中ノ尾阿弥陀堂へ(宗像市吉留)福知神社へ(宗像市武丸上原)

2014年09月10日

カメノオ(亀の尾)伊豆本店へ(宗像市武丸)

 前回「中ノ尾阿弥陀堂へ(宗像市吉留)」からつづく。

1カメノオ煙突 10月第三土曜日夜10時から行われる「八所宮」のご神幸のとき、三基の「神輿」が武丸交差点(信号機あり)の北側の道路をまたいで建つ「八所宮一の鳥居」をくぐって、釣川の際(武丸交差点の南側)にある「仮宮」(御旅所)まで下りてくるが、今回の行脚では、武丸交差点から「八所宮一の鳥居」をくぐってすぐの左三叉路まで坂道を上る。
 この三叉路から、左方に「清酒カメノオ」と記した煉瓦製煙突のある清酒「亀の尾」蔵元(合資)伊豆本店(宗像市武丸1060)の建物や、その裏山の麓にある社叢の石垣、玉垣、石塔(宝篋印塔か)等が見える。(※画像1・2)

2カメノオ裏社 以前、この社叢に行く道を見つけることができず戸惑ったことがあったが、何かのときに行く機会ができて、そのとき初めて、伊豆本店母屋を通り抜けて石段を上る以外の道はないことが分かった。
 つまり、この社叢は、伊豆本店の守護仏神を祀る聖地で、鎮座する社祠は、いつでも誰でもが参拝できるという類のものではなかった。

 不動明王を祀る木造社祠と、数基の石祠があったと思うが、当時、鎮国寺から勧請した不動明王なのかとか、宗像三女神、松尾大神(酒神)、貴船神(水神)などを祀る石祠なのだろうかと勝手に思ったりしていたが、詳細は聞いていない。

 ところで伊豆本店HPによると、伊豆本店の主力清酒「大吟醸 亀の尾」は、1989年(平成元年)、11代伊豆善也社長が七年がかりで甦らせた新潟県有数の名酒だという。

 また、伊豆本店の創業は、1717(享保2)年で、「古くから味がいいと評判の地下水で酒造を始めた」とある。
 そういえば、上記石祠の左後方の森の中に、かつて使われていた思える「古井戸と舎屋」があったような記憶もあるが、かつての酒造の水源と関わるものだったのだろうか。
 なお、裏山の森の高所には、誰でも参拝できる「福知神社」が鎮座している(次回記載)。

3くす玉入口 毎年2月10日前後頃に行われている新酒「亀の尾」の酒蔵解放(蔵出し)のイベントのときには多くの来訪者が訪れ賑わうが、普段は静かだ。
 本店駐車場前にある酒蔵入口と、その奥の伊豆家母屋(藁葺屋根あり)玄関の軒に吊り下げてある「久寿玉(くすだま)」が静かに来客を出迎えてくれる。
(※画像3・4) 
 特に、母屋玄関の「久寿玉(くすだま)」には、藁人形の亀が縋り付いており、その様はユーモラスにも思える。

4くす玉母屋  この藁亀は、母屋玄関の「亀の尾」看板(天然木)や酒蔵解放時使用の看板などにも止まっている。

 ふと、母屋に掲げてある「伊豆美沙子」の表札を眺めていて、以前「お酒話題・講師:伊豆美沙子(酒蔵伊豆本店娘)」とある講演会で、伊豆美沙子さんの面白くためになるお酒の講義を笑顔で受けたことを思い出した。
 また、「九州よか店うまか店―至福の味めぐりお薦め108店」(伊豆美沙子著/日本経済新聞社刊)を買って読んだことも思い出した。現在もお元気でご活躍とのこと大慶至極です。

※つづく→「福知神社へ(宗像市武丸)」。

※参照→「旧唐津街道・旦ノ原の井戸(古賀市筵内)」。
※追記:平成30年(2018)4月22日、伊豆美沙子さん(59)は、宗像市長選挙に当選し、福岡県で初めての女性市長となった。

keitokuchin at 01:11│Comments(0)

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