こんにちは。
マイクラの記事をやるって言ったな。
あれは嘘だ
サッカーの記事が楽しかったんでもう一本前後半で行きます。
すげえ、今更ですがロシアの分析をします
内容は、この間の日本対ポーランド戦をもとに分析します
前編は試合に至るまでの分析
中編は実際の試合の分析
後編はより広い日本代表の根本問題を分析します
それでは前半をどうぞ
【前提条件】
まず、この試合が行われた状況を提示、分析します
①気候条件
試合会場であるボルゴグラードは当日の気温は35度でした
気象条件の近くなる夏場のjリーグは気温の下がる19時からのキックオフのゲームが多いです
それに対し、この試合は現地の昼間で行われていました

②GSの動向
試合開始前のGSの順位と勝ち点を掲示します
1位 日本    4
2位 セネガル  4
3位 コロンビア 3
4位 ポーランド 0
この時点での日本はポーランドに引き分け以上でGSの突破が確定していました
また、負けたとしても、セネガルとコロンビアが引き分けない限り、基本的に突破できます
(厳密には、コロンビアがセネガルに勝ち日本が警告を受けると突破できませんでした)

③選手のコンディション
西野監督はここまでの二試合、先発メンバーを変えてきませんでした
また、交代選手も基本的に変わっていません
コロンビア戦 香川→本田
       大迫→岡崎
       柴咲→山口
セネガル戦  香川→本田
       原口→岡崎
       乾 →宇佐美
そのため、二試合にスタメンで出ていた選手のコンディションをどう管理するかは大きな問題でした
また、同時に試合出場のなかったベンチメンバーや交代選手のモチベーション、コンディションを維持するかも大きな問題でした
【先発メンバー】
西野監督が前の項の①、②、③を考慮してスタメンを大幅に変更しました
4-4-2システムで
FW      岡崎 武藤
MF 宇佐美        酒井高
      山口 柴崎
DF 長友         酒井宏
         槙野 吉田
            川島 
 です
このメンバー起用にはいくつか理由があると考えられます
①単純にターンオーバーを機能させる
この布陣は前項の③の問題に対しての西野監督の解答だと思います
ただ、それでも酒井高を右MFで起用する意味はあるのでしょうか?
次の項でそこについて、個人的な分析(絵に描いた餅な気はする)をします
【酒井高徳の右MFでの起用意義】
仮に、ハリルホジッチ政権が続投していても原口は起用されていたと考えられます
西野ジャパンでも、重用されていました
なぜか?
一つは、単純なクオリティ。特に、圧倒的ともいえる走力は日本のディフェンスに大きく貢献していました。
もう一つも、前の理由にかぶりますが日本の戦術において数少ないオプションだったからです。
後者の方を説明します。
ハリルホジッチ時代からですが、相手のサイドバックの攻撃参加に対して
日本のウイングをマンマークしながら、ついて行かせ、4バックを5バックに近い形に変形するという仕組みで対応していました
雑に下に図解します。ちなみにこれは、4-5-1想定で、ポーランド戦とは微妙に違います
あと、多分間違っているところも多いんで、指摘していただけたらうれしいです
【基本陣形】              【SB攻め上がり対応形】
FW ーーーーー大迫ーーーーー     FW ーーーーー大迫ーーーーー
MF 乾 ーーー香川ーーー原口  これが MF 乾 ーーーーーーーー香川
ーーー柴崎ーー長谷部ーー      ーーー柴崎ーー長谷部ーー
DF 長友ー吉田ーー昌子ー酒井      DF 長友吉田ー昌子ー酒井原口

と、なり(試合によっては左ウイングも下がるというか、MFより上は間違いに近いと思う)
右SBがCBに吸収されます
この形は日本がSBの攻撃参加に唯一対応できる対処法でした。
そして、このとき右WGには二つの部分が求められます
1. 前線から、最終ラインまで頻繁に往復するスタミナ
2. そして、守備参加に高い意欲とそれに伴う能力
このとき、それに最も近かったのが酒井高徳なんだと私は判断しました
ただし、酒井高徳の攻撃能力に不安があったからSH何だったと思います

それでは、長くなったので次回へ