
そして感染者拡大に伴って、暮れからお正月にかけて不要不急の外出は自粛する必要があるようです。
私が行っているジムでは、お風呂の中でもマスク着用になっています。時々スタッフがあらゆるところを除菌に回っています。
私の会社でも、除菌・マスクは徹底しています。
こんなにみんな頑張っているのになぜ感染者が増えるのか?
対策をしている人にも感染するリスクは、同じようにあり、誰が感染してもおかしくない状況です。
それなのに、医療従事者の方々に対する差別も生まれ、感染が疑われても誰にも言わずに済ませる人たちがいて、、、その一方で良心をもって自己免疫力を上げ頑張っている人がいるのも事実です。
政府が自負しているように日本人の自制心は素晴らしいなど言っている人たちもいて、、、、確かに他国に比べて日本人は規律や集団を優先する意識が高いと思いますが、、、、
今、私たちは、何を見てどう動けば良いのか?個人個人に問われています。
経済を取るか、感染予防を先にするか?と日々テレビでは議論されています。
何にしてもしっかりとした検証があってのことだと思うのです。何もないところで、目の前のことに振り回されている現状では、良い道が見えません。
バランスの良い道が見えると良いのですが、、、、
アメリカ人やドイツ人の友達からは、心配のメッセージが届いていますが、私も彼等が心配です。
ですからお互いにメッセージで状況を伝えあっています。
今年、大切な人たちが病気で亡くなり、残された中で生きることへの空虚さ、そして生き続ける事の大切さを改めて感じた年でした。
空を見上げて、先に行ってしまった人達を思う日々が続きました。
でも、私の番が来るまで、私も一生懸命生きようと思います。
必死で戦いながら生きた人たちのいのちを思うと、それが当然だと思うのです。
教育と食糧支援をしているカンボジアの子供達も、今のところは元気です。
今年はいろいろな事が重なってくる年でしたが、
20年来の友達が4月に60歳になり、彼女のお誕生日を4月にお祝いできずに、ずっと待った年でもありました。
ずっと、ずっと待って、やっと11月の私の誕生日と一緒にお祝いをしました。
60歳という人生の節目をちゃんとお祝いしたかったので、できて良かったです。
仕事がお休みの火曜日に箱根へ1泊のショートトリップをプレゼントにしました。
多くの方がそうだと思いますが、家と会社、スーパー以外にどこへも行かずに過ごした1年でした。
でも、60歳という節目のお誕生日をやっとお祝いできました。
車を走らせ、お昼前に着いてしまいましたので、


楽しみにしていた夕食。

食前酒は、ゆず酒でした。










デザートの多さに、友達は大興奮




温泉は3回も入り、チェックアウトがお昼まででしたので、またまた爆睡!
久しぶりにのんびりしました。
旅館も人数制限をしていて静かでした。箱根湯本駅付近も人がいつもよりかなり少なったです。
午後は、POLA美術館へGO

この美術館は写真撮影が許可されている絵画が多くありましたので、ここに少しシェアします。
クリックして楽しんでいただけたらと思います。

全部の写真を公開するのは、気が引けますので、ぜひ美術館へ行きご覧になってください。
セザンヌ、ルノアール、モネ、ゴーギャン、シスレー、ドガ、モディリアーニ、ダリ、シャガール、ガレ、スーラ、ピカソ。
広重や北斎が印象派に与えた影響の大きさと、パリで日本人画家たちが受けた大きな影響と、
近代日本画家 岸田劉生や岡田三郎助、黒田清輝等々素晴らしい絵画やブロンズ像、
そして魯山人の陶芸など、見ても見ても飽きないものばかりでした。
コロナ禍の中で、疲れた心をいやすには十分な時間でした。























2020年、コロナに戸惑いコロナと戦った一年でしたが、この年を忘れない、忘れることができないと思っています。
来年は、どんな年になるのでしょうか?
どんな年であっても、自分を見つめ、世界を見つめ、地道に進んでいきたいと思っています。
2020年、12月23日