2018年09月08日
『伊藤和夫の英語学習法』要約とコメント 4
チャプター4 読解力をどう養うか〜速読とは何か
・入試の英語で必要なのは、速読というほど速くないスピードの読解力。
<まあ実際、日本語を普通に読むのと同じくらいのペースですから、ネイティブのような英語を普通に読める人からすれば、むしろ遅読かもしれません>
<飛ばし読みについては、特に練習する必要はありません。というのも、生半可な実力でやれることではないからです。逆に、本当の実力がついてくると、自然と飛ばし読みもできるようになっていきます。考えてもみてください。日本人が日本語を読む上で、必要な情報を探すとき、いちいち上から順に全部読んでいきますか? 必要な場所はどこか、さっと探すことができるはずです。英語がスラスラ読める人なら、これと同じことが英語でもできます。読解力が高ければ高いほど、つまり英語に慣れていればいるほど、飛ばし読みできます>
・本文より先に問題を読め?
<現代文でも、問題(設問)をチェックしてから本文を読んだほうが解きやすいと思います。このあたりは英語というより国語の問題です。また、内容に関する選択問題も、結局は国語と英語で同じような作り方がされているものです。『現代文読解力の開発講座』あたりを読むと英語にも生きてきます>
・情報の検索?
<現代の私たちは、文学や学術論文よりも、ネットのニュースやコラムのような、ある種の情報を提供する文章を読むことが多くなっています。自分に必要な情報だけを選んで読む技術が求められています。したがって、文章の中から必要な情報だけを読み取って解答する問題は、ある意味では合理的なのです。このことから考えても、本文より先に設問を読むべきですね。ただ、選択肢の中身を読むのは最後にしたほうが混乱しないと思います>
・英語総合問題演習
<ビジュアル英文解釈が終わったら、中級編と上級編をやるのがオススメです。ちなみに上級編は東大・早慶レベルだと思いますが、基礎編と中級編については、さほどレベル差がないので、基礎編と中級編のどちらか一方で十分だと思います>
・英語じゃなくて内容自体が難しい場合。
<前回言いましたが、私なんかはルワンダ内戦の文章を読んで苦労した記憶が残っています(受験のときではありません)。大学入試の問題では、その学部で勉強する内容と関係のある文章が出ることも多いと思いますし、慶應のように小論文のあるところではなおさら、大学で勉強する分野の知識を、あらかじめ得ておくことも有用だと思います。そもそも、専門的な教育を受けようということですから、その分野に対して興味があることは、本来当然のことであって、大学レベルの教科書を読めとは言いませんが、中高生レベルの本とか、新書とかで、政治学科なら政治学の基礎知識、経済学部なら経済学の基礎知識を、少しは勉強しておいたほうがいいでしょう>
・語学の勉強は理屈が半分、慣れることが半分。
<新しい英文を読むことも大切ですが、やはり一度読んで理解した英文を定期的に音読し直して、忘れている部分は再確認するということが大切です。ビジュアル英文解釈に出てくる英文については、般若心経や教育勅語でも唱えるかのように、毎日音読していました。ビジュアルと速単シリーズだけでも相当な単語・熟語の数です>
・英語で書かれていればマンガでも勉強になる。
<日本のマンガの英語版もいろいろ出ています。日本語版と合わせて読めば、辞書も要りません。また、ハリー・ポッターなど、海外の子供でも読める本は、比較的読みやすいでしょう。こちらも日本語版と合わせて読むことができます。あとは、英語で書かれたエッチな小説を読むのがどうとか。まあ効率的には長文参考書が一番いいでしょう>
<ここまでで言及していない参考書で、オススメのものは、速読英単語シリーズ(入門編・必修編・上級編)があります。このうち、入門編は非常に簡単なので、ある程度英語ができる人なら飛ばしてしまっても構いません。なお、速読英熟語は必修編と同じレベルとなります>
<ここまでで言及していない参考書で、オススメのものは、速読英単語シリーズ(入門編・必修編・上級編)があります。このうち、入門編は非常に簡単なので、ある程度英語ができる人なら飛ばしてしまっても構いません。なお、速読英熟語は必修編と同じレベルとなります>
<あとは、やっておきたい英語長文シリーズ(300、500、700)がオススメです。私は1000は使ったことがありませんが、おそらく難易度は700と同じで、文章が少し長くなるだけなので、別に使わなくても大丈夫だと思います>