2017年08月06日

ずっと考えていたこと

 4年の川原です。4年生になってから、OBの方に「あの川原がもう4年かあ」と言われることが多くなり、そんなに下級生のイメージが強いのかなと思うことが多々あります。きっと、私が出来損ないの選手だったからそのイメージが強いのだと思いますが、バドミントン部に所属しながら様々な経験を積むことによって成長できた部分も少しはあるんじゃないかなと感じています。

 私が成長する機会となったもので、直近で就職活動というものがありました。現在はもう終了していて、希望していた人材業界に就職することが決まっています。しかし、決まるまではとてもつらい日々でした。なかなか内定がもらえず、たくさん悩み、たくさん泣きました。そんな中、リーグ戦や関東選手権もあり何を優先すればいいかわからなくなることもありました。

 そんな中、ある企業の面接が私に強い刺激をもたらしました。その企業の面接では、常に「何で?」という質問をされます。

「私はバドミントンを15年間続けていて」
→「何で続けるの?」
「高校生の時は朝も夜も自主練をして」
→「何でそんなに頑張るの?」
「私は団体戦で勝ちたくて」
→「何で団体戦なの?」

 こんなことの繰り返しでした。それらの最後にたどり着く答えはいつも同じでした。
 「周りにいる人たちの幸せが私の幸せだからです。」

 私の試合を見ている人が、興奮したり感動したりしてくれたりすることが私がバドミントンをする上での喜びなのです。人が何かに打ち込む理由は人それぞれです。私は自分だけのためには頑張れない。だから誰かのためにプレーをするのです。

 これから、東日本インカレ・秋季リーグ戦・早慶戦とそれぞれ学生最後の大会が続きますが、それらをこれまで関わってくださった方のために頑張ろうと思います。

拙文失礼いたしました。
残り少ない現役生活ですが、今後もご声援よろしくお願いいたします。

慶應義塾体育会バドミントン部
4年 川原 優

keio_badminton at 00:44│Comments(0)

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