2007年02月

2007年02月25日

親と子の世界〈徳〉

徳というのは、自分の欲得とか利とかを捨て去ったところの奉仕が根本なのです。 だから、もともと家に経済力がないほうが、守るものがないので、奉仕しやすいのです。 問題は、豊かな家に生まれた人が徳を積む場合。 現実的なことは満たされているのですが、精神的な奉仕をしていくことが大切なのです。 つまり、心の奉仕を親や兄弟にすること。 だからその子には精神的な飢えを与える必要があります。 もちろん、自分が捨て身になれる飢えです。 生活に困るとかではないので、なかなか難しいのですが、まず親が子供に、まだ家は満たされていないというところを見つけてやることから始めます。 一番良いのは、親が子供に心配事を聞かせてやることです。 例えば、お母さんが「自分が若いときは勉強したくても出来なかった、今は年を取っているけれど本当はたくさん勉強したい」という飢えを見せると、子供はそのようにならないようにします。 回りから飢えているものを見せて刺激してやらないと、子供は気づきません。 だから、親のほうが「すべて満たされていて何の心配も無く幸せだから、あなたは勉強でもしていなさい」というと、子供は何もしなくなるのです。 つづく

keirinko at 14:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年02月11日

心の多面性

交通事故などの災難に出会ったとしても、相手に恨みの心を持つ前に、相手の方にも何かそれなりの原因があったのではないかという寛大な心を持ってあげることで、自分の不運がそれ以上進まなくなり、逆に幸運が入ってくることにもなるわけです。 親子の関係にもよく言えることです。 子供の欠点を見るだけの心ではダメで、親自身が子に対して良い親でありたいと思い、なかなかうまくかみ合わないだけなのだ…と考えることが子供に寛大な心をつくり、その多面的な心が幸運を呼ぶことになるのです。 親がいなければ子はいないわけですから、面倒見てもらう側、面倒見る側とそれぞれに役割があります。 何も頼りにならない親かもしれないけれど、親であることに違いないのだから、良いではないかと許すことが大切なのです。 親子は遺伝しますので、年代が経ちますと子供も親に対して嫌と思った所がどんどん似てきます。

keirinko at 19:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年02月04日

心の多面性

常にどう動いていくか分からない肉体と霊魂を常につないでいこうとするもの、それが「心」なのです。 心と肉体と霊魂は一体なのです。 そこで心そのものを今を生きる力としてみます。 すると肉体主力で行く時と、霊魂主力で行く時と、人間はいろいろな局面で心の状態を変化させることができます。 本当は嫌な人でも、顔にはあまり出さないで笑顔で付き合っていけるのが人間です。 心の多面性といいますか、その状況に応じて心を変えていける面が多い人ほど、人間としての器も大きくなっていくと言えます。 心の多面性が少ないと人間も小さくなります。 心の多面性を作ることによって、人間がひと回りもふた回りも大きくなり、少々の不運が来てもその不運を消化していく力ができるのです。

keirinko at 18:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)