法然寺◆礎和堂・観音堂(大師堂・韋駄聖天堂)等(宗像市赤間)節婦お政(阿政)の墓(宗像市赤間1丁目)

2013年11月18日

赤間「虚空蔵(菩薩)堂」(宗像市)=宗像四国東部霊場24

赤間虚空蔵堂24番  「法然寺◆礎和堂・観音堂(大師堂・韋駄聖天堂)ほか(宗像市赤間)」からつづく。

  赤間には、もう1か所「宗像四国東部霊場第24番札所・赤間虚空蔵堂(本尊虚空蔵菩薩)」がある。

(所在地:宗像市赤間2丁目1)。

  「赤間構口」交差点から県道503号線(町川原赤間線)を少し下ると釣川に架かる「辻田橋」があり、橋の手前の右際に「やきとり志津」があり、その前の路地(釣川堤防道路の下側)の先に「むなかたカーテンセンター」があるが、その手前に建つ小堂宇が「赤間虚空蔵堂」である。

  路地に面して「宗像四国第弐拾四番」と「土佐国東寺霊場」と刻した門柱が立ち、お堂前に「石像」(地蔵菩薩立像修行大師立像)と手水鉢が置いてある。

  虚空蔵菩薩は、弘法大師(空海)とは縁が深く、その虚空蔵菩薩を祈るお堂ということで、ここに、笠を被って行脚中の若い空海のお姿を模した「修行大師像」が置いてあるのかもしれない。

  因みに若い空海が百万編の虚空像菩薩御真言を誦する「虚空蔵求聞持法」を修したのは、室戸岬(高知県室戸市)の海蝕洞窟「御厨人窟」(みくろど)といわれており、ここは、四国八十八箇所霊場の遍路で主要な番外札所となっている。

  ところで、赤間虚空蔵堂には、残念ながら「虚空蔵菩薩像」が見当たらない。須弥檀に安置されているのは、「十三佛の掛け軸」と「弘法大師石像」である。

  ただ、虚空蔵菩薩は十三佛の一で、密教・修験道等の法事等では、その十三番目に虚空蔵菩薩御真言を唱えることがあるので、ここに「十三佛の掛け軸」が掲げてある以上は、「虚空蔵菩薩像は見当たらない」という言い方は正確ではないのかもしれない。
  多分、その意味で、虚空蔵菩薩像に代え「十三佛の掛け軸」の掛け軸を掲げたのかもしれない。古佛像盗難などが相継ぐ時代、嘆かわしいことではある。

  ふと、釣川のすぐ側にあるこの赤間虚空蔵堂の立地を見ていて、当初、ここにお堂を建てた人たちは、釣川の氾濫などからの守護云々を祈念したなのだろうか、との想いが巡ったが、附録等にこの虚空蔵堂の記載がないので、設置は、宗像四国東部霊場が発起された幕末か明治以降のことなのだろうか。

  なお、現在の赤間虚空蔵堂(木造瓦葺平屋建)は、平成元年(1989)5月永島建設が上棟したものだが、堂内を見渡すと、何だか自転車置き場となっている様子もあった。

 ※つづく→「節婦お政(阿政)の墓(宗像市赤間1丁目)」。

keitokuchin at 23:49│Comments(0)TrackBack(0)

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