2018年09月14日

模試を受ける際の注意点&年度別過去問集の使い方。

今回は拙著
『手を広げずに楽して合格する方法』
の中から2点お話します。
以下の2点は、この時期にお話した方が良いと思いますので。

①「文章理解」「記述式」
     を解くタイミング

拙著p36です。
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この時期は皆さんで解く順番を決めているかと思いますが、「記述式」「文章理解」はしっかり考えなければならないし、ある程度時間がかかるので、最後には回さない方が良いと思います。

このことはLEC時代にもいつも注意していたのですが、このような方がいました(仮にAさんとしましょう・2014年向け『合格講座・豊村クラス』の男性の受講生さんでした)。

Aさんは模試の時は「記述式」「文章理解」を最後に回さずに解いていたのですが、なぜか本番だけ「記述式」を最後に回してしまい、時間が足りなくて全然出来なかったということでした。Aさん自身もなぜ本番だけそのような順番にしたのか分からないと話されていました。
そのような事態を防ぐためにも「記述式」「文章理解」は余裕を持って解けるように組み込みましょう。

あと、Aさんの話から明らかなように、模試で解く順番を決めていたなら、本試験もその順番でやりましょう。

ちなみに、Aさんはそのようなトラブルがありながらも無事に合格されて、現在は立派な実務家としてご活躍中です。

その他の模試受講の注意点は拙著p36〜p39をご覧ください。


②年度別過去問集

拙著p22です。
さて各スクールの模試も10月半ばに終わるかと思います。
最後は「本試験脳」に戻すべく、週に1回「年度別過去問集」で仕上げてください。
過去3年分くらいでOKです。
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この時期には過去問は仕上がっているでしょうから、1年度90分〜120分で解いてください。
それ以外の残りの時間は、8月末までに作り上げた「素材」の暗記作業をひたすら繰り返していく感じです。

「年度別過去問集」は、どの出版社のものでもかまいません。
例えば……
10月21日(日)→平成27年度
10月28日(日)→平成28年度
11月4日(日) →平成29年度
という感じで良いでしょう。


(去年のブログにも書きましたが少し昔話を……)
私の話で恐縮ですが、私が受験した当時はTACさんから過去10年分が収載された「年度別過去問集」が販売されていたので、それを買ってきて10年分を1日で潰しました(計7時間くらいで)。確か高田馬場にある公立図書館でやった記憶があります。
その時に1問もミスをしなかったので、かなり自信を持って本試験に臨めました。

模試はLECさんのものを受けていたのですが、常に「全国1位」を目指していました。
最終的には全国7位まで行きましたが、全国1位は取れなかった思い出があります。


今現在の皆さんは、作り上げた「素材」を中心に繰り返しの暗記作業をしつつ、模試を受講されているかと思います。

そのやり方で間違いありません。
今までの多数の合格者がやってきたやり方です。

本試験まで、まだ2ヶ月近くあります。
焦らずに頑張りましょう‼️


最近涼しくなってきたので、体調管理だけはくれぐれもお気をつけください。



keita104mura at 02:52│学習のコツ(行政書士試験) 
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