問い
揮発性のある油類を扱うところで、ハカリを使ってモノの目方を計りたいので、対応する知識のご提供をお願いします。
答
日常、引火性ガスや爆発性のガスが発生し、それらにかこまれている厳しい環境においても計量作業はおこなわれています。一瞬でも火花がでれば、大惨事につながるため、計量器各社は、どんな状況においても火花や高温を出さない「防爆構造」の計量機器や装置、システムを取り揃えています。これらは厚生労働省が定めた労働安全衛生規則第280条第1項の「防爆構造規格」をもとに、厳しい検定を合格した計量機器です。
爆発事故のほとんどは安全管理の怠慢が主要因の人災です。防爆構造の計量機器は、安全で効率的な計量作業がおこなえることから関心が高まっています。
構造規格
■耐圧防爆構造=容器が、その内部に侵入した爆発性雰囲気の内部爆発に対して、損傷を受けることなく耐え、かつ、容器を構成するすべての接合部または構造上の開口部を通して外部の対象とするガスまたは蒸気の爆発性雰囲気へと引火を生じることのない電気機器の防爆構造。
■内圧防爆構造=容器内の保護ガスの圧力を外部の雰囲気の圧力を超えるある値に保持すること、または容器内のガスまたは蒸気の濃度を爆発下限界より十分に低いレベルに希釈することによって、防爆性能を確保する電気機器の防爆構造。
■安全増防爆構造=正常な使用中にはアークまたは火花を発生することのない電気機器に適用する防爆構造であって、過度な温度の可能性ならびに異常なアークおよび火花の発生の可能性に対して安全性を増加する手段が講じられた電気機器の防爆構造。
■油入防爆構造=電気機器および電気機器の部分が油の上または容器の外部に存在する爆発性雰囲気に点火することがないような方法で、これらを油に浸す電気機器の防爆構造。
■本質安全防爆構造=正常状態および仮定した故障状態において、電気回路に発生するアークまたは火花および熱がガスまたは蒸気に点火するおそれがないようにした電気機器の防爆構造。
詳細は、防爆構造はかり特集をご覧ください。
日本計量新報「防爆はかり特集」その1
日本計量新報「防爆はかり特集」その2
揮発性のある油類を扱うところで、ハカリを使ってモノの目方を計りたいので、対応する知識のご提供をお願いします。
答
日常、引火性ガスや爆発性のガスが発生し、それらにかこまれている厳しい環境においても計量作業はおこなわれています。一瞬でも火花がでれば、大惨事につながるため、計量器各社は、どんな状況においても火花や高温を出さない「防爆構造」の計量機器や装置、システムを取り揃えています。これらは厚生労働省が定めた労働安全衛生規則第280条第1項の「防爆構造規格」をもとに、厳しい検定を合格した計量機器です。
爆発事故のほとんどは安全管理の怠慢が主要因の人災です。防爆構造の計量機器は、安全で効率的な計量作業がおこなえることから関心が高まっています。
構造規格
■耐圧防爆構造=容器が、その内部に侵入した爆発性雰囲気の内部爆発に対して、損傷を受けることなく耐え、かつ、容器を構成するすべての接合部または構造上の開口部を通して外部の対象とするガスまたは蒸気の爆発性雰囲気へと引火を生じることのない電気機器の防爆構造。
■内圧防爆構造=容器内の保護ガスの圧力を外部の雰囲気の圧力を超えるある値に保持すること、または容器内のガスまたは蒸気の濃度を爆発下限界より十分に低いレベルに希釈することによって、防爆性能を確保する電気機器の防爆構造。
■安全増防爆構造=正常な使用中にはアークまたは火花を発生することのない電気機器に適用する防爆構造であって、過度な温度の可能性ならびに異常なアークおよび火花の発生の可能性に対して安全性を増加する手段が講じられた電気機器の防爆構造。
■油入防爆構造=電気機器および電気機器の部分が油の上または容器の外部に存在する爆発性雰囲気に点火することがないような方法で、これらを油に浸す電気機器の防爆構造。
■本質安全防爆構造=正常状態および仮定した故障状態において、電気回路に発生するアークまたは火花および熱がガスまたは蒸気に点火するおそれがないようにした電気機器の防爆構造。
詳細は、防爆構造はかり特集をご覧ください。
日本計量新報「防爆はかり特集」その1
日本計量新報「防爆はかり特集」その2