春日大社のある奈良公園のレポートの続きです。
南門をくぐり、回廊の中の「中門・御廊の前に来ましたよ。
こちらも朱色が美しいですね★★★
ここではイチョウの黄葉しか見られませんでしたが、朱色と黄色のコラボレーションが良かったです。
中門の中央で参拝ができました。
御本殿はこの奥にあって、第一殿から第四殿の4つの社殿が並んで立っているそうです。そこまで一般参拝者が入って行くことはできません。
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特別拝観の受付前にあった案内図です。
中門・御廊のある回廊内は有料エリアになっています。
初穂料(拝観料金)は1人500円ですから、ここまで来たらそれぐらい払わなくっちゃですね。
20年に一度というのがよく分からなかったのですが・・・・。
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春日大社では20年に1回のサイクルで「式年造替(しきねんぞうたい)」が行われています。
式年造替とは、本殿の位置を変えずに建て替え、もしくは修復を行い、御神宝の新調を行うことで、春日大社では創建以来ほぼ20年に一度行われてきたそうです。
2015年から2016年にかけて行われたのが、第60次式年造替ということなので、
かける20で、1200年?
創設年が西暦で768年なので、式年造替が行われていなかった時期や行えなかった時もあったようです。
春日大社は、中臣氏(のちの藤原氏)が氏神を祀るために、現在の奈良市の地に768年に創設したのが始まりです。
現在、全国に約1000社ある春日神社の総本社でありマス。
春日大社では、4柱の主祭神(総称して春日神と呼ばれる)を祀っていて、第一殿に「武甕槌命(タケミカヅチノミコト)」、第二殿に「経津主命(ふつぬしのみこと)」、第三殿に「天児屋根命(あめのこやねのみこと)」)、第四殿に「比売神(ひめがみ)」=天児屋根命の妻「天美津玉照比売命(あめのみつたまてるひめのみこと)」が祀られています。
武甕槌命と経津主命は藤原氏の守護神。
天児屋根命と比売神は藤原氏の祖神。
全国の藤原さんや佐藤さんは参拝しておきたい神社でしょうね。
中門の左右にある御廊の壁には、釣灯籠がたくさん釣り下げられています。
中には、上杉景勝の右腕、直江兼続(なおえ・かねつぐ)が奉納したという釣灯籠と、
五大老の一人となった宇喜多秀家(うきた・ひでいえ)が寄進した釣灯籠もあります。
それぞれ、どこからどこまでがそうなのか分かりませんでしたが、こちらは直江兼続奉納の説明書きの真上にあった釣灯籠です。
こちらは宇喜多秀家の説明書きの真上にあった釣灯籠です。
中門から左に行くと「移殿(うつしでん)」(御仮殿)がありました。
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この時はまだ式年造替の最中だったので、御神霊はこちらにお移りになっているということでしたので、こちらでも参拝しました。現在はもう御本殿にお戻りになられていることと思われます。
奈良ではまだ大仏様に会っていないですし、春日大社にもまた行ってみたいんですよね。
奈良市近辺に温泉宿が少ないので、どうも行きそびれてしまっているのですが、同じくまだあまり行っていない三重県の旅とセットででも、そのうち行きたいと思っています。
実は、晩秋のうちに三重県の「湯の山温泉」と御在所山に上がる「御在所ロープウェイ」に行ってみたいと思っていたのですが、うまく休暇が取れませんでした。
今年はとにかく休日に雨の日が多くて、予定が後ろ倒しになってしまったのが痛かったです。
今日は祝日で、明日は平日(金曜日)で、「ブリッジホリデー」なんて言葉も出ているんですけど、金曜日が休めなければあんまり意味のない休日ですよね。天気も悪かったので、お昼過ぎまで寝てしまいました。
ブリッジホリデーと三連休では、やっぱり三連休のほうが経済効果はずっと高いでしょうね。
連休の並びが良いほど、経済効果は高いんです。
土日祝に休めない方には申し訳ない話ですが・・・・。
政府は景気の上がり下がりをものすごく気にかけているわりに、祝日のことに関しては無頓着ですよね。
山の日だって早くあの週の月曜日にしたら良いのに。
今日の勤労感謝の日だって、別に、11月23日に固定する必要ないと思うんですよね。
今年は天皇誕生日が土曜日に重なってしまうし、年末年始が土日と重なるし、連休になる日が少ないです。
好きな時に休める、お偉いさんには分からんのでしょうかね~?
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★撮影時期=2015年11月下旬
★撮影場所=奈良県奈良市