武蔵野市の地域福祉計画策定にともなうお仕事をしていることは、
昨日のブログでもご紹介しましたが、本日も昨日に引き続き武蔵野市役所にて
「関係機関ワークショップ」に臨みました。

                        

今年の10月からスタートした武蔵野市のお仕事、
その経緯は昨日のブログでもご紹介しました。
今日は年内最後の会合「関係機関ワークショップ」でした。

関係機関ワークショップは、武蔵野市内の様々な機関・団体から
ご参加をいただき、市民の皆様で構成されている「地域懇談会」と
同時並行で開催されているものです。

今日は第2回の開催でしたが
前回同様、たくさんの皆様に参加していただきました。

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私は、ファシリテーターというお役割をいただき、
参加された皆さんの進行を務めました。
今日のワークショップで、それぞれに何らかの気づきがあった、
そのように思います。これを受けて、次回さらに深めていきます。


地域というものは、ある意味、色鮮やかな織物だと思っています。
織物は、縦糸と横糸をうまく紡ぎ合わせて作り上げるものですね。
その糸は、色合いが豊富であればあるほど、
できあがる織物は、それだけ鮮やかで素敵なものになります。

地域で暮らす“ひと”も同様に、人生という長い歴史のなかで
それぞれが独自の色を持っています。
そんな“ひと”たちが地域で暮らすということは、
お互いがいろいろな形で混じり合っていることだと思うんです。

そういう多種多様な色合いをもつ“ひと”が、
どのように交流できれば、すばらしい地域ができるのか。
それを考えていくことが、ある意味、地域福祉なのだと思います。

だから、地域福祉を語るときには、けっしてマイナス面だけを
俎上に昇らせてはいけません。
素晴らしい点、誇れる点、輝かしい点をも、
話のなかに盛り込んでいくべきなんでしょうね。

自分たちが暮らす地域を、より輝かしいものにしていくために、
一人ひとりが、色鮮やかな糸として活き活きとした人生を送る、
それこそが究極の福祉のまち、なのだと思います。

年内の会合は今日が最後でした。
年明けは、さっそく1月5日に打合せが入ってきます。
一歩ずつ、しっかりと前に進めていきたいと思います。