19931016日。

この日は私にとって、特別の日だ。

20代最後の年を迎えた私は、世の中のことをよく知らないまま、大きな決意を持って聖心美容外科を福岡の地に開設した。そして無謀とも思えるその壮大な夢を実現した。

干支が一周して200411月、30代最後の年を迎えた私は、この愛した組織を手放すことになった。そして、現在のような新しいステージを迎えることになった。当時とは世の中の景色が違って見える。

仕事を通じて今まで出会った多くの人たちに、今はただ感謝したい。


はじめに

29歳で創業したころは、どれくらいのレベルで始めたのか、今振り返ると恐ろしくもあり、いとおしくもある。

知識も経験も明らかに平均以下だ。

勤務医時代は、医学しか勉強していなかったので、まったくといっていいほど社会性がない。

事務の女性に言われて、「源泉徴収ってなんですか?」と聞き返したくらいだ。

しかし、夢を見る力と行動力には自信があった。

そのギャップをどう埋めていったのか。

最近、若手経営者に相談されることも多くなってきたので、

原点に返って連載してみたい。

これから起業を目指す人にとっても、会社を大きくしようと考えている人にとっても、勇気を与える内容になると思う。 
 


 

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