本日夕方、気分転換も兼ねて映画を観てきました。
『忍たま乱太郎』です(笑)
夏休みシーズンの映画館は、
子ども向けの映画が目白押し。
『忍たま乱太郎』もさぞかし・・・
と思いきや、意外にも大人が多かったです。
それもそのはず、
『朝日小学生新聞』に連載されて早や26年目。
NHK(Eテレ)での放映も18年になるそうです。
今日来ていた大人たちも、
当時は子どもたちだったわけですね。

この映画の主演は子どもたちです。
画面いっぱい、所狭しと暴れまわっていました。
気が付いたらエンディング。
あっという間に時は過ぎたのですが、
エンディングロールの背景に、
撮影の合間のオフショットがたくさん流れていました。
いわゆるサービスカットという類のものです。

その中に、主人公の乱太郎が全速力で走るシーンで、
本人が前に進むのではなく、土台を大きな円盤状にして、
回転舞台の要領でクルクル回して撮影しているシーンが
オフショットで撮られていました。

関心したのは、その土台の回転舞台を、
10人近い大人(大道具さん)が、
汗だくで一生懸命回しているという場面でした。

何十人、何百人という人たちが、
映画を完成させるために、一生懸命に取り組んでいる姿。
本来は画面に出てこない人たち、いわゆる裏方さん、
黒子さんといわれる人たちですが、
この人たちがいなければ、映画は完成しません。
縁の下の力持ちなくして、
素晴らしい作品はできないですね。

今、私がさせていただいているお仕事も、
主人公である受講者の皆様を、
主催者様といっしょにどのように支え、
どのようにバックアップすればよいかを、
日々考えています。

研修会という空間も、
実は全員の力が合わさってこそ、
成功に導かれるもののように感じます。

『忍たま』を観て、大笑いをしながらも、
大笑いできる作品に仕立て上げてくれた
数多くのスタッフの力に、心底感服しました。

私も、かくありたい、と思いました。