本日無事修了しました。
(9月13日 火曜日)
まず最初の研修会は、群馬県民生委員児童委員協議会様主催、
「平成23年度 単位民児協会長研修会」です。
県内の法定単位民児協会長を対象に、
年に一度開催されているものですが、今回は同時に、
郡市町村民児協事務局研修会も兼ねていました。
昨年12月1日の一斉改選にともない、
群馬県内では4000名を超える民生委員・児童委員が
日々活動していらっしゃいますが、その約4割が新任の方です。
また法定単位民児協会長は182名にのぼりますが、
そのうち105名が新会長です。中には新任で新会長という方も・・・。
そのようななか、今回の研修会には160名を超える会長と
20名を超える事務局担当者が一堂に会しました。
東京・上野駅から一路新幹線で高崎へ。
途中車窓からは、“夏の”雲が・・・。まだまだ暑い日中でした。
高崎からJR上越線で渋川に移動です。
節電対策の一環もあるのでしょうか、
列車のドアは手動で開けます。
最初わからず、しばらくドアの前で佇んでしまいました(苦笑)
お昼前に渋川駅に到着。
瀟洒な佇まいの駅舎。
ここからタクシーで伊香保温泉郷に移動です。
今回の会場となったホテル天坊。
伊香保温泉でも最大級のホテルで、800人以上が宿泊できます。
お向かいには「竹久夢二記念館」がありました。
残念ながら観る時間はありませんでしたが・・・。
ホテル入口には、秋を想わせる飾りつけ。
私たちを温かく迎え入れてくれました。
午後2時開会。
まず群馬県立小児医療センターと東毛若者サポートステーションから
機関紹介がありました。民生委員・児童委員にとっては、
貴重な“つなぎ手”の紹介です。
そして午後2時30分から弊社が登壇いたしました。
今回のテーマは「会長に必要な資質とは何か?」。
サブテーマとして『加点法主義でいこう!』を加えさせていただきました。
前半は基調講義としてお話をさせていただきました。
スタート時点からグループに分かれ、
自己紹介を済ませた皆様は、お互いに話し合いながら
メモをとる姿も見受けました。
今回は会長が対象ということもあり、
具体的な課題解決技法のひとつでもある“インシデントプロセス”を
採用させていただきました。
当日に臨むあたり、事前に課題をワークシートに書き、
持参していただきました。
各自が持ち寄った事例を、まずはグループ内で紹介し合います。
そのうえで、一事例だけを採用し、
インタビュー形式で内容を確かめていきます。
会長職の皆様と事務局の皆様も、採用された課題については、
ご自身の日頃の課題ともオーバーラップする部分が多かったようです。
インタビューする側も、事例を提供した方も、
次第に体が前のめりに。どんどんメンバーの距離感が狭まってきます。
休憩については、グループごとに進行速度が異なるため、
グループ単位で任意にとっていただくこととしました。
しかしながら皆様、熱心に討議するあまり、
なかなか休憩を取られません。
私の方が逆に心配になってしまいました。
一人ひとりが聞きたいことを、もれなくインタビューしていきます。
初日はあっという間に時間切れとなってしまいました。
討議の続きは翌日に持ち越しです。
初日の夜は、全員宿泊ということもあり、夕食会で話の花が咲きました。
(9月14日 水曜日)
午前9時より演習再開。昨日の続きとして、インタビューが始まりました。
一定時間のインタビューが修了した後、
事例提供者を除く全員で、解決方策を考えました。
時折私もお手伝いをさせていただきました。
解決方策とあわせて、会長(事務局)として臨むべき姿勢を
文章にしていただきました。
これらの成果物は、すべて壁に貼りだしていただきました。
研修会の締めくくりとして、展覧会方式での発表が始まります。
他のグループの成果を熱心に読み取り、
なかにはしっかりとメモに書きとめる姿も。
こうして無事2日間にわたる研修会は無事修了しました。
「一期一会」ならぬ、「一期多会」。
これをご縁に新しいネットワークが広がることを期待しています。
主催者様と一緒に参加された皆様を見送りました。
片づけもすべて終わり、主催者様の車に乗せていただいて
移動することとなりました。
あいかわらず、真夏のような入道雲があちらこちらに。
せっかくの機会でしたので、伊香保温泉名物の石段街に寄りました。
この石段は、なんと1576年に完成したもので、360段以上あります。
湯煙の温泉街に情緒あふれる風景です。
コマーシャルや旅番組で、何度となく出てくる場所です。
車の中からでしたが、記念写真をパチリ。
そしてこの日は、前橋市に移動し、翌日の研修に備えるため
宿泊することとなりました。
(9月15日 木曜日)
群馬県最終日となったこの日。
群馬県社会福祉協議会様主催の
「平成23年度 福祉施設等指導的職員研修」に臨みました。
このプログラムは、全国社会福祉協議会が開発した
「福祉の職場研修担当者研修会」をベースに開催されているものです。
実は私が全国社会福祉協議会に勤務していた頃、
インストラクターとしてお伺いしたことがあるのですが、
それからもう10年近い月日が経ちました。
久々に登壇する研修会となりました。
新前橋駅。
ここは詩人・萩原朔太郎ゆかりの駅でもあるそうです。
会場となった、群馬県社会福祉総合センター。
私にとっては懐かしい場所です。
今回参加されたのは、群馬県内の社会福祉関係者。
特に指導的な立場にある人や研修担当者、約110名でした。
福祉施設等における職場研修のあり方について、
まず午前中は基調講義をさせていただきました。
職場研修のあり方や考え方、進め方等を説明します。
午前中の基調講義が修了し、お昼休憩に入ったあたりから、
グループが活性化し始めました。あちらこちらで笑い声があがり、
一気に緊張がときほぐれてきたようです。
私が案内された講師控室には、
のど飴やウェットティシュがさりげなく置かれていました。
主催者様の思いやりを感じ取りました。
午後からは、「理解促進討議法(CCテスト法)」による
グループワークです。
まずは50問の設問に取り組んでいただく個人ワーク。
会場がシンと静まりました。
その後、グループで設問の解答について議論しました。
それぞれの職場での経験値をもとに、
皆さん積極的に話し合ってくださいました。
最後は正解と解説を私の方からさせていただき、
午後4時に修了しました。
皆様は明日もう一日研修会が続きます。
今日は疲れを残さないようにゆっくり休んで、
明日に備えてください。
皆様たいへんお疲れ様でした。
(番外編:この町の工房)
この町にもありました!
社会福祉総合センターの目の前のビルにこんな看板が!
一気に親近感がわいてしまいました(笑)
夕方、高崎から新幹線に揺られて帰社したわけですが、
高崎駅で、これまた懐かしいお顔に出会いました。
幸せを呼ぶダルマさんたちです(笑)
今回は3日間に渡る群馬県出張でした。
私にとっても、思い出に残る旅となりました。