吉西福祉の会・武蔵野市民社協・武蔵野市共催の
「地域福祉懇談会」が開催され、
盛況のうちに修了しました。
弊社にとっては、
平成23年度に入って最初の研修会でした。
地域福祉計画は、
平成12年の社会福祉事業法等の改正に伴い、
社会福祉法上に位置付けられました。
武蔵野市では、これまで
平成4年、平成14年、平成18年に
「福祉総合計画」を、
そして平成21年には「健康福祉総合計画」を
策定実施してきました。
このたび平成23年度中に
第5期の「健康福祉総合計画」を
立案することとなっています。
それにともない、住民参加型による
意見の集約を図るため、
昨年の10月以降、
武蔵野市の大野田地域と四小地域の２か所で、
先行して「地域懇談会」が行われました。
弊社も微力ながらお手伝いをさせていただき、
昨月末に報告書が完成したところです。
現在は、上記の２地区以外でも、
適宜地域懇談会が開催されていますが、
このたび、吉祥寺駅周辺のエリアである
吉西地域でも地域福祉懇談会を
開催することとなり、
そのファシリテーターを仰せつかりました。
午前9時前、
吉祥寺駅前からムーバスを利用して
吉祥寺西コミセン入口前で下車しました。
道路を一筋入った場所に、
今回の会場となる
吉祥寺西コミュニティセンターがあります。
吉西福祉の会（地域社協）、
武蔵野市民社協、そして武蔵野市の
皆さんが準備を進め、
午前10時に開会となりました。
冒頭、吉西福祉の会会長の
村岡克枝さんからご挨拶がありました。
今回の地域福祉懇談会には、
主催者のご尽力もあり、
50名を超える参加がありました。
まずは私から会場の皆さんに、
基調講義をさせていただきました。
続いて、
「日常生活の中で困っていること、
課題だと思っていること」を
自由に書き出していただきました。
ついで、互いの意見を共通するもので整理し、
内容を固めていきました。
全員で話し合いながら、
イメージを模造紙に描き起こしていきます。
各グループとも、創意工夫をこらし、
素敵なイメージ画ができあがりました。
第１グループ
第２グループ
第３グループ
第４グループ
第５グループ
第６グループ
第７グループ
地域福祉計画を作るということは、
武蔵野市で生活をしている
一人ひとりが、自分たちの課題として
いろいろ考えていくということです。
今回参加された皆さんは、
それぞれに自分の課題をしっかりと持ち、
お互いの意見を十分に交換されました。
私にとっても、この半年間のお仕事は、
心に残るものでした。
そして様々な課題を肌で感じて、
少なからず、皆さんとご一緒に
歩むことができたように思います。
武蔵野の桜は満開になっていました。
このお仕事に携わった冬から、
季節は春に移っていました。
これを機会に、より一層、
地域福祉の輪が広がることを望みます。
皆さん、たいへんお疲れ様でした。
