猿田峠の西東(11)〜妙見の滝ほか(宗像市)猿田峠の西東(13)〜猿田の天神社(宗像市)

2011年08月22日

猿田峠の西東(12)〜平山天満宮と大師堂(宗像市)

前回平山寺子屋之跡2(「猿田峠の西東(11)〜妙見の滝(宗像市)」からつづく)。

 平山口(宗像市吉留)から旧宮田町(鞍手郡宮若市)に抜ける県道87号(岡垣宮田線)を進むと、右側に新立山(325.7m)登山道に沿った平山集落がある(宗像市吉留字平山)。

 平山集落内の坂道を上り、民家が途切れたところの右に「大師堂」がある(※画像1)。「大師堂」は、かつては「寺小屋」だったという。
 ここは、十一面観世音菩薩・千手観世音菩薩(宗像四国東部霊場第84番札所吉留平山庵)の霊場となっている。
 阿弥陀如来立像と天部形立像(共に檜寄木造、製作年代不明)も安置されているらしいが、見学はできない。(たまに展示会などに出品されることあり)。なお、現在、ここには「大師堂」以外に寺院等はない。

平山天満宮大クス(上から) 新立山は、権現山といわれてきたので、本地垂迹による権現の神号を有する権現山の山麓にあった寺院ということであれば、それは、当然、神仏習合の寺院であったことになる。

 近くに大樟(福岡県天然記念物)のある平山天満宮(※左の画像)があり、神仏習合の神宮寺であったとも考えられるが、その廃絶は明治政府の廃仏毀釈によるものだったのか。

 なお、平山天満宮(祭神:菅原道真)は、永延2年(988)7月宗像大宮司氏能(うじよし)の建立といい、石松一族が管理したという。

 平山集落入口に戻り、上記県道を横切り、農道を歩いて隣の猿田集落に向かった。
 ※次回「猿田峠の西東(13)〜猿田の天神社(宗像市)」につづく。

keitokuchin at 02:41│Comments(0)TrackBack(0)

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