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 鵜飼いで有名な「長良川(ながらがわ)」。
 鵜飼いをやっているところはまだ見たことがありません。
 観光としての鵜飼いは毎年5月中旬から10月中旬まで行われていて、鵜飼い遊覧船から見ることができるようです。



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 岐阜公園の前から北へ、長良川大橋を渡ります。



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 橋の北東の川沿いからは、岐阜城天守閣が山頂にある金華山がよく見えます。
 川沿いには、長良川温泉の旅館・ホテルが数軒立っています。



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 その中でも一番遠い東の果てにあるのが、今回泊まった『長良川温泉 岐阜グランドホテル』さんです。
 グランドホテルという名のホテルはピンからキリまでありますが、ここは本当に大きくて高級感のあるホテルで、この日は盛大な結婚披露宴が行われていました。
 夕食付きだと宿泊費は高額になるんでしょうけど、朝食のみにしたので安く泊まれました。



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 長良川温泉は茶褐色の濁り湯!ということで、前から気にはなっていたんですが、実際に入るのは初めてでした。
 上の写真はパンフレットのものですが、実際の露天風呂のお湯も濃い茶色でした。
 塩化物泉の茶色ではなくて、鉄分の茶色なんだそうですけど、PH値はほぼ中性です。お湯が中性でも鉄分は空気に触れると酸化して赤茶色になるんですね。
 泉質は「単純鉄冷鉱泉(中性・低張性・冷鉱泉)」。
 このホテルでは、加水あり、加温あり、循環ろ過あり、消毒あり、とのことでした。(温泉分析書より)
 実際の加水や、ろ過の度合いは分かりませんが、これだけ濁った鉄泉ですから、体はすごく温まります。
 ちょっと違うかもしれませんが、ホッカイロと同じ効果?
 鉄泉のわりにサビ臭さは無かったので、入りやすいお湯でした。

 そして、サブタイトルにある「長良川温泉の謎?」のことなんですけど、それは、源泉名が「三田温泉」となっていること。
 温泉分析書に源泉地の住所が書かれていなかったのですが・・・・源泉名は「三田温泉」となっていました。
 ホテルの公式ホームページにも源泉地について詳しいことが書いてありません。
 長良川温泉の公式ホームページにも書いてありません。
 他の長良川温泉の旅館・ホテルの公式ホームページを見ると、同じような茶褐色の濁り湯なんですけど、申し合わせたかのように源泉地のことについては書かれていない。これはアヤシイ?

 「長良川温泉 Wikipedia」で検索してみて分かったのですが、ウィキペディアによれば、長良川温泉の源泉地は約4km北にある「三田洞神仏温泉」なんだそうです。
 確かに、調べてみると三田洞神仏温泉も同じような茶褐色にごり湯の鉄泉ですね。
 ただ、岐阜市の市街地の中で、約4kmの距離を、パイプラインを地下に埋設したのか?(おそらくまだ近年の2013年頃からの供給なんです。)・・・というのがちょっと疑問。長良川の南側のホテルには長良川大橋にパイプをつけて供給している?
 もしかして、運び湯なのでは?という気もするのですが・・・・。でも、じゃらんnetの情報を見る限りでは、源泉掛け流し(加温や加水はあり)の宿もあるので、それが嘘でないなら引き湯なのかなと・・・・。
 こういうことは包み隠さずに公式ホームページに説明を書いておいてほしいですよね。
 別に、ホテルの地下からでなくても、約4km離れた場所からの引き湯でも、泉質が良いなら気にしませんよね。



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 さて、温泉でポカポカになった後、夕涼みがてら、長良川沿いを歩きました。
 雲が多かったので夕陽は見れないかな~と思っていたのですが、ほんの少しの間だけ、雲間から夕陽が顔を出してくれました。
 晩秋の夕暮れは~僕の心を惑わせる~♪
 晩秋の夕暮れは~僕の心を惑わせる~♪



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 夕陽の光を受けた雲の形が何か神々しかったです。



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 ズームアップ!



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 夕陽が沈んでも、西の空にはしばらく赤い光が残りました。マジックアワーですね。


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★撮影場所=岐阜県岐阜市
★撮影時期=2017年11月


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