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 山形県天童市、天童温泉の旅館「松伯亭(しょうはくてい) あづま荘」さんのレポート(3)です。
 まずは、夜の露天風呂編です!
 あづま荘さんの大浴場は内湯と露天風呂が離れた場所にあるのですが、露天風呂にも洗い場はありますので、冬場でなければ露天風呂だけでも大満足な気がします。
 内湯、露天風呂、ともにお昼の13時から翌朝10時まで、夜通しで利用可能です。真夜中や早朝でも入れるのも、チェックアウトギリギリまで入れるのも嬉しいですね。
 男湯露天風呂「ひょっとこ」、女湯露天風呂「おかめ」、どちらも2つに区分けされた岩風呂になっていて、手前側の岩風呂は屋根の下、奥側の岩風呂は屋根なし。冬場なら雪見風呂が楽しめます。
 冬場は雪の降る日が多く、温泉街がそのまま市街地なので、天童温泉には露天風呂の無い温泉宿、露天風呂があっても屋根に覆われた温泉宿が多いそうで、天童温泉で屋根なしの露天風呂があるのは松伯亭あづま荘さんだけなんだそうですよ。



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 奥(外側)の岩風呂のほうが少しぬるめの温度になっていて、のんびりと長湯しやすくなっていました。
 お湯は無色透明ですが、ほんのりと温泉の香りが漂っています。高温の塩化物泉系のにおい(塩素のにおいではありません)という感じでしょうか。味はしょっぱくはないです。
 泉質名は「ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉」。アルカリ性で、スルスベとはいかないまでも優しい感じの、まったりできる温泉です。



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 夜空を見ながら、の~~んびり♪
 囲いの外側から桜の木が出ていて、この時はほとんど葉桜でしたが、もう少し早い時期に来ていれば、桜のお花見をしながら入れたようです。



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 露天風呂の洗い場。



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 露天風呂の脱衣所には、鍵やサイフなどを入れておける小さなキーボックスがありますので安心です。


↓ 以下は温泉分析書です。※画像をクリックすると大きな画像で見られます。

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 泉質「ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉」はいわゆる硫酸塩泉の一種です。陽イオンがナトリウム、カルシウムの順に多く、陰イオンは硫酸イオンが多い。
 旧泉質名では、カルシウム硫酸塩泉は「石膏泉」、ナトリウム硫酸塩泉は「芒硝泉」と呼ばれていました。
 「石膏泉」は、浴用ではカルシウムの鎮静効果が高いため、「傷の湯」といわれ、高血圧症、動脈硬化症、脳卒中、慢性関節性リウマチに効果があり、打身や傷、捻挫、皮膚病にも良いとされています。
 「芒硝泉(ぼうしょうせん)」は、浴用では高血圧症、動脈硬化症、外傷に効果があり、基本的にはほぼ無味無臭であるものの、ナトリウム分を多く含んでいるため、血圧を下げ、痛みを和らげる鎮静作用があるそうです。
 天童温泉の泉質はその両方の特徴を持っていると言えます。
 天童市と近い上山市(かみのやまし)の「かみのやま温泉」(上山温泉)も似た泉質で「ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)」の温泉が多いです。
 天童温泉のほうがやや高めのアルカリ性となっているようです。



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 松伯亭あづま荘さんの温泉は、夏季のみ加水あり。基本的に加水なしなのが嬉しいです。
 ただ、加温あり、循環あり(湯口からは掛け流しで、浴槽内循環)、塩素系薬剤による消毒あり、です。
 ここぐらいの中規模の旅館なら源泉掛け流しにできなかったのかな、と少し残念に思いますが、塩素臭は特に気にならないほどでした。
 天童温泉は大きな旅館・ホテルが多く、完全な源泉掛け流しの温泉に入れる宿は少ないようです。

 (4)に続きます!


↓ 公式ホームページはこちらです。

「天童・山形の旅館 | 松伯亭 あづま荘【公式サイト】」

https://www.azumaso.com/#anc2

 日帰り入浴については公式ホームページに明記されていないのではっきりしたことは分かりませんが、お食事付きの日帰り入浴プラン(要予約)はあるようです。


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★撮影場所=山形県天童市
★撮影時期=2018年4月


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