Sveiciens visiem!! Mans vārds ir Kei!

皆さんこんにちは!ケイです!

日本のチームでは ホシ と呼ばれることが多かったのですがFKリエパーヤでは ケイ と呼ばれています。
もしくは ケイタ 。監督は僕のことを ケイタ と呼びます。
なぜ?…
あまり気にはしてないけど…
聞いた話だと、バルセロナやバレンシアなどで活躍して最近ローマへの移籍が決定したマリ代表の セイドゥ・ケイタ から取ったとか…
よくわからないけど…
単に言いやすいからかな

ケイ と呼ばれているのも実は自分で ケイ と呼んでくれ!と言ったわけではありません。

自分が ケイ になったのはFKリエパーヤと出会った時でした。



当時、僕はリトアニアのチームに帯同していました。

リトアニアのチームからは契約できると言われていたものの、なかなか話は進まず…チームはさらなる外人を練習参加させて、僕は当初はスタメン組と言われるような方にいたけど、新たな外人にポジションを奪われる形で途中からサブ組になってしまった。

その外人を試すためだったのか?いや、でも自分のことは全く見られていない気がした。

チームにいてもいいけど、っていう感じにとれた。

もちろん貪欲にそこにすがるつもりでいたけど、イライラとモヤモヤは消えなかった。

そして練習試合を迎えた。

その週でサブ組に回されていたのでおそらくスタメンではないだろうけど、何があるかわからないし準備だけはしっかりしておこうと思っていた。

試合前のミーティングが始まった。

スタメン発表…

案の定、自分の名前は呼ばれなかった。

やっぱりね、でも出た時には100%の力が出せるようにしっかり準備しないとな。あと、アップや試合前の雰囲気などを観察しよう。

ミーティングが終わって、そんなことを考えていたら突然

コーチが僕のところに来て、荷物持ってこっちへ来いと。

ん!?なんだ?

何か言ってるけど状況を飲み込めずついて行くと、そこは対戦相手のロッカールーム。

は!?…そういうことか!

こっちのチームで試合に出ると。

けどなんで!?

よくわからないけど、試合に出れるわけだし、また新たな可能性が生まれるかもしれないからとにかく全力で自分のプレーをするだけだ。

そしてその対戦相手だったはずのチームのロッカールームに入って行った。


その対戦相手だったはずのチームこそが他でもない、FKリエパーヤでした。


ロッカールームに入り1人1人と握手を交わした後で、何やらキャプテン?というかこのチームで権力を持ってそうな選手 (M選手) から名前を聞かれて、ケイスケと答えると、

M選手) よし、じゃあお前は ケイ でいいな?

僕が Yes と答える間も与えず

M選手) おい!みんな聞いてくれ!こいつの名前は ケイ だ!ケイ って呼んでやってくれ!

(ラトビア語で詳細はわからなかったが、ニュアンスはこんな感じ)

これが ケイ になった瞬間でした。

するとなんだか妙に溶け込めた気がした。

他の選手も好意的に感じた。

試合はセンターバックでフル出場して、結果は 1-1

1失点したがまずまずの出来だった。

試合終了後、何人かの選手から、いいプレーだったぜ、と声をかけてもらった。

こいつらいい奴らだな、と思った。


その後のロッカールームにて…


このチームの偉そうな人が来て僕に質問

この後の君のプランはどうなってるんだ?

僕) いや、わからない…エージェントがいて…

⚪️⚪️か? (エージェントの名前)
⚪️⚪️のことは知ってるから電話して確認するよ。

(この時話した人物が、プレジデントのマーリス・ヴェルパコフスキスだったというのは後で知った)

その会話が終わり近くのやつと話しながら着替えていると

ケイ! とM選手

M選手) ケイ、これからお前はどうするんだ?ここに残るのか?それとも俺たちと一緒に来るか?

僕) いや、それがわからないんだ。なぜなら、俺にはエージェントがいて…

M選手) そうじゃない!お前はどうしたいかを聞いてるんだ、ここに残るのか、それとも俺たちと一緒に来るのか。

僕) …俺はこのチームでプレーしたい。



この時の様子は今でも鮮明に覚えている。思い出す度に胸が熱くなる。
このやりとりはチームのほぼ全員が聞いていた。その時だけ他の選手の雑談が消えていたのも覚えている。
この事があったからより早く溶け込めて試合にも出れているのかもしれない。

まともにラトビア語もロシア語も話せない僕を受け入れてくれたFKリエパーヤのみんなには本当に感謝している。

Paldies FK Liepāja!!

2014-05-02-22-46-18


ありがとうFKリエパーヤ!

こいつらのためにも勝ちたい。

FKリエパーヤのためにも勝ちたい。

そのために自分の役割をしっかり理解し、自分にできることを100%やる。

それが自分のためにもなるから。


ちなみに、僕は試合後そのままFKリエパーヤのバスに乗り、わざわざ僕が滞在していたホテルに寄ってもらい、荷物をまとめてバスに乗り、その日のうちにリトアニアからラトビアのリエパーヤへと移りました。

なんというか、激動というか、劇的というか…とにかく自分にとって忘れられない日になりました。



PS.M選手とは、FKリエパーヤの副キャプテンで10番を背負う

Marek Zuntners
マレク・ズントナー (ズントネルス)

2014-05-07-21-41-09


彼は僕より3つ年上の頼れる兄貴

生活はどうだ?何かあったら言えよっていつも気遣ってくれる。

普段はジョーク好きで笑いの中心にいるけど、リエパーヤへの思いは誰よりも強いんじゃないかな。

試合に出ることは決して多くはないけど、1人1人に声をかけて誰よりもチームをサポートしている。そして抱擁が強い!

熱い男です。

いつもお世話になっています。

ありがとう、マレクさん。

補足、彼はラトビア語、ロシア語の他、英語、スペイン語、ドイツ語を話します。

すげー






長くなりましたが、ご講読ありがとうございました。


それではまた


ごきげんよう!

ヴィス ラブ!