2019年06月22日

令和の時代に願うこと

こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。お久しぶりです。2年の小沼みなみです。

学年が上がって最初の部員日記となります。2年生になり、もうすぐ3か月が経とうとしている今強く感じるのは、とにかく忙しい、ということです。私は言語の勉強がとにかく大好きで、第2外国語として選んだドイツ語を極めたいという思いから文学部独文学専攻に進みました。私の期待通り、2年生(専攻1年目)はドイツ語を徹底的に叩き込まれます。リーディングの授業が週に4コマ、スピーキングの授業が2コマあり、ドイツ語の力を伸ばすのにはこの上なく恵まれた環境です。また、1年生の時は6単位中Sが5つ、Aが1つとなかなか優秀な成績を修めたと思っているので、十分やっていける自信はありました。しかし、内容が驚くほど難しく、授業に全くついていけず、予習も復習もとても時間がかかります。独文学専攻の同期(9人しかいませんが)は高校生のころからドイツ語を学んでいたり、ドイツからの帰国子女や、ドイツ留学経験者など、たった1年間しかドイツ語勉強していない私には雲の上のような存在の人たちで、毎日大きな差を痛感しています。このままでは悔しいので何とか食らいついて1番できるようになって卒業したいと思っています。また、所属キャンパスが日吉から三田に変わり、憧れの東京タワーを眺めながら勉強できるようになったのは大変嬉しいことですが、家から遠くなったことと練習場所である日吉への移動が日々の忙しさに拍車をかけます。電車が5分おきくらいに来るにもかかわらず、どの電車も混んでいることに東京のパワーを改めて感じています。
また、2年生になって勉強が大変になり、忙しくなったのは私だけではないようです。同期と話していても、レポートや課題、テストに追われて徹夜していたり、食堂やお店で食べる間もなく教室で勉強しながらお昼を済ませたりなど、みんなも大変な思いをしながらそれぞれの目標に頑張っているんだなと思い自分も頑張ろうと思う間もなく次の課題が大きくのしかかってきます。

そんな中、この部員日記が回ってきてなにを書こうかなと過去を振り返っていました。前回の部員日記はちょうどイギリスに留学している際に書いていたので、今回はイギリスで一番学んだことと、元号が令和に変わったこともあり、私が令和の時代に臨むことをちょっと結び付けてみたいと思います。イギリスにはもちろん英語を学びに行ったのですが、一番学んだことは英語ではありません。私は語学学校に通っていたので、現地の人と交流する機会はあまりありませんでしたが、その代わり、世界各国から来る様々な世代、様々なキャリア、様々な動機を持った生徒たちと交流することができました。17歳の高校生から60歳のおじいちゃん、スイスの幼稚園の先生やブラジルの医者、タイの大学生、などと同じ教室で勉強して休み時間はおしゃべりして、とても刺激的な毎日でした。また、その学校は毎週月曜日が入学式で毎週金曜日が卒業式の1週間単位で自分の滞在期間をカスタマイズできるシステムだったため、2週間しか滞在しない人から1年以上学ぶ人まで様々でした。入学したての時は元からいた人にイギリスの雰囲気やマナーを教えてもらって、1か月過ぎてくると、今度は自分が新入生に教えたりして、それもとてもいい文化だなぁと感動しました。

 前置きが長くなってしまいましたが、私が留学を通して最も強く感じたことは、「一期一会」です。みんな滞在期間と卒業日がバラバラだからこそ、私も含めてみんなその人との出会いとその人と過ごす日々をこれまでにないほど大切にしていました。ましてやもう一生会うことがないかもしれないということもお互い口には出さないけどわかっていました。だからこそお互いがお互いのことを知ろうとするし、ホームシックになった子がいたらみんなで励ましたり、病気になったりした子がいたら病院を探して看病したりなど、相手のことをとても大切にしていました。一回別れてしまったらもう一生会わないかもしれないからこそ一緒に過ごす時間を大切にしていたのです。しかし、今ふと思うのは、日本に帰ってきて、忙しくなって毎日に余裕がなくなって、1年以上一緒にいてこれからまだ数年付き合っていく仲間と一緒にいると、イギリスで学んだ人を大切にする思いが薄れてしまっている気がします。偶然にも、去年の新入生歓迎会のあいさつで、「この部活で一生の仲間を作りたい」と言っていましたし、明日も一年後も数十年後もずっと一緒にいられると思っていた人と、会えなくなってしまうという経験をしたこともあるので、そんなことも思い出してもう一度初心に立ち返りたいと思います。

それゆえに、私が令和の時代に望むことは、ひととひととが出会いを大切に、お互いを大切に思う幸せな社会になってほしいということです。今、授業で幸せについて調べているのですが、幸せの条件としてGDPがあまり関係ないというのは有名な話です。幸せの条件として挙げられるのは、信頼できる家族や友達、趣味、他者や環境への奉仕だということです。新入生も入ってきて2か月半が経ち、新チームに慣れてきて週6日も会っていると仲間のありがたさを感じなくなっていってしまいますが、一日一日仲間と練習する幸せをもう一度噛みしめたいと思います。

最強晴れ女のパワーが弱まる梅雨に入って空が薄暗くなって心も薄暗くなりがち季節に入っていき、春学期の溜まりつつある睡眠負債と迫り来る期末試験で変わらず忙しくなってこんなこともまたすぐに忘れてしまうかもしれません。小さい集団ではありますが、令和の慶應義塾体育会バドミントン部をお互いを大切にする幸せいっぱいの部活にしたいと強く願っています。今後も、元気に明るく仲間と頑張っていきます!

バドミントンの話は全くできませんでしたが、最後までご精読いただきましてありがとうございました。

keio_badminton at 21:24│Comments(0)

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