明治の12年ぶり対抗戦優勝への期待からか、久しぶりに紫紺と白の旗が目立つ国立競技場。早明戦らしいにぎわいのスタンド、そして早明戦らしい攻防となった一戦。

早稲田、逆転優勝のためには3トライ以上取り、大差で明治に勝たないといけないという困難な状況。早慶戦での早稲田の戦いぶりと、一方の明治の前評判の高さを考えると苦しい戦いとなることを覚悟していたのですが。

結果は早稲田快勝。才能あふれるバックスが、そのポテンシャルを遺憾なく発揮。そして、それを支えたフォワードのふんばり。若い1列はスクラムで明治に蹂躙されることもなく、ラインアウト安定、ブレイクダウンも修正。まさに明治フォワードに“1:1”で負けないプレー。そして何と言っても、浅いラインから速く低く刺さっていったタックル、ゴールラインを背負ってのディフェンスでの集中力がお見事。安心して見ていられました。

試合の流れとしては、前半20分までの明治の猛攻を守りきったのが大きい。明治にとってはアイデンティティの証明でもあるフォワード戦で負けなかったことが。明治はフォワードに、スクラムに固執しすぎたとも思います。勝てば優勝なのですから、まずはPGで得点を重ねていくことが大事だったかと。 “フォワードの明治”、“前へ”という思想に殉じた感も。

今日の早稲田を見ていると、「早稲田、強いじゃないか!」と思うのが正直な気持ち。これで良い意味で調子にのって、大学選手権ではその持てる力をフルに発揮していってくれればと思います。有田組、歓喜のときを見せてください!

■関東大学対抗戦 早稲田大学31対15明治大学@国立競技場

歓喜3
有田組、大学選手権決勝まで4試合となりました。ここからが勝負!

村田
村田の突破。このあと坂井へとつないでトライ。強烈な両センターです。

中つる
キレを見せる中つる、中濱の両ウイング。

山中
プレースキックも好調だった山中。軽く見えるプレーさえしなければ。

中田
ゴールラインの攻防。気合いの入った目、ロック中田。

ディフェンス2
往年の早明戦のような悲壮感はありません。今日は盤石の守り。

中濱
中濱がタックルへ。

村田タックル
村田がくらいつく。

金
ルーキー金も強烈に。

ディフェンス1
早稲田が明治に襲いかかる。

スクラム
垣永が気合いの雄叫びをあげたスクラム。

田村
明治スタンドオフ田村も思わず起き上がれず。

キャプテン
大学選手権準決勝での再戦も充分ありえます。

歓喜1
国立で“荒ぶる”を。

歓喜2
有田も“持ってる”はず。今日はだいぶ暴れ始めてくれたような。思う存分、悔いのないように!